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父親が肺がんと診断されました。
父親が肺がんと診断されました。 76歳になる父親が先月、肋骨の下の骨が激しく痛いといので、近くの病院から大学病院の呼吸器外科に紹介してもらい 6月1日にCTを持って受診、その日に血液検査(腫瘍マーカーが上がってる)レントゲン、その後、細胞を取って悪性と判明。 2週間後にPETを撮る予定です。 内科で受診するも、MRIが必要だと言い、7月1日に予約。 現在、父は激しい痛みで、モルヒネで抑えています。 MRIを撮らないと、治療方針がとれないと、自宅にいます。 初めに大学病院へ行ってから、もう2週間。 見るからに痩せていき、痛がり、見てる私どもも、途方にくれてます。 こんなに時間がかかるものでしょうか? あと、2週間も待ってる間に、体力も気力も無くなってしまいそうです。 こんなに時間がかかるものでしょうか? よろしくお願いします。
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- Drsaiki
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お父様のご病状が思わしくない様子で、大変ご心配なことと思います。 大学病院での診療方針決定に時間がかかっていますが、おそらく手術が可能か否かの判断を、MRI検査の結果で決定しようとしているものと思われます。CT検査は行われておりますので、実際には治療方針は決定できるのですが、残念ながら、お父様のつらいご病状を十分に把握・配慮していただけていないものと思います。 検査結果を見ていないので正確にはわかりませんが、おそらく肺癌(末梢型腺癌あるいは悪性胸膜中皮腫)で肋骨浸潤をきたしているものと推察されます。かなり進行した状態と思われ、残念ですが、病状は大変厳しいものと考えていただいておかれた方がよいと思います。(病状が異なっておりましたらご容赦願います。) 激しい痛みでさらに消耗してきているようですので、モルヒネだけでなく神経ブロックを併用されることをお勧めします。神経ブロックを併用すれば、現在感じておられる痛みの大部分を即座に緩和できると思います。(放射線治療なども有効ですが、すぐ症状を抑えられる点でブロックが有用です。) 大学病院はいろいろな点で、対応に配慮が欠けるところが多々ありますので、強く希望を訴える(すぐにでも今後の治療方針について説明を求める、あるいは治療方針を一つに決定できないのであれば、どんな選択肢があって、今後どうなる見通しが高いと考えているのか説明を求める)か、あるいは地域の中核を担っている総合病院での治療を受けられた方がよいかもしれません。 なお、残酷なようでもありますが、肺癌の多くは手術をしても治りません。抗癌剤がよく効く肺小細胞癌などを除けば、抗癌剤による治療も完治させることが大変難しい癌の一つです。体力の低下した現状で、勧められるままに手術や強い抗癌剤治療を行えば、おそらく死期を早めるだけのことになりますのでご注意ください。 まずは痛みをコントロールして、食事・睡眠をとり、体力を保持するようにすることが一番大切です。体力増強には、補助療法として漢方薬(補中益気湯:補中益気湯、十全大補湯:じゅうぜんだいほとう、人参養栄湯:にんじんようえいとう など)が有用ですので、参考にしていただければ幸いです。 今後の経過の次第ではありますが、進行が速く、体力の消耗が激しいと、数か月と体が持たないこともあり得ます。治療をあきらめるというわけではありませんが、お父様がこれからできるだけつらい・苦しい思いをされないようにという点で、緩和ケアでの治療を検討することも一つの方法かと思います。 昨年、私も肺癌で父を亡くしましたが、これからの1日1日が、お父様にとっても、ご家族の皆様にとっても、よい1日1日となられますよう祈っております。
- rokutaro36
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状況がわからないので、一般論としてお答えします。 現在の日本の医療は、大学病院に代表される基幹病院では、 治療できる容量をはるかに超えているのです。 そのために、一部の医師が36時間、48時間連続勤務をしている ほどです。 その結果、何が起きるのか…… MRIの画像の結果が出るのに2週間もかかるはずもありません。 しかし、画像が出てきても何の役にも立ちません。 医師がそれを見て、どのような病気が考えられるのか、 どこまで広がっているのか、などなどを決めなければなりません。 人の命がかかっているので、色々と考えなければなりません。 そこで、治療方法などを多くの医師がディスカッションして決めます。 もちろん、医師は治療方針を決める会議だけをしているわけではなく、 外来診療、入院の回診、手術などなど、色々な仕事があります。 週に1回、8時間をその会議jに使うとして、1人30分のディスカッションでも、 週に16人しかこなせません。 わかりますか? その順番待ちで、2週間待ちとなるのです。 医学的には、1日でも早く治療方針を決めて、治療にかかる方が良い に決まっています。 でも、現実には、物理的に容量を超えているのです。 さらに、せっかく、治療方針が決まっても、入院できるベッドにも数の制限が あります。 大学病院のような基幹病院には、重症の方が多く集まっているので、 簡単にベッドを空けるわけにもいきません。 従って、治療方針が決まってから、さらに数週間待たされるということが あります。 容態が急変して、緊急入院で入院される方もいます。 もちろん、その間に亡くなる方も出てきます。 問題は大きいですが、それを解決する方法がないのも現実です。
MRIは設置する病院も限られ、 検査に時間のかかる検査の上、提携病院からの検査依頼もあり、かなり混み合います。 医者の中には、個々の患者の状況に無頓着な場合もあります。 傷みも含め、医者の指示の受け身にならず、 状況を伝え、早く検査できる方法を相談しましょう