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歌舞伎の衣裳について質問です。
歌舞伎の衣裳について質問です。 『鳴神』の中で、雲の絶間姫が、片方の着付の袖をぬいで中の襦袢を見せていました。能では、仕事中である事などを表すとききましたが、これには意味があるのでしょうか?また中に着ている襦袢の模様の名前もいまいちはっきりしません。薄い水色(浅葱色?)の地に花をくわえた鳥(多分、鳳凰だと思います)の刺繍がしてあります。講義のレポートを書いているのですが、これだけがどうしても分かりません。どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい。お願いします。
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- mrmrmrmrmr
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こんにちは。 歌舞伎を良く見る者です。 質問から日が経っていますが、まだ締め切られていなかったので書き込ませていただきます。 きちんと調べたわけではなく自分なりの解釈ですが^^; 「鳴神」の冒頭、絶間姫は右肩を片脱ぎした状態で花道より登場しますが、 (襦袢というよりもこれは衣装です。ややこしいですけど・・・) 物語の設定では「亡くなった主人の小袖を洗いに行く」ということになっており、 左肩にはその小袖が掛けられています。 もちろんそれは口実で、本来の目的は鳴神上人を口説き落としに行くわけですが、 質問者様の言うとおり、小袖を洗うという「仕事」に行く様子を表すため、片肌を脱いでいると思います。 また、個人的な解釈ですが、色仕掛けで鳴神上人に迫るため、色気を出すためでもあるのかなぁと思います。 歌舞伎の衣装は役によっておおよそ決まっており、役者や家によって多少の違いが出たりはします。 絶間姫の衣装は大体いつも同じですが、近年ですと京屋さん(中村芝雀丈)の小袖の色が通常と違っていて目を惹いたのを覚えています。 絶間姫の衣装で重要なポイントはこの小袖です。 今まで何気なく見ていましたが、確かに絶間姫は独特ないでたちでありますね。 大好きな衣装の一つです。 参考になりましたでしょうか?
- yuyuyunn
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こんにちは ちなみに気合を示す時にも見せたりしますけれど 衣装の場合役者さんの好みもありますし 何々家は代々この柄、と言う決まりもあったりしますし 相手役の役者さんとの兼ね合いで かけている場合もあります 戦い支度のためかな・・ http://www5e.biglobe.ne.jp/~freddy/watching100.htm
お礼
丁寧な回答ありがとうございます。 いろいろな理由があるのですね。過去の公演の写真を見ると、皆さん同じものを着けてらっしゃるので、何か意味があるのだろうかと思ったのです。気合いっていうのはあるかもしれません。 参考になりました。
お礼
回答ありがとうございます。 とても参考になりました。実はレポートの提出期限はもう過ぎてしまったのですが、気になったので締め切っていませんでした。私は今回はじめて歌舞伎を観たので、調べても分からないことだらけなのですが、何度も観るうち自分なりにいろいろと気付いて、考えが持てるといいなと読んでいて思いました。