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IIS6.0で32ビットから64ビットモードへの切り替えで、
IIS6.0で32ビットから64ビットモードへの切り替えで、 利用できるメモリが増える・パフォーマンスが向上するなど メリットは何がありますでしょうか。 サーバはWindows2003(x64)でメモリは16GBです。 初心者なため知識が浅くすいません。 宜しくお願いします。
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検索していたらこの質問にぶつかったのでちょこっと回答。 基本的な問題なので、基本的な回答しかできません。 18bit, 32bit, 64bit, 128bit などコンピューターが一度に扱う情報量をしめしています。これは、OSが一度に扱う情報量ともいいます。 増えると言う事は、情報量が多い計算に有利と言うことです。つまり化学(科学)計算や、グラフィック、音楽データーですね。 1+1=2のような計算が速くなることはない。と言うことです。 ところが、OS全体(ハード全体)のパフォーマンスを考えた場合、タスク管理しているのもOSです。ハードをコントロールしているのもOSです。プロトコルをコントロールしているものOSです。 これらの処理が、早くなるわけです。例えばWindowsのクライアントだとだいだい50~100プロセスぐらいですよね。これがサーバーになると、100~300プロセスになるわけです(デフォルトの起動)。UNIX系のOSだと、昔から100プロセス以上あるのが普通でした。 それでもUNIX系サーバーの方がWEBサーバーとして、DBサーバーとして、パフォーマンスが高かった。 これはメモリーの使い方や、タスク処理(マルチスレッドなど)がWindowsよりもすぐれていたからです。 今はどっこいどっこですが(2008server)、OSが64bitでアプリが(IIS)が32bitだとその恩恵は、タスクの切り替え処理(フォアグランド、バックグランド)やマルチスレッド処理の切り替えなどにしかありません。 64bitOSの恩恵を受けるには、ネイティブ64bitアプリでの運用しかありません。つまりコンピューターは遅い方にそろえられるので、IISで動作するCGIなどWebアプリも32bitでの動作になるわけです(個々のアプリの起動や管理の事をさしている)。 64bitにすることにより、CGIなどバックグランドで動作するものも64bitでの操作になるので、Webさーばーのような、小さなファイルを沢山処理し、沢山のアクセスに対応(レスポンス)するのに役立ちます。 エンドユーザーから見ると、レスポンスに影響します。 IIS(Webサーバーと言い換えていもいい)サーバーの場合、CG処理と同じで、CPUの数(コア数、スレッド数)が多いほうが、効果が出やすいです。それに加えて、クロック周波数が高いほうがいいですが、同じクロック周波数なら、個数が多いほうが、効果がでやすく、クロック周波数が2/3くらいでも、個数が多い方が有利に働きます。 この現象から考えても、OSが一度に処理できる情報量が多い方が、Webサーバーに有利に働くことはわかるでしょう。 前述のレスポンスですが、ロードバランサーと同じで、10とか20以上の同時アクセスがないと効果が期待できません。 そうなんです。負荷が高度にかかって初めて、力を発揮します。なのでパフォーマンスを計る市販のベンチマークで計れるものではありません。
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- nnori7142
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他の方のおっしゃる様に、サービスソフトウェアのレスポンス向上をお考えでしたら、OS自体をCentOS(Ver5.5)やFedora13、TurboLinux11-Serverの導入を検討された方が良いかと存じます。UnixOSの導入・管理に対し不安があるようでしたら、身近の詳しい方若しくは専門の方にお願いしてみる、Webサイト情報にて導入・設定に対し調べてみる、書籍販売店にて入門・設定書等確認してみる等があるかと思いますが・・・。
お礼
とても詳しい回答をしていただき、ありがとうございました。