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中学校の音楽の宿題でロマン派・国民楽派の作曲家(シューベルは除く)から
中学校の音楽の宿題でロマン派・国民楽派の作曲家(シューベルは除く)から一人選び、調べなくてはならないのですが誰か面白いエピソードがある人はいませんか?
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ロマン派の人で、フランツ・リスト(Franz Liszt, 1811-1886)も面白いですよ。最初の方があげてらっしゃるパガニーニもかなり壊れた人で面白いんですが、リストはそのパガニーニのヴァイオリン演奏を聴いて、「よし、自分はピアノのパガニーニになろう!」と決意した人です。 ピアノが上手いどころじゃない、ものすごい華麗なテクニックの持ち主で、しかもイケメンだったので、女性ファンが失神したというエピソードも残っています。かと思うと、人妻と駆け落ちしたり。ま、詳しくは自分で調べて下さい(笑)。 (参考) http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/7602/page8.html http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%84%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%88 でも、ただエピソードを調べて書くだけじゃなくて、実際に曲を聴いてみて、自分がどう感じたかを書くことが大事だと思います。代表作をいくつか紹介するので、ぜひ聴いてみて下さいね。 リストの曲で有名なのは… 『愛の夢 第3番』 http://www.youtube.com/watch?v=7OfHoXJh9wg 『ラ・カンパネラ』 http://www.youtube.com/watch?v=7slRnziludY この『ラ・カンパネラ』という曲は、『パガニーニの主題による大練習曲』という曲集の中の一曲で、その元ネタとなったのが、パガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番の第3楽章です。 http://www.youtube.com/watch?v=ra-mRawdH3o しかもリストはピアノだけの人ではなくて、交響詩(Symphonic Poem)というジャンルを作った人でもあります。これは映像のない映画音楽みたいな感じで、聴いていてヴィジュアルが思い浮かぶような、ストーリー性のある音楽です。 交響詩『レ・プレリュード(前奏曲)』 http://www.youtube.com/watch?v=6BZgte0ObLw http://www.youtube.com/watch?v=BRa36DV6zJ8 この曲は「前奏曲」というタイトルなのに、その後に続く曲がありません。実は、「人生とは死への前奏曲である」という思想を表現しているのだとか。 女性にはモテていても、どこか空しかったんでしょうかね。しまいには悔い改めたのかどうかわかりませんが、カトリックの司祭になってしまって、悟ったような感じの宗教曲を書くようになります。こちらは『十字架の道行』という曲集です。 http://www.youtube.com/watch?v=7oMJctA-g60
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- ・・・・ リナ(@engelrina)
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宿題ということなので、ご参考までに少しだけヒントを書きます。 インターネットで検索すれば、より多くの情報が得られると思います。 宿題、がんばってください。 交響詩「中央アジアの草原にて」、歌劇『イーゴリ公』の「ダッタン人の踊り」の作曲で有名なボロディ ン(1833~1887)は、曲を書くのがもの凄く遅かったです。 例えば、代表作の歌劇『イーゴリ公』は、作曲に19年間もかけたのに、第2幕の途中までしか仕上がらず、ボロディンの死後、リムスキー=コルサコフとその弟子グラズノフが補筆して完成したもので、その半分以上は他人の作品です。 化学者であったボロディンは、ペテルブルク医科大学で教職に就き、作曲だけでなく教育にも力を注いでいました。 温厚な性格の彼は、友人や生徒から何かを頼まれると嫌とは言えず、過大に仕事を抱え込みました。 また、夜中に素晴らしい曲想が浮かんでも、家族の安眠を妨害してはいけないと考えて、ピアノに向かうことはなかったそうです。 そのようなわけで、曲が出来上がるまでに長期間かかってしまい、かなりの数の未完成曲を残したまま、1887年に心臓病により生涯をとじました。 ボロディンは、とてもいい人過ぎて、数えるほどしか曲を完成できなかった作曲家だったのです。 交響曲第9番「新世界より」や「ユーモレスク」などで親しまれているボヘミア国民楽派の巨匠ドヴォルザークは、熱狂的な鉄道オタクでした。 ドヴォルザークは毎日40小節作曲することをノルマとしていましたが、それ以外の時は蒸気機関車の模型を作ったり、町の操車場に出かけては何時間も機関車を眺めていたそうです。 有名な「ユーモレスク」の楽想も汽車に揺られている時に思いついたと言われています。 レールの継ぎ目のカタンコトンというリズミカルな音から素晴らしい音楽が生まれるなんて面白いと思いませんか。 また、弟子であり娘の恋人だったヨゼフ・スークに、新しい機関車の製造番号を調べてくるように頼みましたが、機関車に詳しくないスークは間違った番号を報告してしまいました。 すると、ドヴォルザークは激怒し、娘に「お前はこんなウスノロと本当に結婚するつもりか?」と、本気で結婚を反対したそうです。
- yespanyong
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パガニーニは面白いですよ。 エピソードは自分で調べてみてください。 (中学の宿題の題材にはあまりそぐわないかもしれませんが)