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キシラデコールやすらぎをぬってある桧のウッドデッキがあります。1年経っ
キシラデコールやすらぎをぬってある桧のウッドデッキがあります。1年経ったところで自分で再塗装したのですが,においがきついので2年間再塗装をさぼっていたら撥水しなくなってしまいました(何も塗っていない感じで灰色っぽくなっています)。オスモとかリボスとか自然系塗料を塗る(軽く着色)のはどうかと考えているのですが,ブラシでこすり洗いをするくらいで,その上から直接塗ってもよいのでしょうか?それともサンダーをかけたりするする必要があるのでしょうか?よろしくお願いします。
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キシラデコールに代表される屋外用木材保護塗料は、ペンキやニスのように木材に塗膜を作るのではなく、木に染み込むタイプですので、メンテナンス塗装をされる際は、元の塗料をサンダー等ではがす必要はありません。水洗いしてブラシで表面の汚れを取って乾かすだけで充分です。 オスモやリボス等の自然素材系塗料は安全性優先のため防腐剤は入っていませんので、塗装することで木材の耐久性をアップすることにはなりませんので、そのことは理解しておく必要があります。 ただ、防腐剤が入っている塗料でも塗装することでその木材の持っている耐久性を20%程度アップするだけですので、デッキの耐久性の一番は素材自体の耐久性であることも知っておく必要があります。 軽く着色とのことですが、屋外用の木材保護塗料の耐候性は含まれる顔料で決まりますので、基本的に薄い色は早く色あせします。色あせのしにくいのは濃い色かもしくはグレー色です。また複数回塗装すると顔料が重なりますのでこれも色あせはしにくくなります。 塗料の撥水性能はそれほど長続きしません。塗装した直後は水をかけると丸く水玉になってかなりの撥水性能を発揮しますが、1ヶ月もするとなくなります。また、木材にひび割れができたり木材のつなぎ目はどうしても水が浸入し滞留しますからから撥水性能をもって耐久性のアップを図るのは間違いです。代表的な塗料についてのお勧めは下記のとおりです。 ■キシラデコール:日本中どこでも販売されています。屋外用として日本で公に認識され使われた歴史が最も古く、性能も安定しています。どの塗料メーカーもキシラデコールに比較して・・・と言う言い方をするぐらいです。欠点は臭いがきついことですが、しかしデッキに使われるのであれば1週間もすれば臭いは取れます。 ■ガードラックラテックススティン:水性です。日本で市販されている中で最も耐候性があります(通常の塗料の2-3倍の耐候性があります)。欠点は塗装しにくいので、大手のエクステリアメーカーは使いません。 ■バトン:工場向けに多く販売されている塗料ですが、自然素材系で安全です。室内のリボスやオスモよりも価格が安いので(とは言っても市販の一般的な塗料よりは高いですが)、お買い得ではあります。欠点はプロ向けですので塗料店でしか販売されていません。
お礼
御回答有難うございます。 バトンははじめて聞きました。 ネットで購入できるようなので試してみようかと思います