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右頸に4センチのしこりがあり、その原因は何か?
- 1か月前に右頸に4センチ程のしこりを発見しました。
- がんセンターの受診結果で、頸のしこりは90%がんであり、転移したものであることが判明しました。
- 頸の腫瘍がなぜ転移したものであるのか、生検で原発細胞か転移細胞か判別することができるのか、詳しい方に教えていただきたいです。
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人の細胞には、色々な種類があります。 がんは、その細胞が異常に増殖する病気ですから、 もともとの細胞の特徴を持っています。 例えば、A細胞でできている部分にB細胞のがんがあれば、 それは、A細胞の原発癌ではなく、B細胞を持っている別の臓器からの 転移であるとわかります。 原発癌を見つける事は、とても重要なのです。 例えば、胃がんが肺に転移して、肺がんとなったとします。 このとき、肺がん用の抗がん剤は効かないのです。 もともとは胃がんなので、胃がん用の抗がん剤を使うことになります。 詳しくは、主治医の先生から説明を受けてください。
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- xiphoid
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頭頸部原発不明癌だと思われます。 腫れたリンパ節からは癌細胞が採取できているので、何らかの癌には違いありません。 生検では、リンパ節腫大が原発なのか、転移によるものかは判別できませんが、リンパ節そのものから癌が起こる事は殆どなく、ほかの臓器の癌からリンパ節に転移するケースの方が圧倒的に多いので、この診断になったと思われます。 手術や解剖などから判明したデータでは、原発巣はノドのどこかに隠れている事が多いようです。 原発巣が現時点で非常に小さいので、まだ見つからないというわけです。 (PET-CTでも、腫瘍はある程度の大きさにならないと描出されません。) 今後、各種検査や生検などを行い、可能な限り原発巣を調べていく事になります。 原発巣が判明すれば、「原発不明」ではなくなります。 どうしても原発巣がわからない場合は、放射線治療や抗がん剤で絨毯爆撃の様に治療を行います。 ただ、見つからない程小さいという事は、治療の効果も期待できるという事です。決して悲観的になる必要はないと思います。 主治医の先生にもう一度よくお話を聞いてみて下さい。
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ありがとうございました。 参考URLとても参考になりました。 次回先生によく聞いてみます。
お礼
ありがとうございました。 わかりやすい説明で良くわかりました。 次回先生によく説明を聞いてみます。