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素人集団での富士登山の注意点について装備以外で教えてください。
素人集団での富士登山の注意点について装備以外で教えてください。 隊列、ペース配分、休憩、引き返すタイミングなど色々あると思います。アドバイスをお願いいたします。 メンバー情報 今週の火曜日の夜8時に五合目から出発ご来光を目的に須走りから登頂したいと考えています。 メンバーは8人、女子5人、男子3人、年齢は女子平均21歳、男子平均28歳です。 経験者は女子2名、1名は宝永山まで、もう1名は小学校のときに登頂とほぼ素人集団です。 装備はガイドブック、経験者の話から防寒、紫外線、砂よけ電灯などを準備しました。
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こんにちは! 富士山に魅せられて,もう十数回登っている者です。 <装備以外で教えて下さい。 1 山小屋のトイレは1回100~200円します。若干の小銭用意が必要です。 2 八合目より上になると,高山病にかかるリスクがあります。高山病と体力とは関係なく,遺伝によります。頭痛,吐き気など高山病の知識を共有するとともに,もし,高山病にかかったときは,七合目以下におろす体制を作っておく必要があります。 3 風に対する知識が必要です。富士山における事故死の99%は,突然の大きな風に体ごと吹き飛ばされて,岩に頭を打って死亡するケースです。地元では「大風(おおかぜ)」と呼びます。大風が来ると分かっていれば構えますが,突然来ます。風の強い日は警戒して,途中から引き返す決断をするのはリーダーの重要な仕事です。 4 8人ですと,1列で登っていくうちに,隊列が長くなります。一番遅い人に合わせていると,先頭集団はペースが遅くてかえって疲れます。やたら休息を繰り返すのではなく,やや遅いペースで行って,あまり休息しないほうが体も冷えないので良いです。でもトイレの関係があるので,実際はそういかないでしょうね。 5 たくさんの人が登っています。火曜日だと登山道の渋滞はないと思いますが,かなり込みます。後ろからペースの速い団体が来たら,リーダーは先に行かせるなでの配慮を指示してマナーを守ることです。 6 疲れきって落伍者が出たときの方針を立てておくことです。高山病ではなく,ただ疲れきったときは山小屋で休憩してもらうのが良いでしょう(休憩料金はかかります)。下山の際に連れて帰ります。 7 ケータイは持って行きましょう。つながる区域が結構あります。 8 七合目が岩場が多く,勝負どころです。筋力の劣る女子には力の差で不利ですが,ここでペースを少し落とせば,女子特有の体脂肪燃焼が出て,釣り合いが取れます。勝負どことの七合目から八合目までの指揮がポイントです。そのためには,七合目から山頂までも山小屋の名前を暗記しておくと役に立ちます。暗いのでメモしても出したり入れたりかえって不便なので,私の富士登山競走山頂コース完走の経験から暗記しとい方がペース管理などに役に立ちます。 9 防寒対策としてホッカイロを持っていくと役に立ちます。 10 山頂に登ったら,天気が良かったらお鉢廻りをしましょう。きっと良き思い出になるでしょう。 11 山頂の神社(静岡側から登ると,てってんにある神社=富士吉田から山頂お鉢廻りで行けます)ととなりに特設郵便局があります。ここで書中見舞いの葉書を出すと,消印が富士山郵便局になっています。事前に葉書を書いて用意しておくと良いです。 12 最後に1つ。多くの人が富士山に登りますが,本当の富士山登山の良さは,吉田口でしたが,富士吉田の街から出発して,登山道入り口の「萱の茶屋」を経て,馬返し~1合目~3合目~4合目と木洩れ日があって鳥が鳴いているところを踏みしめて,新五合目に至る・・という世界です。そうすると。八合目か羅の世界が神秘的で,特に,九合目からは神様が住んでいるような気持ちになれます。吉田口だったら,下山してからでも富士浅間神社にお参りすると,少しそんな気分を味わえることと思います。なお,富士浅間神社の神様は,コノハナサクヤ姫といって女性の神様です。それで,自分より美しい女性が登ってくると,やきもちを焼いて,昔から雨を降らすというので参考にして下さい。なお,美男子が来ると,あわててお化粧をするので,顔を隠して天気が曇りとなるそうです。富士山信仰の歴史を持つ山なので,今からでも新田次郎の富士山に関する小説を読んでおくと,今回の登山がさらに5%くらい楽しくなるでしょう。 なお,富士山の6合目から上で雨が降るときは,スコールのような雨が下から降ります。上からはなくしたから降ってきます。したがって,防寒着を兼ねた合羽かウインドブレーカーは必需品です。
その他の回答 (3)
私は52歳で登山経験30年あります。 登山のルールとしては.トップで登る人は体力があり判断力 もありサブリーダーです。 2番目の人は体力が一番心配な人です。 最後はリーダー各で登りながら 8人全員を監視することです。 1サイクル70分okでしょう。 60分間登り10分間休憩です。 サブリーダーは最初はゆっくり.ばらばらにならないようにリーダーはサブに指示をして下さい。 山のサポートはお金が掛かるので絶対無理をせず.サポート頼らずなにしろ一番体力が無い人を 基準に登って下さい。 もし体力無い人.途中気分不快をする人が出たら全員で下山してください。 絶対単独は駄目です。 もしもの緊急連絡を検索して携帯にメモリーして置いてください。 手持ちライトは駄目です。 登山はヘッドライトがあります。 引き返すタイミングは体力的は前文の通りで.天候で引き返す事は難しいです。 リーダー.サブリーダーでもし強風.大雨になったら時の非難所を現時点から近いことを頭に入れておくことです。 勘違いは登りは大変ですが.遠くても下りは楽ですからね。 リーダーの判断力が必要です。 防寒は厚いセーターは確かですが.嵩がかさむのでうす手のセーターが良いです。 もちろん風が強いため風を通さない薄いブルゾンは必要です。 男性でしたらセーターはおそらく いりませんよ。 私の経験です。 でもやっぱり寒いですからね。 もし.バテた人が出たら休憩して下さい。 そして最初の一時間登り.もう一度駄目になったら 諦めることを進めます。 小屋があるので近かったら休憩後頑張ってもらっても良いです。 怪我の応急処置として.消毒液を持参すれば最適ですが.消毒液の代わり水で洗えばOKで包帯と バンドエードは忘れずに。靴は底が厚いと後から足の痛みが出ません。軽い靴が良いと思います。 靴底はビブラブ製でないと駄目です。 砂よけはほとんど入りません。
お礼
登山は8月下旬に延期になりました。それまでじっくり検討させていただきます。 分かりやすいアドバイスありが乙ございました。助かりました。
- ponman
- ベストアンサー率18% (213/1126)
自分が持ち込んだゴミは死んでも持ち帰ること。ゴミを降ろすのにもコストがかかります。
- ponman
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自分が持ち込んだゴミは死んでも持ち帰ること。ゴミを降ろすのにもコストがかかります。
お礼
分かりました。そういうことをするとお金が係り無駄な税もかかりますね。それで消費税を上がるなとは まったくもって自分勝手ですよね。
お礼
ありがとうございました。結局八月下旬に延期になったのですが、参考になりました。 ご丁寧で分かりやすく非常に参考になりました。