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脳性麻痺の子供でBiPAPを使用中なのですが、さいきんよく外れてSPO
脳性麻痺の子供でBiPAPを使用中なのですが、さいきんよく外れてSPO2の低下が目立つということで受診された患者様がいます。中枢性睡眠時無呼吸の合併の可能性があるのですが、BiPAPとエアウェイを併用することで対処することは可能でしょうか? あとORAPというものについてご存じだったらご教授ください。
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お答えします。 ※けれども「中枢性」睡眠時無呼吸(オンディーヌの呪い症候群)であれば、気道の確保では対処できません。人工呼吸器を外れないように装着する工夫をするしかありません。 詳細はわかりませんが、マスク使用により BiPAP を使っているのでしょうか? 外れた場合に上気道が閉塞気味となる状況と思います。つまり、BiPAP をつけない状態では顎や咽頭の形状のために空気の通り道が確保できないのですね? 気道に閉塞傾向があるのであれば、エアウェイの装着はひとつの方法です。よく使われているチューブ状のエアウェイがうまく固定できればよいですが、舌とかを使って出してしまうことも多いです。また一般的な ORAP は口腔内に入歯のような器具を入れて、下顎の位置を前にずらし、気道を広げるものです。 エアウェイも ORAP も装着時の苦痛が若干なりともあるので、脳性麻痺のお子さんだと嫌がってつけてくれない(傾眠時にはずしてしまう)こともしばしばです。 エアウェイ+BiPAP の対応でも理屈としてはよいのですが、要するに、子供さんが苦痛無くあるいは理解して装着を続けてくれるかどうか、によります。 咽頭への刺激があるエアウェイよりは ORAP のほうがまだ苦痛は少ないかもしれません。 けれども、いずれにせよ器具ですので、外れてしまえば同じことです。 今後の長期的なことを考えれば、咽頭部分の形成術などで気道を広げることは可能です。 いずれにしましてもかなり専門的な対処ですので、その道の医師に相談されるのがよいと思います。
補足
マスク使用により BiPAP を使っております。咽頭の形成術とは両側口蓋扁桃摘出+UPPP、舌根扁桃焼灼などでしょうか・・・。ひとまずBiPAPをはずれないように工夫する必要がありそうですね。わかりやすい説明ありがとうございます!!!