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先日見た、薄桜鬼というアニメで、
先日見た、薄桜鬼というアニメで、 敵軍が銃や大砲で攻めて来たために主人公側が大敗したのですが、 その際、主人公側の人間が「もう刀や槍では勝てない」という ようなことを言っていました。 幕末(新撰組)の話なのですが、いくら何でもそんなことは 戦国時代の末期には証明されていましたし、何より刀が 飛び道具に勝てないのは子供でも判る話で、かなり違和感のある セリフに感じました。 これは、剣に命をかけた人間の無念さを表現したかったのか、 それとももっと別の意図があったのでしょうか?
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世の中、必要の無い技術というのは廃れて、忘れ去られます。 江戸時代の泰平の時代というのはまさにそんな感じで、幕府が禁じていたこともあるでしょうが、戦国末期には発達していた火器類の技術は廃れ、無くなるというまではいかなかったにしても当時の火縄銃のまま何ら進展がありませんでした。また、需要が無いので量産もされていません。いきおい鉄砲を撃つ人も限られていました。 火縄銃の場合、弾薬の装填に時間がかかるので、鉄砲が少数だったり、市街戦のような遮蔽物の多い場所での接近戦主体の戦いでは有効に使えず、むしろ刀や槍の方が戦果を上げることが出来ました。また、命中精度も低かったのです。 ところが、幕末の頃に西洋から入ってきた鉄砲は現在のように撃鉄で弾薬に引火させて発射するタイプで連射が効き、命中精度もずっと向上しているので少数でも市街戦で十分に威力を発揮出来たのです。さらにガトリング砲まで投入されていました。 短期間で連発が効く銃が相手では、刀や槍で接近することも出来ません。要するに戦国時代のままの軍事常識がここで覆ったということです。
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- disease
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確かに大きな争いになれば、もう刀では大砲・銃には勝てない時代でした。 しかし、通常時なら刀でまだまだ時代が変えられる時代でした。 辻斬り・暗殺なら刀はまだ使える道具ですし、坂本竜馬も刀の達人にも関わらず、刀で殺されています。 大砲で戦艦や城を破壊するより、刀で重要人物を一人殺すことの方が大きい場合もあるってことです。
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ありがとうございます。 物事には使い所があるということですね。
お礼
ありがとうございます。 火縄銃はもっと絶対な武器かと思っていましたが、 総合的に考えると最強の存在ではなかったのですね。