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生命保険の契約内容変更方法と保険の見直しについて
- 現在35才の女性です。18年前に加入した生命保険の保険内容を見直すかどうか迷っています。結婚の予定がないため、保険を解約して新たに別の会社の保険に入るか、現在の保険会社に内容変更を依頼するかを検討しています。
- 現在の保険は普通終身保険で、死亡と災害死亡のみの保険金が出ます。ガン死亡や女性疾病入院の保障はありません。若い頃はこの内容で問題ありませんでしたが、現在では役立たないと感じています。
- 保険を見直す際に考慮すべき点として、支払い金額や健康診断があります。新たに保険に入る場合、支払い金額が高くなる可能性があり、健康診断も必要です。保険会社に内容変更を依頼する場合、保険料の見直しや保障内容の追加が可能ですが、十分な保障を得られるか慎重に判断する必要があります。
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生命保険専門のFPです。 ご質問をお読みしていると、基本的な誤解があるような気がしたので、 まず、そちらから。 普通死亡とは、病死、事故死に関係なく、「死亡したら払う」という ことです。もちろん、がんで死亡したときも支払われます。 例外は、死刑ぐらいです。 災害死亡とは、病死では払いませんよ。ということです。 交通事故などの事故で、事故日から180日以内に死亡した場合に 支払います……ということです。 普通死亡保険の特約として付いている場合が多く、 両方の保険金が出ます。つまり、ダブルで支払を受けられます。 医療保険…… がんも女性疾病も病気です。入院したら、入院給付金が支払われます。 では、なぜ、がん保険があるのか? それは、通常の医療保険では、入院日数に制限があるが、 がん保険には、日数に制限がない。 また、診断給付金など、がんとなると、高額の保障が得られる。 そして、がんは、早期発見に失敗すると、百万円単位の費用が かかる病気だからです。 女性疾病は、医療保険の上乗せです。 子宮筋腫で入院したら基本契約から5000円。 女性疾病の上乗せでプラス5000円の合計1万円…… という保険のことです。 女性疾病保険でなければ、子宮や乳房の病気が保障されない というわけではありません。 という基本をまず、押さえて置いてください。 医療保険は、終身保険の特約として付加されているのでしょうか。 それならば、この機会に、単品の保険に契約することを検討しても 良いと思います。 そもそも、保険は目的が重要です。 医療保障と死亡保障は、目的が異なりますから、保険も別々にするのが 基本です。 また、保険とは、万一の保障をするものです。 医療保険の場合、長期入院する確率は低いですが、 実際に困るのは、長期入院したときです。 健康保険には、高額療養費制度があり、ある月(1日~末日)の医療費の 上限が決められていますが、これも万能ではありません。 http://www.sia.go.jp/seido/iryo/kyufu/kyufu06.htm まず、先に述べたように、月の末日で締め切られるので、月を跨ぐと、 それぞれの月で計算することになる。 レセプトごとの計算になるので、同じ病院でも、産婦人科と外科を同時に かかれば、それぞれ別々の計算となり、合算されない。 例えば…… 乳がんの担当は外科ですが、 子宮に転移すれば、婦人科が出てきますし、 放射線治療を受ければ、それは、放射線科です。 腫瘍内科の先生が、抗がん剤治療をすれば、それは内科。 それぞれ別々に計算します。 一つの科の限度が8万円だとしても、4科にかかれば、32万円が 自己負担の限度額となります。 まずは、何の為に保険に契約するのか、ということを考えてください。 特に、独身の方の場合、入院されると、身の回りの世話を誰がしてくれるのか という問題が生じます。 誰もいなければ、お金で解決するしかありません。 これが、高齢になると、誰が介護をしてくれるのか、という問題になります。 ご参考になれば、幸いです。
その他の回答 (2)
他の方がおっしゃるように、この保険は予定利率の高かったお宝保険の可能性があります。 保険会社に予定利率がどのくらいが確認しましょう。 そのうえで、 1)医療特約など特約だけ解約し、普通終身の本契約だけ継続する。 2)特約は解約、普通終身の本契約部分は払い済み保険にする。 つまり、割の良い長期の定期預金と思って残しておくわけです。 ガン死亡ですが、普通死亡にくらべて割増保険金がないだけで、出ないわけではないですね。 あなたの場合には、養っている人がいるわけでないので、亡くなった場合には、葬儀代くらい出れば十分ですね。 医療保険ですが、別に女性疾病だから他の疾病よりも治療費がかさむわけではないです。 あなたがギャンブル好きなら特約をつけても構いませんが、基本的に負けるギャンブルですので、おすすめしません。 入院保障も今は長期入院させないのが医療現場の常識です。 また、1日目から保障つけたものは保険料が高くなりますね。 ちなみに、あなたが今から60歳まで医療保険に加入したとして、払い込み総額はいくらになるでしょう。 たぶん120日くらいは入院しないともとがとれないと思いますが、現状120日も入院する可能性は相当低いです。 ガン保険については、今の主力はガン発見時に一時金として何百万か支払われるものです。ガン治療は今や外来通院ですることが多いです。 あなたの場合には、病気になって仕事を失った時に、当面のお金としての一時金があると安心だと思います。 あと、高額療養費還付制度という公的健康保険の制度も勉強しておきましょう。
お礼
生命保険なんてお金捨ててきただけだったなーと思ってましたが、勢いで解約してしまう前に 教えて頂いてよかったです。実は保険証書も実家の母が保管したまま見たことないので、 近々取りに帰って、きちんと勉強して確認したいと思います。ありがとうございました。
- FEX2053
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保険の場合、基本的には「契約変更をする」=「その時点で満期用に留保されている金額を持ち込んで新規に契約する」ということになりますので、同じ会社で変更する場合も、他社に乗り換える場合も有利さは基本的に同じです。 35歳だと、いわゆる「料率」的にはまだ十分若いので、同じような契約をする限り保険料はそれほど高くはありません。乗り変え時と言えば乗り変え時です。ただし18年前というと、未だ保険の「予定利率」が十分高かった時代の契約かもしれません。保険証書をよく読み、「予定利率」が結構高ければ、何とかしてそのまま継続した方が満期保険金が意外に高く貰えるかもしれませんよ。そのあたりは担当外務員や、保険のコンサルタントに言えば、有利な継続方法を考えてくれると思います。 ちなみに、生命保険は「ネット系の方が、一般的な保険会社の契約より確実に安い」ですが、ネット経由だとそういう「継続方法の検討」も自分でやらなきゃならない事には注意して下さいね。
お礼
保険会社の方を呼べば全て済むことなのに、呼ぶとそのままセールス押し切られそうで こちらで質問してしまいました。何も知らずに解約しないでよかったです。再度証書を確認して勉強してみます。ありがとうございました。
お礼
ほんとに無知でスミマセン…。ご察しの通り誤解してました。お恥ずかしい。 高額療養費制度、最近よく「知らないと損する!」みたいな番組で耳にしますが、 ちゃんと理解してませんでした。この機会に、保険がどういう物なのかちゃんと 合わせて勉強してみます。ありがとうございました。