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仙骨、背骨を骨折しました。療養中の注意事項などを教えて下さい
3週間前交通事故で腰を打ち、仙骨骨折全治3週間と診断されました。自宅療養していましたが、3週間経って背骨も骨折していることが分かりました。コルセットをはめ、後1ヶ月自宅療養の予定です。軽い家事はいいとのことで、炊事、洗濯などはしています。背骨の骨折ということで、完全に治るか、後遺症が出ないかとても心配です。専門家の方、経験者の方がいらっしゃいましたら、経験談、療養中の注意事項などを教えていただければ助かります。50代女性です。
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それでは、順番にアドバイス等を; 1.骨という非常に堅いからだの重要組織さえもが折れるような衝撃をうけられたのですから、当然、その衝撃、そして、折れた骨から周囲の組織へのダメージというのは大きいものです。レントゲンで異常が見つからないのに骨の周辺に痛みがある場合、周辺組織や筋肉が痛んでいることが比較的多いですネ。湿布やスプレータイプの鎮痛剤を用いると一時的な効果はありますが、根本的な治療ではありません。また、時間はかかりますが、通常は後遺症としてずっと残るものではないと思われます。 鞭打ちの後遺症が忘れた頃に現われることもありますが。 2.カルシウム等についてはyoda老師がすでにお答えのとおりです。ただ、カルシウム剤の摂り過ぎは結石などの原因となりますので、適量を摂るように心がけてくださいネ。 3.姿勢矯正具の利用は辛いと思いますヨ。勿論よい姿勢、まっすぐな姿勢というのは理想的ですが。長時間着用するのでしたらサラシを用いることをお勧めします。既製品の矯正具とは異なり、サラシの場合、固定したい部分だけを各自の体型に合わせて締めることができますから。巻くときはきつ過ぎないように注意してください。 4.最も痛みを感じない態勢で寝るのが一番です。痛みが強くなる寝方ということは、患部を刺激していることを意味しますから、避けましょう。横向きにクッションを足にはさんだ、いわゆるシムスの姿勢なんかも良いかも知れません。 5.イスとは、腰に大きな負担をかける足の休息用道具です。苦痛を感じない姿勢で、また、猫背にならないという条件であれば、問題はないでしょう。けれども、落としたものをイスに座ったままで拾うのは辞めましょう。また、体を斜めにして手を伸ばしてものをとるのも。面倒臭くても、立ち上がって、垂直・水平です。 もちろん、パソコンデスクとイスの高さのバランスやモニターの高さと距離の調節はしてくださいね。 *よい姿勢をオリンピックの体操選手のフィニッシュ姿勢と勘違いしている方がおられますが、あの姿勢は、不自然極まりない、体にとって非常に悪い姿勢ですので、真似をしないで下さいね。
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- yoda
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御免なさい。書き忘れました。 何か物足りなさを感じていたのですが、 先ほどの「カルシウム」の所で、不足した情報があります。 それは、 カルシウムが不足すると骨が弱くなるとともに、骨の形成にはカルシウムの他にビタミンDと書き込みましたが、「マグネシウム」も必要です。 マグネシウムが不足するとカルシウムは骨になれず、カルシウムだけを多く摂ると筋肉のけいれんなど弊害が起こり易くなります。 ナッツなどの種実類や大豆製品・魚介類・そばなどに豊富に含まれている「マグネシウム」も、積極的に取り入れるようにしましょう。
お礼
yoda様とても参考になるホームページを教えていただきありがとうございます。プリントアウトして冷蔵庫に貼りました。この表を見ながら、組み合わせて献立を考えたいと思います。ひじきは好きで以前はよく作っていました。手が掛かるもので、最近は怠けていましたが、復活させます。小松菜はゆでずに使えるのでいいですね。ほうれん草も最近は冷凍がありますし、忙しくてもすぐ使えます。納豆、凍り豆腐も好きなので、常備しようと思います。マグネシウムが必要なこと、よく分かりました。
