ジャズ・アルトサックスをやっている者です。どうしたら渋い大人な感じでセ

質問

ジャズ・アルトサックスをやっている者です。どうしたら渋い大人な感じでセクシーな音色が出せるのでしょうか？女性がウットリとしちゃうようなカッコイイジャズバラードをそのような音色で吹きたいです！
ヨロシクお願いします。

回答No.1

echo170en · ベストアンサー

よくドラマに出て流れるコルトレーンの「バラード」は聞いたことがありますか？。多分ああ言った演奏を指すのだと思いますが。アルトなのでコルトレーンはご存知でないかも知れませんが「コルトレーンチェンジ」「シーツ・オブ・サウンド」などジャズを一気に難しくした巨匠です。あれだけの巨匠がああ言うアルバムを作った・・・というのも自信の現れですし、エリントンとの作品も秀逸です。

まずバラッドについては非常に演奏が難しいし、ゆったりなため「粗が分かる＝演奏者の力量がすぐ分かる」難しい世界です。先生には習っていますかね？。ロングトーンの練習やアンブシェア、リズムの感じ方などなど奥は深く大変です。ルバートで吹いても突然早いパッセージなどは、バップを学ばないと難しいし、こりゃ大変です。独学では難しいと思います。

まあ、女性がウットリ（この動機が良いですね(笑)）するのは生音だけでも日本人は驚きますから、しっかりしたロングトーン。あとは良いアルバムを聴きまくることです。現代ではデビット・サンボーンとかかな。でも古典のチャーリーパーカー　ウィズ　ストリングスなども素晴らしいですし、西海岸系だとポールデスモンドなんかも良いですね。楽器は違いますがマイルスの「マイファニーバレンタイン」なんかは鳥肌ものです。

沢山聞くこと、ロングトーンの安定。そして肝はジャズは「歌うがごとく演奏する」が大切です。ジャンルは違って僕はギターですが、一応プロなので、楽器の違いで細かくは言えませんが、この程度の意見で頑張ってみてください。同じような動機で始めてもう30年が過ぎようとしています(笑)。今となっては女性が胃を壊すような演奏をしてますが（爆。

お礼

ご回答ありがとうございます！！o(^-^)o

（補足有り）

補足

大変に詳しく丁寧なご回答ありがとうございます！！

o(^-^)o

一応、Ｓ村楽器でレッスンを受けています。しかし、先生が決めた曲中心でやりたい曲を進んで出来る雰囲気ではなく全然楽しくないです。(>_<)

マンツーマンレッスンだし女の子との出会いも無く本当に面白くないです。

脱線しましたf^_^;

コルトレーンやパーカー、モダンジャズは色々聴いてますが、音色的にはやはりひたすら練習してああいう音色になるものですか？

機材やマウスピースやリガチャー等でいきなりああいう音色にはならないのでしょうか？

回答No.2

echo170en

>>大変に詳しく丁寧なご回答ありがとうございます！！

あらま(笑)書いてみて良かったです。えっとS楽器か。大手教室を否定する訳でないですが何点か。自分の演奏したいイメージが明確にある場合、「レッスン」＋「自己研究」の二つ道で行かねばなりません。これは、ほぼプロならば4つも5つも並行して研鑽しています。あと先生の影響と言うのは大きいので、流されず「自分の音楽を持つ」ことはプロアマ問わず大事ですし、そうしないと音楽が楽しくないですし、先生のコピーが増えるだけですからね。

でも、マンツーマンは恵まれてますよ。分からないのはいまご自身がどのレヴェルなのか・・・がちと分からないので、可否は言えませんがセッションに行って弾けるのであれば（数十曲のレパは要りますが）たいしたもんですけど。そこまで行けてない場合、やはり比較的簡単な曲から始めます。サテンドール、枯葉、ブルースとかでしょうかね。確かにつまらないでしょう、僕もそうでした(笑)。それは経験を重ねて来ると解釈や技量が足りていなかったんだな・・・と思う時期も来ますが、脱線なので置いときましょう。

僕は自宅で個人レッスンしてますが極力、生徒の望む曲をしていますが、いろいろいます(笑)。勢いはあるものの解釈や理解に苦しみ挫折して一からと言うものから、それでもめげず！曲を愛し突き詰めるタフな奴まで。みな大手教室を流れて来ていますが、曲への想いと言うのは十人十色なので出来るだけ大切にしたいと考えています。

なので、あなたの今の力量と、バラードの曲への想いと、「不純な動機(笑)」のバランスは、大事に持っておいてください。

>>コルトレーンやパーカー、モダンジャズは色々聴いてますが、音色的にはやはりひたすら練習してああいう音色になるものですか？
>>機材やマウスピースやリガチャー等でいきなりああいう音色にはならないのでしょうか？

どれほどの楽器を使っているか分かりませんが、ひとを感動させる音楽について考えると。間や呼吸、流れるような旋律、空気の震え、感ずる色彩、積み重ねて来た下地、人生その他にもいろいろ。ジャズと言うのは人間自身が顕著に表れる音楽だと思います。例えばバードに安もんの楽器を渡しても彼の音楽になるでしょうね。リードの状態が良くなくとも彼はドラッグ中毒でしたから。そうでなくともコルトレーン然り。

つまりそのひと自身が「楽器＝音楽」なのです。デクスターゴードンの様に無骨に吹くのも彼の音楽だし、当初は録音技術さえ良くなかったのにあの音ですよ。実際にその時代で生で聴いた音とは違うはずですが説得力がなお今の時代にも届く。そんな時空を超えた妄想も音楽性を深めるかも知れませんね。

そう考えると答えは出ましたね？。(笑)

女性をウットリさせられたら！載せてみてください、気長に待ってます(笑)

お礼

再度回答ありがとうございます！！！o(^-^)o

デクスターゴードン、まさに理想の音色です！

あの図太く逞しいテナーサウンドははっきり言ってセクシー、色気の塊ですね！

私は私なりの『アルトサウンド』を追求します！！

徹底的にサックス練習してジャズを聴きまくります！！

echo170enさん、貴重なアドバイスをありがとうございました！！m(__)m