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引続き「輸出と円高」

QNo.595283に引き続きです。 よろしくお願いいたします。 確かに、輸出が伸びると円の価値が上がることは想像できます。 しかし(輸出によって)邦銀が保有するドルを外銀の保有する円と交換する場合、1ドル=100円と1ドル=80円どちらがより多くの円を交換できるかと考えると、1ドル=100円ではないかと思ってしまいます。 為替相場は需給の関係で決まるのであって、銀行同士のやりとりによって決まるのではないと思いますが、価格と金利がごっちゃになっている可能性があります。 教えてください

質問者が選んだベストアンサー

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  • bisromani
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回答No.3

前回の質問にも回答した者です。 1ドル=80円より100円のほうが「ドル高円安」です。だからおっしゃるように、 100円のときのほうが、同じ1ドルで20円多く円を手に入れられます。 で、uk0221さんの疑問というのは、 「日本からの輸出が増えれば、ドルを手にした企業が増えて、『このドルを有利に円に交換したい』 と思う人が増えるわけだから、その人たちが有利になるように為替レートがドル高に動くのでは?」 というものだと思うのですが? だとしたら、マーケットの力関係と社会的グループの力関係を混同しているのだと思います。 人数の多い社会集団は選挙のとき無視できないから、その人たちにとって有利なように 世の中が動きますよね。 でも、マーケットは「売りたい人」と「買いたい人」のバランスで決まります。だから 数が少ないグループのほうが有利なのです。 輸出が増えると、市場に出ている「売り物のドル」が増えるので、ドルの買い手市場になり、 ドル安円高になるわけです。 なお、#2の方が書いているように、実際には為替レートはもっぱらマネーゲームで 動いています。実際に円が必要な人がドルを円に換える額に比べ、「いま円を買えばもうかる」 などと考えて取引する(投機マネー)の額のほうが、何十倍も多いのです。 しかしそれでも、相場はほぼセオリー通りに動きます。彼らは日本の輸出超過額が増えると 予測すると、「円が上がるぞ」と考え、先回りして円を買うので、実際に円が上がるのです。 納得していただけたでしょうか?

その他の回答 (2)

  • mai9999
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回答No.2

基本的に物を輸出して代金を受け取る。それを換金するというのが為替取引ですが、現在では実体の経済取引より、そうなるだろうという予測で為替相場が動いているようです。輸出入統計と為替取引の総額と比べるとすぐわかりますよね。

  • m-0-m
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回答No.1

円高:1ドル100円 円安:1ドル120円とします。 日本のJP社がアメリカのUS社に600円の商品を輸出します。 円高の場合6ドルで販売、円安の場合は5ドルで売れた事になります。 例えば、邦銀の5ドルを円に換金すると 円高の場合500円、円安の場合600円になりますよね? 明らかに円高の方が損です。それでいいんです。 日本が外貨を稼ぐと、円が高くなり日本が損をする。 それでバランスをとっているんです。 上手く説明できなくてスミマセン。 お解り頂けますか。 説明文中「損」と言う表現をしましたが、あまり適切な表現ではありません。 雰囲気を掴んで頂く為に用いたものです。