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モーリスモーリス・ドニの書いた「新伝統主義の定義」(1890年)の
モーリスモーリス・ドニの書いた「新伝統主義の定義」(1890年)の 翻訳内容を読むにはどうすればいいのでしょうか? 翻訳書が出ているのなら教えていただきたいのですが・・・。 ネット検索では画家の関口俊吾(訳)というのがあるようなのですが、 1949年(昭24)に雑誌掲載されたものであり、 今はどうなのかな~? というのがボクの現状です。
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こんにちは。 既にある程度調べているようですが、その後新たな翻訳がされている気配がありませんね。こちらは関連参考文献の一覧です。 http://www.pref.mie.jp/BIJUTSU/HP/event/catalogue/gauguin/bunken.htm もし新訳があるならこの中にあっておかしくないと感じます。ただ、17年も前に作成されたリストですから、その後に関しては判りません。 尤もウェブをいくら検索しても、この論文を収録した本としてはこの時の「みづゑ」しか出てきません。ということから、おそらく新訳はされていないと推測します。国立西洋美術館が1981年にモーリス・ドニ展を開いて、カタログも出しています。 http://opac.ndl.go.jp/recordid/000001623911/jpn ですが年次から考えて、収録されているのなら上記のリストに出ないわけがないので、やはり新訳はないと思っておいて良いのではないでしょうか。 この質問の主旨は、そんなに古い翻訳で果たして読むに耐えるものになっているのだろうか?ということでしょう。こればかりは実際に読んでみないと判りません。 都立多摩図書館など一部の図書館には収蔵されています。全国の図書館の検索はこちらからどうぞ。「雑誌」指定をしないと結果がきちんと表示されない場合もあります。 http://www.jla.or.jp/link/public.html 買ってしまっても良いと思うなら差し当たり見つかったのはこの2冊、大体1000円です。 http://search.newgenji.co.jp/sgenji/D1/?000101468094/ http://www.comco.ne.jp/~ahonya/zasi09.htm (店のトップ・ページは http://www.comco.ne.jp/~ahonya/migi.htm ) 原文で良いのなら多分どこかにあるのではないかと思いますが、私はフランス語はまるで駄目なので探しません。
お礼
詳細な回答に深く感謝します。 モーリス・ドニの解釈によるセザンヌに興味があります。 セザンヌ当人との差異というか、 ドニによる(今となれば歴史的な)誤読に・・・です。 (ドニ側からの)訪問は幾度かあったようなので、 “衣鉢を受け継ぐ”といった傾向はあったかもしれません。 ただまぁ・・・、 まだ、それほどセザンヌが評判となっていない頃の絵画論であり、 (セザンヌ評価における)誤読はないほうが不自然。 むしろセザンヌを利用しての自分たち一派のマニフェストだったのでは、 と思ったりしています。 古書店の紹介・・・助かります。