トヨタは中小の電機メーカーに適わないのですか?
アメリカの中小電機メーカーのテスラ・モータースが「3万5千ドル(約390万円)からの中価格帯の量産車」を発売すると発表したら、現物を見ずに、ましては実際の試乗もしないで、一日で10万台以上の予約があったとニュースで知りました。まるでスマホの新型発売みたいにマスメディでも注目を浴び、広告宣伝費ゼロで知名度を向上しているようです。
ところで、世界最大の自動車メーカー、トヨタは、電気自動車を製造・販売することができないのでしょうか?
全ての自動車が電気自動車に代わることは無いにしても、発表当日に、まだ品質や性能の確認さえできない車両がコンセプトペーパーだけで爆売れする時代に、「我が社はボリュームゾーンしか狙わない」などと高をくくっていると、将来はSharpのように落ちぶれて中国資本に救済合併をされてしまうのではないかと心配しております。
中堅の三菱自動車が先行し、その後、カルロスのニッサンが電気自動車を発売、いまや若干44歳のイーロン・マスク氏が経営する中堅電機メーカー(内燃機関を作ったことが無いという意味で電機メーカーと言っています)が世界を驚かす時代、なぜトヨタは電気自動車を販売しないのでしょうか?
1.トヨタは、電気自動車を開発する技術がない、技術者が居ない。
2.トヨタは、内燃機関による現状維持が大好きで、挑戦を避けるのが企業文化である。
3.トヨタは、リスクを取らない会社であるから、中堅企業が電気自動車で成功したころを見計らってPower of Moneyで企業買収する戦略である。
電気自動車対応戦略など、自動車業界の事情に精通している方より、なぜトヨタが電気自動車を販売しないのか、解説をお願いいたします。
お礼
ありがとうございました。