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がん細胞と、ぶどう糖の関係

がん細胞と、ぶどう糖の関係 がん細胞に、ぶどう糖が取り込まれるという話を聞いたことがあります。PET検診はその性質を利用するという内容だったと思います。 そこで一つ思ったのは、ぶどう糖が癌細胞の栄養になるなら、ぶどう糖加糖液糖などが含有される各種のドリンク類は、がん患者は飲まないほうがよいのでしょうか? 家族が乳がんの告知を受けました。 スポーツドリンクなどを飲んでいたのを気にしています。 詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

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  • pompok1
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回答No.1

ご家族ががんの告知を受けられて、心中お察し申し上げます。 がん細胞は盛んにブドウ糖を取り込み栄養としています。多くのPETではその性質を利用してFDGと呼ばれるブドウ糖に化学的によく似た薬剤を使います。これは放射線を出す性質があり、それを利用してブドウ糖の取り込みが盛んな部位を見つけることができます。これは、癌に限らず、脳や心臓などのブドウ糖を多く使う臓器や、炎症にもFDGの取り込みが見られます。 何が言いたいかと申しますと、正常組織もブドウ糖を栄養源としていることです。ブドウ糖加糖液糖を食べない食事をすると、がん細胞にも多少は影響を与えるかもしれませんが、それよりもご自身に甚大な影響を及ぼす結果となります。それに、普通の食事にも糖類は含まれていますので、糖類を避けた食事を作るのは非常に困難だと思います。 従いまして、癌の栄養にもなり得ますが、糖類を避けた生活を送ることは現実的に不可能です。量にもよりますが、その中でスポーツドリンクの及ぼす影響はそれほど大きい位置を占めることはないはずです。 結論としては、乳癌の発病にスポーツドリンクの影響はなく、今後も飲み続けることに差し支えはありません。もちろん、心配であればやめても大丈夫です。ただし、ご高齢でかつ太っておられるのであれば、減量目的にスポーツドリンクをやめることをおすすめします。

noname#185073
質問者

お礼

詳しいお答えをありがとうございます。 やはり糖分を避けては生きていけないのですね。 本人には、あまり気にしないように伝えたいと思います。 これから免疫力を上げるために乳酸菌飲料などの摂取も検討していたので、とても参考になりました。 また、やさしいお言葉を添えてくださったことにも感謝いたします。 ありがとうございました。