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人生について悩む20歳男性の悩みとは?
- 20歳の大学2回生の男性が自分の性格や人生に悩んでいます。理屈っぽい性格で瑣末なことで悩んでしまう彼は、虚無観や厭世観に支配されて辛い思いをしています。しかし、原因は分からず解決の兆しも見えないため、困惑しています。
- 質問1では、中島義道先生の本に共感し、ギリギリのところで生きていくしかないと思える反面、この生き方を半世紀以上続ける自信がないと悩んでいます。経済情勢の厳しい現代でこのような生き方ができるのか、回答者の意見を聞きたいと質問しています。
- 質問2では、性欲を感じる一方で、片思いをしている女性との接し方に悩んでいます。自己嫌悪に陥るため、その女性から自分を変えるべきだと言われると思い、愛されることが無理だと感じています。彼はどのように女性と接すればいいのか、自分を曲げる必要があるのかと質問しています。
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はじめまして! 僕の楽天主義では参考になるかどうか分かりませんが、真剣に書きます。 まず、1の質問 ご質問者様は、虚無感や厭世観、不条理の持つ魅力に惹かれつつも、それらに全てを同調する事が出来ずにお悩みなのですね。 この世の出来事は、全て苦しみに繋がっています。これは事実でしょう。 人間は自分の未来に死を発見してしまった。 生まれたが最後、死ぬしかない事を知ってしまった。 これは誰もが平等に持つ心の苦しみでしょう。 平等のものって、「時間」と「死」と「老い」位しか思い付きません。 平等と言うのはすごく魅力的ですよね。救済されます。 どんなに良い人も悪い人も、金持ちも貧乏も、イケメンもブサイクも。 みんな平等に、死は全てのものを優しく甘受してくれます。 死は全てのものに与えられた真の平等を約束しています。 死は甘く神秘的なものかも知れません。虚無もそうでしょう。 人間は不平等だと言う人もいます。 でも平等に与えられているものがちゃんとあったのです。 しかし、それに呑まれてしまって本当に良いのでしょうか? この世を生きる事で、本当に満足を得る事が出来ないのでしょうか? また、その確証は本当にあるものなのでしょうか? 諦めてしまって本当に良いのでしょうか? 虚無感や厭世観は「死を愛する事」に繋がると思います。 死を愛する人は、実はこの世界には沢山います。 でもせめて、生きていられる間だけは「生きる事を愛する」事に挑むべきです! 人間の魂が求める「不死」の神秘を発見する事です! 平等にこの地球に生まれたのですから! 人間の悩みの生まれる根本的な分析をします。 人間には意識している領域と、意識出来ない無意識の領域があると考えます。 無論、人間が意識出来る領域は小さいと考えます。 心の中で「心臓よ止まれ」と思っても心臓を止めることは出来ません。 「爪よ伸びろ」でもいいかもしれません。傷も勝手に治ります。 体のほとんど全ての機能や現象は無意識のブラックボックスの中です。 また、今まで生きてきた事で得た経験、情報は無意識領域に刻まれて絶対に失う 事は無いと思います。 ただ思い出せないだけなのです。 そして一人の人間の中には、意識の中の「意志」と無意識の中の「意志」があります。 一つの体の中に2つの意志があるのです。この意志同士の喧嘩が悩みの根源なのです。 意識の領域だけが自分の「意志」ではないのです。 無意識の領域の「意志」もちゃんとあるのです。でもそれは無言の「意志」なのです。 悩みを持つと、胃が痛くなったり、気分が悪くなったり、脈拍がおかしくなったりと、ありとあらゆる体の変調をきたす事がありますが、あれは、無意識の意思による無言の抵抗なのです。 ご質問者様が生まれて、今ここに生きている全ての時間、無意識の意志が「生きろ生きろ」と心臓を鼓動させています。正直に真心を持って他者と接しなさいと応援してくれているのです! 生きる事は素晴らしい、自分には価値があると体の中の無意識は感じています! そのことに逆らうから、悩みが苦しみを産むんです。 無意識の中に宿る真理は、生きる事への「絶対肯定」に他なりません。 自分に生きる価値がある様に、全てのものは生きる価値がある! それを認めて、受け入れて。素直に仲直りしなさいと、無意識の意志はそう思っています。 意識の領域でそれに気づき、受け入れる事で悩みから開放されます。 厭世観からご自身を開放するには、こういう考え方が必要だと思います。 頭で考えるような事よりも、ご自身の体の温もりを感じる事の方がよっぽど真理に近いと思うのです。熱い血潮は生きる為にあるのです。 次に2の問い 自己嫌悪に陥るのは、性欲と恋愛を結び付けているからだと思います。 きっと、正義感からご自分の下心を恥じていらっしゃるのだと思います。 しかし、性欲であれなんであれ、人間は人を好きになる為に生まれて来たのです。 好き等の何かを感じる事が出来る奇跡が人間の心の中に起きるのは、やはり無意識の領域の仕業でしょうね。 人を好きになる力はその結果、人間を産み出す素晴らしい力ですからね! この力を得る為に、ご自身の考えを変えなければならないと感じたら、素直に従いましょう。 愛されるまでは、ただの人です。 まだ人間にもなれません。 誰かを捜し、誰かを見つける事です。 毎日を楽しく、笑顔を忘れずに。心をおおらかにしてご自身が感動できる何かを探して下さい。 理屈ではなく、ご自身が感じた素晴らしい感動をお話のネタにしてみては如何ですか? 長文になって本当にすいません。 毎日楽しく生きてくださいね♪ ご参考まで。
