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金魚が死んだ原因は水カビ病?悲劇の背景を知りたい
- 飼い主の不手際でらんちゅうが死んでしまいました。水カビ病が疑われ、塩水浴を行った結果、らんちゅうは底に沈んで動かなくなり死亡しました。
- 飼育環境はMサイズ水槽18Lで、投げ込み式エア濾過器を使用しています。飼育開始後1ヶ月強で、リュウキン、丹頂、らんちゅうの3匹を飼っています。
- らんちゅうの異変は5日前から始まり、横腹に綿状のものが見られました。水カビ病が疑われ、塩水浴を行いましたが、結果的にはらんちゅうの状態を悪化させてしまいました。今後は慎重に環境移動を行い、元の水槽で同居の魚と共に薄い濃度の塩浴を行うことを検討しています。
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こんにちは。 私も今土佐金、ランチュウを1年ほど飼育しています。 水草たっぷりの90×30×30水槽で水換えををせず、ろ過は底面フィルターを半分ほど使用しています。pH5.5~6.5を維持して7以上にならない事を常に注意しています。 >Mサイズ水槽18L,投げ込み式エア濾過器 この水槽設備で3匹飼育は明らかにろ過不足が考えられます。それが証拠に1か月経過しての病気の発生はろ過不足が原因と思われます。 このような環境ではろ過不足を補うため、24時間エアレーションした水で頻繁に水換えをする方法か、水草の窒素吸収力を利用して出来るだけ水を替えずにpHを弱酸に保つ二通りの飼育法が有ります。 基本的に水がアルカリに傾くとろ過不足によるアンモニア中毒が心配ですから、pH6前後の水で飼育することが一番楽になります。 >・本日,洗面器にらんちゅうを移し, 明らかに飼育環境や水質変化でランチュウの負担となったと思います。 >洗面器に塩水を追加し,塩水濃度を総計0.5%前後にした。 私自身金魚の飼育は20年以上経過しますが、塩を使用すれば水質に変化が有り金魚の負担となりますので使う事は有りません。過去に何度か使用しましたが、その時は☆になっても良いと判断した最後の選択肢でした。もちろん全て完治することは有りませんでした。 >下手に隔離して治療せず, その通りと判断できますが、なぜランチュウがそのようになったかを考えてくださいね。 >異変の原因をアドバイスくださると幸いです。 考えられる原因を書いてみました。 参考まで。
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- x530
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【直接的な死因】は、水替えによる過度のストレス性ショック。 > 水質変化やPHショックの可能性もあると思いました。 ・ご推察の通り。 特に、病気などで「体力や免疫力」の低下した病魚には点滴式など、丁寧な水あわせが必要です。 http://www.a-forest.co.jp/goods/20031223/index.html シリコンエアチューブと一方コックがあれば、誰でも点滴式の水合わせは出来ます。 【間接的な死因】 金魚を死に追いやった間接的な原因は中途半端な濃度の塩水浴。 金魚の体液塩分濃度は0.9% 「病原菌などの細菌類」や「水カビなどの真菌類」の体内塩分濃度は0.35% だから塩水浴は中間の0.5%(~0.8%)が基本です。 塩水浴の目的は、塩分浸透圧を利用して、病原菌を殺すこと。 浸透圧とは、濃度の薄い液体は、濃度の濃い液体に移動し、濃度の濃い液体を薄めようとする力が働くこと。 0.5%の塩水だと、病原菌の体内から水分が飼育水に流れ出し、病原体は脱水症状で死亡する。 しかし、金魚が脱水症状を起こすことは無い塩分濃度だから、病原体だけに効果があります。 金魚は、常日頃、浸透圧により水が侵入してきます。 金魚は、浸透圧と日々戦って生活している生物です。 金魚はの腎機能は強力で、体内に流れ込んでくる水分を、常に、おしっことして排泄している生物です。 常に水分を、おしっことして排泄するには体力を消費します。 0.5%の塩水は、淡水よりも金魚の腎機能への負担を減らすことが可能ですから、体力を失った病魚への、体への負担を減らすことが出来ます。 0.2%や0.3%の塩水浴は、一時的に水カビ病などの真菌類や病原菌も元気にしてしまいます。 0.2%や0.3%の塩水浴ならば、やらない方が正解です。 ネット情報では、金魚の病気治療方法として塩水浴が溢れかえっています。 しかし、塩水浴には副作用もあります。 病気治療薬を使わずに、塩水浴を行う場合は、副作用を充分に理解する必要があります。 1・塩水浴は、病原菌だけではなく、濾過バクテリアなどの金魚が生活するために必要な善玉菌も激減少させてしまいます。 濾過バクテリアは濾過器や底砂に繁殖し、残り餌や排泄物から発生するアンモニアなどの有毒物を分解し、無毒化する大切な働きがあります。 塩水浴により病気から金魚が回復しても、濾過バクテリアが傷ついた水槽では、金魚は安全に飼育出来ません。 濾過バクテリアが回復するまでの約3~4週間はアンモニアなどの毒物による中毒死の危険性がつきまといます。 2・塩水は飼育水のpHをアルカリ性に換えます。 酸性~中性よりも、アルカリ性の飼育環境の方がアンモニアなどの魚毒性が強く出ます。 また、アンモニアの魚毒性は高水温の方が強く出ます。 夏場の塩水浴は、普段よりも危険性が高まります。 飼育水槽で塩水浴治療を行った場合後は、通常期の2倍程度はマメに水替えして、アンモニア中毒を防止する対策が必要です。
お礼
詳細な回答をありがとうございます。 今後病気で塩浴や薬浴する必要のある金魚が居る場合, コックのある機器で点滴状態にするか, 逆に他の金魚を飼育水と共にと別容器に移し, 病気の子の環境はなるべく変えない位の事をした方がいいかと思いました。 そして。今回エアを買うため,餌やPH調整剤なども数十種もあるホームセンターに行ったのですが, なぜかメチレンブルーなどの薬は無かったので塩のみを使ってしまいました。 近いうちに金魚を購入した店舗まで行って金魚専用の薬を常備しておきたいと思いました。 PHを確認できる機器も常備しておこうと思います。 >0.2%や0.3%の塩水浴は、一時的に水カビ病などの真菌類や病原菌も元気にしてしまいます。 肝に命じておきます。 親が飼い主の為,金魚に良いと思われる機器を購入したり足す事に反対されたり, (水温計は今回の事で買いましたが,以前は「計った所でなんの役に立つ?」と言われてました) 水替えや病気の場合には絶食したほうが良いと言っても, 「お腹すいて可哀想だ」と餌をあげてしまったりで中々難儀です…。 頂いたアドバイスを参考に,残った子や新たに買う場合も,大切に育てていきたいと思います。
お礼
>>・本日,洗面器にらんちゅうを移し, >明らかに飼育環境や水質変化でランチュウの負担となったと思います。 …そのとおりだと感じます。 今思うと,3匹なので,病気が疑われる子は元の水槽で養生させて 元気な子を飼育水と共に他容器で移す位でも良かった思います。 今回の治療の為に,エアと濾過器を1セット買いましたので, また3匹に増やす際には使いたいと思います。 pH計なども,飼い主である親はよく判っていないので必要ないといわれますが 強引にでも買って管理したいと思います。 大変参考になりました。ありがとうございました。