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透明水彩でのイラストについて
透明水彩でのイラストについて 簡単にいうと…画面にメリハリを付けるには どう色をおけばいいでしょうか? もしくはどう明暗を分ければいいでしょうか?
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- watercolors
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1)エッジをハッキリさせるということ。 つまり水彩の長所であり特徴である暈しを押さえる。 2)色の強弱をハッキリさせる。 コントラスト、色調(補色)、色の省略(階調飛ばし) 前者の方法がより効果的ですね。 後者はセンスも必要ですから慣れるしかないでしょう。 前者は、透明水彩の長所を消してしまいかねない技法ですが要所要所でメリハリを付ける為には必要なものでしょう。 透明水彩ではウェット・オン・ウェットがメインな技法ではありますが、画面が乾燥した状態での細かな描き込みは仕上げの段階では重要ですね。 ただし、やり過ぎはせっかくの透明水彩の長所を消してしまいます。 なにごとも程々というものがあるようです。
- gldfish
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簡単に言うと・・・意図的に色の「偏り(塊)」を作ることです。 例えば、赤と青が全体の基色となっている絵があるとします。そこで、赤は赤、青は青で固めて、それぞれが塊になるように配色します。完全に赤と青の領域を切り離すという意味ではなく、ここは赤が比較的多い領域、青が比較的多い領域・・・という部分を作るのです。 逆に、偏りを作らず赤と青を全体的に均一に散りばめた場合、メリハリはなく「全体が1つの色柄(赤と青)」のような印象になります。つまり、永遠に続く模様のようなものとでも例えればいいでしょうか。 これは、色合いに限らず、陰影(明暗)にも言えます。陰影の固まっている部分、明るい部分・・・という風に領域を分けると、1つの絵として見た時にメリハリが出ます。 似た色は意図的に近くに配色する等して、「色の塊」を意識して作ってみてはいかがでしょうか。 これがもっと上級者になってくると、彩色する前の下描き段階から、出来上がりの色合い(どこに色や陰影の塊を作るか)まで事前に大まかに考えながら線画を描くということも必要となってきますね。 まぁこれに限らず、絵においてかなりのウェイトを占めるのは、「パッと見の全体像」です。これだけは常に忘れずに製作すれば、美しく、かつ人を引きつける絵に仕上がり易いと思います。