広東省ですが、普通にやってますね。
お店に入ったらまず店員が湯のみにお茶を注ぎますので、それを大きなお椀に移し変えて、その中で小さなお椀、湯のみなどにお茶を移し変えながら、箸、匙などを洗って、最後は店員が用意したボールに捨てます。
その後再び湯飲みにお茶を入れてくれるような流れです。
最近はたいていのレストランで「最初から洗ってありますよ」という意味合いのラッピングされた食器セットが並びますが、これもラップを破ってから洗い直す人は多いです。
洗うというより、消毒の意味合いが強いのですが、どちらかと言えば習慣的なもので、手持ち無沙汰から来るものなのでしょう。
ちなみに、このラッピングされた食器セットは実は有料で(たいてい1元)、拒否すれば無料の食器が出てくるのですが、最近このことが議会で議論されたこともあるようです。「店は清潔な食器を洗って提供するのが義務であって、客にその代金を支払わせるのはおかしい」みたいな感じで。
あくまでこういう中華の食器セットが並ぶお店に限った話なので、一般レストランクラス以上での話になります。取り皿のないような安い定食屋さんやラーメン屋さんなんかでは基本的にはやりません。
高級レストランの会食では人それぞれ、というか、上席の人が洗い出したらみんな一緒に洗いはじめるような感じが多いですかね。
もちろん、全員が全員やるわけではなくて洗わない人もいますので、洗わないと変な目で見られると言うこともありません。