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日本のバイクメーカーは衰退中? それとも手抜きしてた?
日本のバイクメーカーは衰退中? それとも手抜きしてた? BMWから、S1000RRが出ました。 パッと見は第5の日本製SS出現?といった風貌でした。 しかしその走行性能が明らかになるにつれ、驚異的な存在であることがハッキリとしてきました。 欧米日(日本からはモーターサイクリスト)バイク誌で共同開催するサーキットテスト 「マスタースーパーバイク2010」において、 S1000RRは最速ラップタイム・参加者平均ラップタイムとも総合トップとなり、 その最高出力は191.5馬力だったということでした。 これは、このクラスでは過去にない、圧倒的に高い数字です。 最速ラップタイム順で2~5位までも欧州車勢が占め、日本車勢は6位以下に並んでしまいました。以下はその順で ホンダ CBR1000RR (174.7馬力) スズキ GSX―R1000 (162.2馬力) カワサキ ZX―10R (176.9馬力) ヤマハ YZF―R1 (173馬力) ということでした。今までは、必ず日本メーカーは常に上位にいましたので、過去最低の結果となっています。 サーキットタイムに関しては、サスのセットアップの完成度も重要で、今回(不況の影響と思われる原因から)専門スタッフを派遣しなかった日本車勢は不利だったのだろうと思います。 最高出力に関しても、バイク一台ごとに異なるコンディションの良し悪しの影響もあり、本来の性能を発揮出来ていなかった可能性もあります。 しかしそれらを踏まえても、S1000RRの高性能ぶりは言い訳のしようが無いほど、圧倒的です。 またそれが、日本車と同様の車体構成から発揮されているのです。 そして、その高性能を考えると、充分に納得できる範囲内の価格で、国内販売されます。 そこでお聞きしたいのは、 この性能差は、この後2~3年程度で、日本メーカーの努力で埋められて、更にそれを巻き返し、凌げるところまで、持っていけるようになると思いますか? それとも、もうこれからはエコの時代とかなんとかという事で、欧州車勢を巻き返すこと無く、徐々に尻すぼみとなっていってしまうのでしょうか。 どう思われますか?
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補足
回答ありがとうございます。 もし、回答者さんの言う事が正しいのであれば、このテストの成績と、実際にお店で買える製品の性能には隔たりが発生し、 いざ買ってみて走らせてみるとガッカリする。という結果になるのでしょうか。 この仮説が正しいかどうかは、1年ぐらい待って、ユーザーの反応などを見る必要がありそうですね。 ただ、モーターサイクリスト誌には、「エッジで走れ!」という連載コーナーがありまして、 月替わりで一台ずつ、同じサーキットを使ってテストをしています。 この連載はかなり長く続いているのですが、これが非常に参考になります。 特殊な条件の車両というよりは、生の、売っているままの車両でテストしている感覚が強く、認識のズレが発生しにくいのです。 車両セッティングまで、完全に一人のテスターに任されているためです。 このテストでS1000RRがどういった結果を出すか、興味深いところです。 「馬力の違いが、ほとんどの人間が実際に運転するのには全く関係の無いこと」 だと言うのは良く分かります。 しかし、そのような事を言いたいのではないのです。 バイクのユーザーは、何を見て購入するでしょうか。 やはりカタログ数値というのは、大きな説得力に成り得るのです。 特に、高い走行性能を求められるSSというジャンルであれば、その傾向は非常に高いものです。 かつて大昔、ホンダCB750FOURというバイクが世界に向けて最高時速200kmというスペックを誇りに売り出したのも全く同じ理屈でしょう。 そういえば、ちょっと前には日本のメーカーが出す「乾燥重量」の数値に疑惑がかかったこともありましたね。 新型が出る度、数値の根拠と信憑性に疑問符が増えていき、乾燥重量は廃止され、現在は車両重量なる数値や実測車重で比較されるようになりました。 そのように、カタログ数値が重要であるのは間違いの無いことでしょう。 ちなみに、僕は全くの素人ですが、160馬力と190馬力の差は問答無用で知覚します。 それなりに乗り慣れていれば、全然違うことは分かります。まだ全開のS1000RRには乗ってませんが・・・。 しかしそれぐらい、圧倒的な差なのです。 全てがほぼ同じ条件で、同じ測定器を使用して測定している以上、そこには単なる誤差以上の差が存在するのです。 付け加えますが、試乗した感想としては、S1000RRも、他の日本製SSと同様に街乗りをこなせそうな印象でしたし、スキルが無くても充分に楽しめます。今までの日本製以上かも知れないですよ。 真夏の渋滞にどれだけ耐えられるかなどは未知数ですが、きっと問題ないでしょう。