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甲子園球場のバックスクリーンの下に観客席が無い理由とは?
- 甲子園球場のバックスクリーンの下には観客席がない理由について、疑問を持っている方も多いかもしれません。
- この構造は、かつて高校野球で優勝したチームの選手がこのステージにずらっと整列していたためだけではなく、他にも目的があるようです。
- その目的や詳細については明確にはわかっていませんが、ミュージシャンがここで演奏することもないため、スペースとして利用する必要性はないのかもしれません。
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バックスクリーン(和製英語)の役割は、投手の手からのボールの出所をわかりやすくするためでまちがいありません。 なお、危険防止は眉唾と思います。 なぜなら、スコアボードがセンターにない球場もあり、そういう球場でスコアボード下に危険防止で観客を入れないいう事例は聞きません。それに、通常のスコアボードだった当時の後楽園や神宮(記憶が怪しいが)のバックススクリーンの上部に当たる、スコアボード直下の部分は立ち見席として使っていました。 偶々、センター後方にスコアボードを作るのが収まりがよいこととバックスクリーンの存在が重なっただけでしょう。 最近のドーム球場の場合、暗色の塗装がしてありますが、座席自体は用意しておいて野球では使わないというのが多く、コンサートや他の競技で使う場合はこの座席はちゃんと使われています。 アメリカの球場は以前は冬にはアメリカンフットボールに使うことが多く、そのため、独立してバックスクリーンを設けるより、その部分を暗色に塗って座席として使用しないことで対処していました。冬にフットボールで使うときはこの部分はゴール裏席か(センター軸方向にフィールドを設けた場合)、センターライン上のバックスタンド中央席(外野にフィールドを設ける場合、ダイヤモンド部分に仮説スタンドを作りこちらがメインスタンドになる)になります。 日本の野球場の場合、アメフトの文化が無く、こういった冬期の利用を考えなかったため、バックスクリーンとして固定して設置された事例が多いのでしょう。 なお、その昔の後楽園などでは、バックスクリーンには噴水や電飾のギミックが施されており、ホームランが出ると噴水が上がったような時期もあります。
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- takapeko
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バッターからの視線というのともう一つのいわれがあります。それは危険防止ということ。 今はほとんどが電光掲示板化していますが昔は看板入れ替えタイプのものに点数や名前が書かれていたのはご存知でしょう。それが下に落下する可能性があり危険ということで「スコアボードの下には人を入れてはいけない」というのも理由の一つになっていました。 電光掲示板でも万一打球が直撃し電球等が落下する可能性もあり立ち入り禁止にしてあり、ネットが置かれているのを目にされると思います。
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有難うございました。 看板ですね ・・・ 覚えています。 スコアボードの裏側が作業室のようになっていて、係りのオジサンが望遠鏡か何かで試合の流れやメンバー交代を掴み、たしか高さが1mくらいの表示板に選手名を白いペンキで書いてボードに嵌め込み、クルッと回して表に出す。 でも高校野球の時など、中はまさにサウナ状態だったと聞いた事があります。 あのネームプレートですが、今思うと重い金属製だったような感じがするのですが、もし外れて落ちた場合、下に観客がいたら大事故になりますよね。 なるほど、バッターの視線と観客の安全を考えてあのような作りになっているわけですね。 納得しました。
こんにちは。 「スクリーン」は映し出すものという意味ですよね。野球場のバックスクリーンとは文字通り、投球を映し出すものという意味合いがあり、みなさんが指摘されているように、投手の投げたボールがよく見えるようにするためのものです。色はグリーン系統が主ですが、ブルーを採用している球場もあります。いずれにしてもきれいなバックスクリーンのある球場では、緑色のテレビ画面上にボールだけがまさに「クッキリ」と浮かび上がったように見えます。 塗料の色が変色しかかったような球場地方球場で合宿をした直後に、倉敷マスカットスタジアムで試合をしたことがありましたが、チームメートが「ボールが浮かび上がってよく見える」言っていました。 >>記憶では、昔、高校野球で優勝したチームの選手がこのステージにずらっと横並びに整列していたシーンがあったように思いますが、 甲子園大会の開会式で、あの辺りに全チームのキャプテンが整列し、国歌斉唱し、国旗を掲揚するロープを引くセレモニーと勘違いされているのではないでしょうか? >>ミュージシャンがここで演奏する事も無いでしょうし ナゴヤドームなどはコンサート使用時にバックスクリーン前が客席になるようです。 東京ドームなどは、イニングの合間などには可動式の広告看板などがでるようです。 以上の理由により試合中のバックスクリーンに観客を入れてはいけません。見えにくくなる上、観客が動くことで打者が集中できないからです。 ただし、私が知る限り例外が一つあります。それは昭和48年の、全国高校野球栃木県予選における作新学院の試合です。江川卓フィーバーにより、県内はもちろん県外からもファンが押し寄せ、球場に入りきれない人が騒ぎ出したので、止む無くバックスクリーンにも入れたそうです。
- Baku7770
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No.1の回答の通り、バックスクリーンに観客を入れると打者から投手の投球が見づらいからです。 全ての球場がどうかは確証がありませんが、プロ野球で使われている球場ではまずバックスクリーンに観客を入れません。特に観客に白い服を着られて、動かれると困るとされています。 最近でも、外野席の観客が無理矢理バックスクリーンの下に入り込みますが、即座に「試合進行の妨げになります。……」とアナウンスが入ります。
お礼
有難うございました。 やっぱり打者の事を考えて、そうなっているのですね。 ただ、軟式野球で有名な明石球場の写真を探すと、どうも芝生にして、外野自由席(?)のような感じになっていました。 http://osaka-mbl.com/bb-topics/20071126kinki-league.htm でも、実際の試合になると立入禁止にしているのかも知れませんね。
- ymt3
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広告スペースです (^^; 数百人入れるより宣伝効果が高いですから、使用料はもっと高いです(^^;
お礼
有難うございました。 なるほど、広告のスペースとして利用しているのですね。 ここだとテレビにも大きく写るでしょうし、場内の観客にもアピールできそうですね。
- horiemon
- ベストアンサー率11% (25/223)
キャッチャーの後ろからのテレビ中継のときに観客が映っていると 見にくいからじゃないでしょうか? もしくはキャッチャーのサインを望遠鏡などで覗かれないように するためじゃ? 甲子園に限らず他の球場でも観客を入れてませんよ。
お礼
有難うございました。 たしかに他の球場でも同じでした。 で、アマチュアの場合はどうなのかなと思って、例えば軟式野球で有名な明石球場の写真を探すと、バックスクリーンの前は芝生になって、多分、客席として使えるのかなという感じでした。 http://osaka-mbl.com/bb-topics/20071126kinki-league.htm でも、実際の試合になると客を入れないのかも知れませんね。
むしろバックスクリーンの下に何もないのが本来なのではないでしょうか?(バッターから球が見づらくならないように) 最近はドーム球場が増えていて、野球以外にも使用する関係でバックスクリーン下にも客席などがありますが、野球の時は観客を入れないですよね。 甲子園に限らず野球専用の球場は、どこもバックスクリーン下には何もないはずです。千葉マリンや神宮、横浜もそうだと思います。
お礼
有難うございました。 他の球場の写真を見ましたが、おっしゃるように、どこもバックスクリーンの下には観客席が無かったです。 打者の事を考えてそうしたわけですね。 勉強になりました。
- meitoku
- ベストアンサー率22% (2258/10048)
打者がボールが見えにくいからでは無いですか。
お礼
有難うございました。 なるほど、打者がボールが見えにくくなるのが理由だったのですか。 勉強になりました。
お礼
有難うございました。 おっしゃるように、スコアボードがセンター後方に無い球場もあるでしょうね。 別の方へのお礼の欄に添付したのですが、軟式野球で有名な明石球場のスコアボードの下は芝生になっているように見えます。 行った事が無いのでハッキリ分かりませんが、大きな大会以外ではあそこに座って見る事が出来るようになっているのでは、と感じています。 でも、昔の後楽園はホームランが出ると噴水が上がったのですね。 古き良き時代という事ですね。 とても面白いお話に感謝します。