こちらのサイトで、「フラット35」関係の質問に何回か回答を入れている者です。
その都度申し上げている話なんですが、実は「フラット35」の手続きの中には「仮審査」という段階は存在しないんですよ。
「仮審査」と言われているのだとしたら、それは窓口金融機関等が独自に「サービス」で行っているものであり、審査結果には何の根拠もありません。
(「フラット35」の最終的な判断は住宅金融支援機構が行いますので、窓口金融機関等でも、本申込みのあとは住宅金融支援機構からの回答待ちになります。)
つい最近、回答を差し上げた質問にも「仮審査で3件からOKの回答をもらったのに、本審査でNGでした。何か月もかかって、追加でいくつも書類を出したのに。」というものがありました。
> 返済負担比率としては申し分ないそうなんですが、、
> 法人化して間もないことがネックではあるのですが、
> 仮審査を受けてみることにしました。
「法人成り」されたのが今年のことですから、窓口金融機関でも言えるのは「返済負担比率としては申し分ない」くらいです。
「物件価格」とのことですから、建売住宅もしくはマンションの購入かと思います。
> 物件価格 8900万
> 所持金2100万(諸費用 頭金含む)
とのことですが、所持金というものを「自己資金」と考え、「フラット35」の借入希望額は6,800万円ということでよろしいのでしょうか?
それとも、現在の貯蓄等の総額が2,100万円で、手元に幾許かは残したい…と取るべきでしょうか?
年収が1,200万円ならば、その程度は手元に残したいので、「フラット35」の借入上限額である8,000万円を借りたい…とお考えになられる方もありますので。
ご質問者さまの年齢が分からないので、返済期間を35年に設定できるかどうか分かりませんが、仮に、「借入希望額:8,000万円 返済期間:35年 適用金利:1.41%(フラット35s利用) 元利均等返済 ボーナス返済なし」という条件で申し込まれたとしますと、年間返済額は290万円程度。
自動車ローンの毎月返済額が8万円とのことですから、年間で96万円。
(290万円+96万円)÷1,200万円=32.1% になりますから、ご質問者さまの単独の借り入れでも、総返済負担率は問題ありません。
にも関わらず、奥さまを収入合算者にされるのはどうしてでしょう?
「フラット35」の収入合算者は連帯債務者になり、住宅ローン減税が受けられるからですか?
「取られる必要のないものを提供する」必要性がないので…。
車に関しては、会社の経理上や使用用途については、全く関係ありません。ローンの返済について「会社がしている」としてもです。
ご質問者さま名義でローンを借りているのならば、あくまでも「ご質問者さまの借金」になります。「債務者名義が誰か」が問題なんです。
> そしてそのことを今思い出したので、申告書にはローン無しと記入してしまいました。
> (まずいのでしょうか?)
誰にでも「うっかりミス」はありますし、「認識違い」はあります。
これが原因で、無条件にNGとなることはないと思います。
問い合わせがあったら、そのように説明してください。
ただ、「仮審査」ではスルーされるかもしれません。
…というか、本審査でも窓口金融機関等ではスルーしてしまい、住宅金融支援機構に書類が行ってからの問い合わせになるかもしれません(忘れた頃に問い合わせ…というカンジです)。
補足
回答ありがとうございます。 そうなんですね… >審査結果には何の根拠もありません。 そのようなことだったとは衝撃的でした。 今回審査結果の末、仮審査では満額オッケーと出ました。 自分の実績をかっていただいたそうなことを伝えられました。 しかし、本審査では全く解らないですよね? 納税証明書や、自動車ローンの明細書など、あと事業でのローンを提出することになりました。 現状で貸してくれるイメージがもてないのですが、結果を期待して待ちたいと思います。 補足ですが 私は30歳で、7000万の借り入れです。 合算のほうが審査が通るであろうという事で合算にしています。 (ローン減税については詳しく解らなかったので、税理士さんに聞いてみました。)