- yoda
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教授が戻って来るまでの気休めに、補足について 1.事故の状況が解からないので、なんとも言えませんが、骨折をする位の強い衝撃を前進に受けている訳ですから、後から、何らかの症状が出て来る事は、多々有ります。どんな些細な症状も逐一ドクターに相談して下さい。 2.骨を丈夫にするのは、やはり「カルシウム」の摂取です。 ただ闇雲に摂取しようとしても、吸収し切れなければ排泄(同時に塩分の高い物を食べると尿といっしょに排泄され易いので注意・薄味がベスト)されてしまいます。 ①吸収効率を高めるためには「ビタミンD」が欠かせません。 それは、普段の生活の中で日に当たることによって皮膚で作られますが、食品の中では魚や肉の肝臓、バター、卵黄に多く含まれています。 ②乳製品のカルシウムは、ほかの食品より吸収率がずばぬけて高いのが特徴です。牛乳やヨーグルトなら、1日200~300ccは最低でも取る必要があるでしょう。 脂肪分が気になるなら、低脂肪の物でも構いません。牛乳が苦手ならば料理に利用したり、チーズでも結構です。 乳製品自体が受け付けられないのなら、最近では、ウエハースやせんべい等の菓子、ご飯の素等、カルシウムが強化された補助食品も有りますから、そういう物で摂取する方法もあります。 3.治す事が第一です。治った後の事を考えて損傷箇所に負担を掛けてしまったら、本末転倒。ドクターに相談した方が良いでしょう。 4.その姿勢をとって、痛みの少ない、或いは楽な姿勢で寝る事を勧めます。 5.交通事故の場合、手続き上、どこかで完治と言う線を引こうとします。しかし多くの場合、何らかの痛み等の症状が残ったままの方たちが多いのが現状でしょう。 yonemiさんの仕事の内容(動作・姿勢)が解からないので、答え難いのですが、ドクターから職場復帰の許可が下りるまで我慢が鉄則ですが、その辺はyonemiさんの気持ち1つと言う部分でもあるでしょう。 後、保険の補償の事も考えて、どんなに些細な事でもドクターに報告する事が必要です。 それをドクターはカルテに記入しますから、それが記録として残されるので、仮に後から何らかの症状が出た時にカルテ記録から、因果関係が明らかにできる事もありますから あくまでも、私は素人です。 kawakawa教授のアドバイスを参考にして、担当のドクターに相談するのが良いでしょう。
お礼
yoda様、質問にひとつづつ丁寧に答えていただき、本当にありがとうございました。何らかの症状が出た場合は、お医者さんに相談した方がいいことがよく分かりました。はっきりと痛いという程でもないときは、気のせいかしら、こんな些細なことを言ってもいいのかしらと迷いますが、放っておかず相談します。 今まで風邪も滅多にひかず丈夫だったことで、骨粗鬆症を予防しなければならない年齢になっているのに、忙しさにかまけて食事がいい加減になっていました。ヨーグルトは手軽に毎日食べられていいですね。ビタミンDが必要ですが、シミを防ぐためと今の美白ブームにつられてできるだけ日光は避けていました。少しの日光を浴びること、また、切り干し大根や干し椎茸などを上手に取っていきたいと思います。内臓は苦手ですが、鰯のつみれや缶詰などを上手に利用したいと思います。また、薄味が大切なこともよく分かりました。なるべく栄養補助食品は避け、毎日の食事を大切にしないとと反省しました。補助食品は自分だけを補助しますが、家族、特にこれから一人暮らしをする子供たちに栄養と知識を与えていかなければと思います。 ご多忙の中、本当に丁寧に教えていただき、心からお礼申し上げます。
- kawakawa