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- PussinBoots
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40代既婚・男です 1.>不幸を噛みしめながら、ギリギリのところで生きていく >この様な生き方を目指して大丈夫なんでしょうか。 貴方が将来死ぬまで天涯孤独であればこのような生き方もアリだと思うし可能だと思います。 しかし、老いて行く両親の存在、今後授かるであろう妻や子供の存在がそういう生き方を許さないでしょう。本当にそういう生き方をするには相当な決心とそれを許してくれる環境と境遇が必要です。ある意味、とても贅沢でワガママな生き方です。人間って上を見て(上昇志向で)生きてても良くて現状維持で運が良ければ登り詰めます、しかし下を見て(下降指向で)生きているとドンドン落ちていき、一旦落ち始めると生活保護やホームレスまで真っ逆さまで復活は絶望的になります。 2.>着飾った私が大嫌いで~~~私はこれからどのように(好きな)女性と接すれば... 気になる女性の前で着飾らない男なんていません、生物学的に言うと気になるメスの前でアピールしないオスはいません。女性の前で背伸びするのは当然のことです。目一杯着飾って背伸びしていいんですよ。貴方がどんなに着飾って背伸びしても、多くの女性は本来の貴方の姿を見抜く力は本来的に持っているし、着飾って背伸びしている姿を「私のために頑張ってるなー」と受け取ってくれます。 着飾って背伸びした滑稽な自分を自己嫌悪するのは、当方のように青春期を過ぎたオッサンが「あんときゃ滑稽だったけどガンバッテたなー」と懐かしむネタ程度でしかありません。 >「変わってて、理屈っぽい」だの言われ 女性は理詰めの話をとても嫌います。着飾って背伸びするにしても「賢い男」の方向に背伸びすると間違いなく嫌悪されます。 どういう方向に着飾って背伸びすれば女性のハートと掴めるかはトライ&エラーで研究してください。
お礼
>本当にそういう生き方をするには相当な決心とそれを許してくれる環境と境遇が必要です。 確かにそう思います。自己中心的な生き方で、周囲に迷惑をかけてしまうでしょう。そしてそんな生き方に躊躇いを感じているのも事実です。でも他に納得できそうな生き方が見つからないことに悩んでいます。 >多くの女性は本来の貴方の姿を見抜く力は本来的に持っている 女性のそういった優しさに感謝することが大切なんでしょうね。 >女性は理詰めの話をとても嫌います これは常日頃感じています。こんな性格ですが、せめて女性に対してはおおらかな心を持って接するのが大切なのかなと思いました。 ご回答ありがとうございました。
自分も以前似たような考えをしてました。 人生を損得勘定すると良いことは一瞬、悪いことは長くトータルで考えても先が見え、何が楽しいのか。普通のありきたりで考えたら結婚して子供が産まれ子供が小さいときは可愛くて仕方ないかもしれないが生意気になるのもあっという間。 金がかかり自分の楽しみも奪われしばらくすると孫が産まれ。 何が楽しいのか。何の得があるのか。小さい頃に描いていた理想とは大きくかけ離れこれ以上何を望むのか。 周りは理屈で説明されないと納得しないから理屈で説明すれば理屈っぽいって言われる始末。 結論からいいますとそれは若いときに思うことだったのかなと思います。 もっと年齢が重なると意思が強いと納得してくれます。 心も機械的で空気が悪くならないようにしてた時期もありました。 だけど、ふと自分の価値、必要性を考えたとき人が喜んでくれることを考えました。 気持ち的にはどうしようもない連中に愛の手を差し伸べる感じでしたがそこから始まった相手が喜んでくれること。少しずつ頼られることが増え生きてる実感が生まれました。 先のことを考えると誰しもが不安だしこんなもんかと思ってしまうことってあると思います。 逆にいろいろ先が見えてるであろうchessboard さんならそんなとこから始めてもいいのでは? 実際人生を過ごすと予想とはるかに変わります。そういった思いやりを考えてみてもいいかと思います。 すると自然とchessboard さんを必要とする人は増えるし自分が必要とする女性も現れるかと思います。 あまり参考にならないかもしれませんが虚像を作ったってそれも自分なんです。 そのうち自然と自分を出したい相手も現れます。 頑張ってください!
お礼
>結論からいいますとそれは若いときに思うことだったのかなと思います。 今の悩みは青年期特有の悩みで、いつか解消されるだろうと思う反面、実は一生悩み続けるんじゃないかなとも思っています。 これから年齢を重ねていき、どのような未来になるかわかりませんが、懸命に生きていきたいと思いました。 ご回答ありがとうございました。
お礼
>死は甘く神秘的なものかも知れません。虚無もそうでしょう。 なるほどと思いました。平等さに魅了されているかもしれません。 >悩みを持つと、胃が痛くなったり、気分が悪くなったり、脈拍がおかしくなったりと、ありとあらゆる体の変調をきたす事がありますが、あれは、無意識の意思による無言の抵抗なのです。 ここ数日は朝目覚めると動悸がするようになりました。理性との葛藤で、少し疲れているかもしれません。自然のうちに湧き上がる感情を大切にしたいと思いました。 masasiroさんの回答を読んでいたら、昔少し読んだ、ニーチェを思い出しました。 ご回答ありがとうございました。