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メタフィクションを扱ったゲームのおすすめと特徴
- メタフィクションを扱ったゲームは珍しいですが、いくつかおすすめの作品があります。
- 「moon」や「9時間9人9の扉」は、ストーリーの根幹部分にメタ的な手法が用いられています。
- また、「スターオーシャン3」や「ひぐらしのなく頃に」もメタ的手法が使われています。
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質問者が選んだベストアンサー
「Ever17」は、メタフィクションを扱ったサウンドノベルのなかでもひときわ評価の高い作品です。 大抵のアドベンチャーゲームは、いくつか用意された選択肢の中から一つを選んで物語を進めていきますが、本作は、そうしたシステムにまで意味を持たせたシナリオが、非常に斬新でした。 続編の「Remember11」や「12REVEN」も、複数のシナリオを同時に進めることで「プレイヤーだけが全ての主人公の情報を知っているからこそ解ける謎」を作り出すなど、それぞれ違った切り口でメタフィクション的演出を盛り込んでいます。 あとは、PSの「NOёL」や「lain」も、主人公=プレイヤーという図式を強く印象付けることで、プレイヤーとゲームキャラクターとの間に極力挟まる物の無いリアルなコミュニケーション感覚を味わえるという点で、メタフィクション要素の強いゲームでしたね。
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- Heavyhand
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昔のゲームになりますが、PSの高機動幻想ガンパレードマーチやそれと同じ世界観に属するPS2の絢爛舞踏祭あたりがそんな要素があったかと。 ガンパレでは、ゲーム内の設定でプレイヤーを含めた何人かが異世界から作中世界の人間の精神にとりつき、操るという形で異世界から介入していることになっています。 2周目以降では一部キャラクターがプレイヤーキャラクターではなく、それを操作している現実世界のプレイヤー自身に対して、 「最近色々かぎまわっていますね、異世界のプレイヤー…さん」 「…OVERSか。私の生徒に寄生しているな。何の用だ」 等と話しかけてくるイベントが存在します。 絢爛舞踏祭ではよりそういった要素がより正面に押し出され、公式サイトのストーリー説明からして 「プレイヤーは「OVERS・SYSTEM」によって、この世界にゲームという媒体を通して介入している、いわば異分子と言える存在です」 と説明され、 チュートリアルでも 「貴方はこれまでも、色々なゲーム世界を渡りながら平和を呼んできたはずです。 我々は不可能を可能にする存在です。それが一例増えるだけのこと。」 と、「OVERS・SYSTEM」がゲームを始めたプレイヤー自身に語りかけてきます。 ただ、ゲームとしての評判についてはガンパレはともかく絢爛は一般的に芳しくないですし、 メタフィクション的部分も含めた世界設定が複雑化しすぎて現在わけわかんなくなってますけど。
お礼
回答ありがとうございます。 ガンパレの名前は聞いたことがあったのですが、そんな設定があるとは知りませんでした!具体的に説明していただいたことで非常に興味がわきました。プレイステーションストアでは配信されていないようなので、中古ソフトなどを購入したいと思います。 今回は単純に紹介されているタイトル数を重視してベストアンサーを決めましたが、丁寧な回答で嬉しかったです。ありがとうございました。