看護師です。
普通、採血は正中皮静脈という肘の内側の真ん中の血管から行います。
この血管が選ばれるのは、
血管が太めで、神経を傷つけることが少なく、痛みも少ないと言われる部位であるとの理由からです。
採血が終わった後、しっかりと針を刺した部位をおさえて、肘を曲げたりすると早めに止血しますが、
このときのおさえ方が悪かったり、短い時間でおさえるのをやめると、止血が十分でなく、太い血管なので徐々に出血が広がり、内出血になることが多いです。
私は病棟勤務なので、採血後は患者さんに少し寝ているかじっとしているように言っています。
また、止血も5分はしておいてもらってます。これで採血ミス以外の内出血の大部分は防げます。
(男性患者さんだと、1~2分で止血用の絆創膏をポイってされてしまいますが^^;)
また、人によってはこの血管が細かったり、見えにくかったり、触っても分かりずらいことがあり、
看護師のスキルや経験で、別の血管から採血することもあります。
この血管が太かったり、止血がしづらい部位だと、さらに内出血の可能性が高くなります。
医療従事者側の意見から言わせてもらえば、内出血することは結構あります。
それが看護師の腕が悪かったという可能性もありますし、たまたまとも言えます。
ただ、内出血したからといって病院を代えるのはオーバーのような気がします。
ただ、患者さんが苦痛を感じたなら、そのあとのフォローが重要ですね。
長文、失礼いたしました。
お礼
長文ありがとうございます。 採血時が直接の要因ではなくて、その後の止血が要因となるのですね。 大変勉強になりました。 確かに、一旦止血用のガーゼを外した時にまだ止まってなくて、再度止血しました。 ただ、採血後、1~2分後、診察に呼ばれ、外していいと言われたので。。。 今度からはしっかり止血をしてみます。 ありがとうございました。