>なせ扇風機をつけて寝ると翌朝しんどいんですか?
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体感温度や体温調節を考えて下さると分かりやすいと思います。
つまり、通常の温度計の温度に対し、風が0.7m/s当たると体感的には1℃下がります、また湿度が10%下がると同じく体感温度は1℃下がります。
例えば、気温30度、無風、湿度75%が2.1m/sの風に当たり、湿度が55%になると体感的には26度に感じる事です。
また、単車を運転したり、強い北風に当たると、実際の温度よりも低く感じる事も経験上ご存知の事でしょう。
一方、私たちの体温調節は心臓からの血液循環の速さや量(圧力)、毛穴の機能と発汗量で調節しています。
通常は、適応範囲が2~4度と言われていますので、それ以上の急速な環境変化は身体にストレスとなり温度調節の為の心臓や毛穴(発汗)運動や機能のフル稼働となります。
その為に、一晩にコップ1杯程度の発汗をするのに水分補給が不十分なケースや風で体温が奪われたり発汗を必要以上にしますと、疲労感(だるさ)や脱水症状、熱中症、露出している喉や眼や鼻の粘膜が傷みます。
さらに、ウイルスの活性により風邪を引きやすく、乾燥による静電気の発生、喉が渇き粘膜保護の水分も少なくなる事から→浮遊アレルゲンの為に花粉症やモーニングアタック(寝起きにくしゃみや咳が出る)症状が出やすい。
その他、身体の温度・水分調節機能やホルモンバランスを崩し、乱れさせるので、人間の感覚ではダルイ・疲れた・毛髪や肌が傷む・喉が渇く・身体がしんどい・・・となる。