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「薔薇の名前」(ショーン・コネリー主演)のあらすじを教えて頂けますでし

「薔薇の名前」(ショーン・コネリー主演)のあらすじを教えて頂けますでしょうか。 DVDを借りて観たのですが、恥ずかしながら内容がまったく把握できませんでした。 毒を塗られた本を読んだ人が次々とその毒にやられて死んでいって、結局犯人は誰なのか、何の目的で殺人が行われたのかさえ、まったくわかりませんでした。 出来れば、子供にでも解るような解説を頂けると助かるのですが…。 よろしくお願いいたします。

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回答No.2

基本的に裏で糸を引いていた犯人は盲目の元文書館長。 みんなが死に追いやられた理由、それはとある1冊の本を見てしまったため。 その本とは、かのアリストテレス著作の「人間の笑い」に関する本である「詩学・第二部」。 ベネディクト修道院の戒律の中に 「むやみに笑うのは罪だからダメ!」っていうのがあったので、 笑いに関する本は本来ここにはあってはいけないものなのでした。 しかし、この本はここ以外にはどこにも残ってない幻の超プレミア本。 「希少価値があまりにも高すぎるから、いくら異端本でも捨てるに捨てられないよ…」 困った元文書館長がひらめいた! 「そうだ!木を隠すには森の中、本を隠すにはたくさんの本の中だ! そして、もしこの本が見つかってもいいように細工をしておこう。 本を読むときに指に唾液をつけてページをめくるから、 各ページに毒を塗っておけばこの本を見た人間は近いうちに死んじゃうね!」 途中まではこの計画通りにコトがはこんでいたのに、 結局はショーン・コネリーに見破られてしまいます。 元文書館長、すべてを灰燼に帰すことにしてお終い。

noname#128710
質問者

お礼

とてもわかりやすく楽しい解説をありがとうございます。 こういう事だったんですね! すっきりしました。 本当にありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • JLGREPO
  • ベストアンサー率53% (75/141)
回答No.1

何と言っても原作がエーコですから、この映画はある意味で 非常に難しいのですが、見方によっては単純な映画で 実は連続殺人なんてありません。 要するに“笑い”を罪悪と見なす図書館長の盲目のホルヘが アリストテレス書いた「詩学」喜劇編(もちろん実在はしませんが) の写本を隠しておきたかったが修道士たちがこっそり読むので 本に毒を塗っておいたわけです。 読んだ修道士が黙示録の予言どうり次々と死ぬから連続殺人に なったわけです。もちろん司書のマラキアスが共犯と言えますが。 そして犯人と殺人方法を解明したウィリアムは手袋をしていたので 無事で、それを知ったホルヘは覚悟を決めて図書館を燃やすことで 決着をつけたわけです。

noname#128710
質問者

お礼

早速ご回答下さいましてありがとうございます。 見方によっては単純な映画…そうだったんですね。 とてもわかりやすく解説して頂いて、頭の中がスッキリしました。 本当に感謝いたします。

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