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講義が終わって帰ってきましたデス。 yoda老師が書かれていますように、背骨(脊椎)は非常に重要なものです。脊椎の少しのズレが俗にいうギックリ腰となり、身動きできない激痛を示します。完全に脊髄が折れてしまうと下半身不随などの重篤な後遺症が起こる場合があります。 yonemiさんの場合、交通事故直後の診断時にレントゲン撮影したはずなのに担当医が見落とした(?)ということは、おそらく、骨折といってもヒビ程度の状態ではないかと思われます。1ヶ月の自宅療養であるということでも、症状は重くないことがわかります。 重量挙げの選手で、背骨の一部が骨折していても気付かずにいて、そのまま自然治癒してしまったという例があります。これは常識では考えられない程、腹筋と背筋が鍛えられていたためですが、yonemiさんはそういう特殊体質な人ではないという前提で注意事項を; 骨は垂直、水平の動きには強度があります。しかし、ネジレの力にはもろいものです。従って、ひねりの動作をしないこと。何かものを拾い上げるときも垂直・水平を心がけ、体をひねって拾わないことです。 炊事、洗濯はいいといっても、重い中華なべを持っての料理や布団の洗濯などという過激なことはいけません。掃除も中腰で体を丸めての掃き掃除や掃除機の使用、床の雑巾掛けなども避けましょう。 1ヶ月間、休暇をいただいたんだという位の考えで、じっくりと休んでください。 折れた骨は動かないほうが早くくっつきますから。 また、主治医の意見も聞いてからにして欲しいことですが、骨折後一定期間が過ぎると、患部を温めることをお勧めします。風呂で十分に温まるということですけれど。
お礼
実は52歳です。運動をしなくちゃと思いながら普段運動はせず、冬のスキーだけが楽しみでした。 具体的に日常生活の注意事項を教えていただき、本当にありがとうございます。骨はネジレに弱いこと、重いものを持たない、体を丸めない、などよく注意し、できるだけ家事はさぼり、安静に心がけます。 もう一つ、椅子に腰掛けてパソコンを使うというのは良くないでしょうか。体に差し支えなければ、家事はさぼってもパソコンは使いたいのですが、如何でしょうか。
補足
しつこくて申し訳ありません。もう少し相談させて下さい。 1.首の下10センチあたりの骨が痛かったり(レントゲンでは異常ありません)左腕がだるかったり、腰がだるかったり、日を追うごとに辛くなる気がしますが、安静にしていても、何らかの後遺症が残ることは考えられますか。風邪も滅多にひかない丈夫な体でしたが、元のように完治できるでしょうか。 2.食事には気をつけますが、骨を丈夫にする栄養補助食品を取った方がいいでしょうか。 3.お医者さんは骨が曲がったのは元には戻らないと言われましたが、治った後、背中が曲がらないように、猫背を防ぐベルトやバランスチェアーを使ったらどうかと思っていますが、どうでしょうか。 4.寝るときの姿勢は横向きと仰向けのどちらがいいのでしょうか。 5.お医者さんは、骨折後3週間たって背骨の骨折が分かり、それから1ヶ月は仕事を休むように言われました。学校でパソコン講師をしています。その人によって違うと思いますが、大体どれぐらいで職場復帰が考えられるでしょうか。 前回、具体的に日常生活の注意事項を教えていただいたのに、また、ゴチャゴチャとお尋ねし、すみません。ご多忙の中、申し訳ありませんが、教えていただければとてもありがたいです。
- yoda
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kawakawa教授が、講義中のようなので、 お邪魔致します。 後遺症に付いてですが、担当のドクターが家事等をして構わないと言うのであれば、大した事は無いと思われますが、 お年を召して来ていますので、無理をすると「骨粗鬆症」等が原因で、治りが遅れたり、他の箇所に負担がかかり他の箇所を骨折と言うような二次的損傷も無いとは限りませんの基本的には安静が必要でしょう。 話のついでに、背骨(脊髄)と神経は、とても密接な関係があります。 今回とは関係ない事ですが、 例えば、 首いた・肩こり・頭痛◎定期的な運動大切/根気や働く意欲にも影響 手のしびれ◎複雑に走る神経の道/圧迫されやすい構造数カ所 手足のしびれ◎脊髄を圧迫、頚髄症/手遅れ防ぐ、早めの手術必要 脚のしびれ◎胸椎での脊髄圧迫も原因/手術による治療が原則 ぎっくり腰◎痛い「魔女の一撃」/予防第一、急な動作は禁物 慢性腰痛◎椎間板変化が関係/軽度なら肥満防ぎ姿勢に注意 腰曲り(たごまり腰とも言います)◎長歩きできぬ痛み/農家女性が長年働いた結果 坐骨神経痛(1)椎間板ヘルニア◎ビリビリした痛み/家族の協力で自己診断を 坐骨神経痛(2)脊柱管狭窄症◎ヘルニアとは別種/脊柱管狭窄症で痛みやしびれ 背骨のリウマチ◎頚椎の関節を破壊/痛み感じたらX線撮影を と言う事があげられます。 以上の事は直接関係無いと思うので、参考として頭の隅にでも置いといて下さい。 但し、ドクターも言っているように、家事程度といっても痛みが出るような、作業・動作等はしない事です。 けして、無理をしてはいけません。 お大事に
お礼
yoda様、とても詳しく教えていただき、本当にありがとうございました。背骨は大切と漠然とは分かっていたのですが、なぜ大切なのかよく分かりました。昨日から左腕が何となくだるいような感じで、はっきりしびれるというところまではいかず、担当のお医者さんが忙しそうだと相談したものかどうか迷っていたのですが、些細なことでも相談してみようと思います。軽い家事は良いということで動かないとかえって筋肉が衰え、治りが遅いかと素人判断し、結構無理をして家事をしていたのですが、これからは無理は禁物、家事はさぼって、安静に努めて早く完治したいと思います。本当にありがとうございました。 相談のレベルをチェックするのをわすれ、「暇なときに答えて下さい」になってしまいましたが、本当は「すぐ、回答して欲しい」でした。相談したその日にご回答いただき本当にありがとうございました。
お礼
kawakawa様、ご多忙の中ひとつひとつ具体的に教えていただき本当にありがとうございました。 1.最初は仙骨骨折だけで背骨は異常なしということで安心して3週間を過ごし、さあこれで布団もあげて通常の生活に戻ろうという日に背骨骨折と診断され、すっかりうろたえてしまいました。首の下あたりも痛くなって、レントゲンで異常なくても、また、しばらくしたら骨折が分かるのでは、ととても不安でした。周辺組織や筋肉が痛んでいる場合が多くて、通常は後遺症と残るものではないことを教えていただき、安心いたしました。 2.はい、yoda様に詳しく教えていただきました。適量を心がけます。 3.元々なで肩の猫背気味のもので、これ以上背中が曲がったらどうしようと思ったのですが、サラシはあります。昔、妊娠中に腹帯として使ったのがとってあります。コルセットを外したら、巻いてみます。 4.横向きにクッションを挟んで寝るのは楽でした。 5.椅子は腰に負担になるのですね。時間がたっぷりあるとついこの間に自分のスキルアップをと欲を出してしまいました。まずは養生します。 日常生活で背骨に負担になる動作はとても多いですね。軽い家事といっても、炊事では調味料を取ったり、体をひねる動作はいっぱいあります。また、炊飯器を持つ、お茶をわかす、鍋を上に上げる、買い物、他にも花の水換え、洗濯物を持つ、風呂の掃除と思いものを持つ、体をひねる動作はいっぱいありました。ひとつひとつ詳しく教えていただいたおかげで、そういう動作をしないように気をつけることができました。いつも水平・垂直と言い聞かせて心がけています。背骨の骨折が分かったとき、家の医学書を調べましたが、注意事項は出ておらず、ホームページをさがしても探せず、諦めていました。メールマガジンからこのOKWebを知り、会員登録をして相談を書いたところ、すぐに知りたいことを詳しく本当にかゆいところに手が届くという感じで教えていただきました。ご多忙の中、本当にありがとうございました。 今回のことで、インターネットの素晴らしさを実感させていただきました。中年以上の方が「パソコンをしたいのだけど、この年で今更・・・」と言われるのをよく聞きます。「中年以上の方にこそこれから必要なんですよ。」と私は答えていましたが、本当にそうです。年を取って病気になったり、介護をしたりというとき、ホームページで知りたいことを探したり、こうやって相談にのって戴いたりできます。買い物に行けなくてもネットで注文すれば自宅に届けてもらえます。 また、病院の整形外科に行ってお年寄りであふれているのに驚きました。今でさえこの状態だったら、団塊世代の私が年寄りになった時には、診察してもらうこともできないのではと思いました。骨を丈夫に、筋肉も丈夫に、予防できるのはすぐにでも心がけなければと思いました。 本当にありがとうございました。