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ガンダムUCについて。

ガンダムUCについて。 公式サイトでガンダムUC第2話が秋公開。 となっておりましたが、もしかして今後も このペースでの公開なのでしょうか? もしそうなら恐ろしく気の長い話です・・・ てっきり第一話のみ劇場公開でそれ以降は DVDで2~3ヶ月に1話位のペース でリリースされていくのかと思っていたので ビックリ?がっかり?です・・・ 宜しくお願い致します。

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  • tama80ji
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回答No.1

はじめまして。 「ガンダムUC」は当初TVシリーズで1年放送で計画が進行していました。が、頓挫してOVA形態の劇場公開・ネット配信形式となりました。 要因としてはTV枠が取れなかった(TBS日曜夕方5時を狙っていたがムリだった)のと、TVアニメシリーズと劇場版の過剰供給によるスタッフの確保ができなかったせいでしょう。 今でも週40本以上新作のTVアニメが供給されています。そこに昨年後半から今年の夏までに約20本以上の劇場版が上映されます。 明らかに過剰供給です。 それだけの量を生産できる余力は日本のアニメ産業にもありません。 特に劇場版は大画面で投影するために作画クオリティは重視されます。また原動画の単価が高く、腕達者な連中は引っ張りだこです。 「UC」の企画がスタートしたのも同じ時期で、この過剰生産中に製作がバッティングしてしまいました。 またサンライズ自体、固定の作画スタッフはいません。作品ごとの契約での製作です。 時期が悪かったとしか言いようがありません。 おそらくスタッフが確保できなかったのでしょう。 「ガンダム」はある意味失敗は許されないかなりキツイ、コンテンツです。スタッフが受ける重圧も大きく、代々の監督を始め現場スタッフはそれ故に苦労しています。 特に作画レベルが低いと散々に叩かれます。 短期間でレベルの低い作画陣を山のように揃えれば毎月のようにリリースは可能でしょうが、失敗の許されないコンテンツでそれはできません。 それなりの有能な原画・動画陣を揃えなければなりません。 かと言って本当に有能な原画、動画陣は数がしれていますし、ほとんどフリーなので食って行くために次々と仕事を入れます。なので使いたくても使えない状況が生まれます。 作画のクオリティを維持するためにはやむ得ないのではないか、と思います。 その証拠にこの劇場版20本の製作時期(昨年後半から今年3月頃)までのTVアニメシリーズの現場はかなり悲惨な状況でした。 軒並みTVアニメ30分枠で原画が30~40人以上。それでも足りなくてバラ撒き。作画監督が4人に作画監督補が4人なんて、バカみたいな状況でした。更に第二原画まで同じ位にバラ撒き。 しかも原・動画のスタッフは見知らぬ名前ばかり。 おそらくスタッフが確保できず、新人をとにかく大量に原画に上げて修正、修正の嵐だったのでしょう。 TVシリーズの原画人数が多いのは余り好ましい状況ではありません。絵柄の統一が困難になりますし、修正も困難になります。 過剰生産の余波で、一時期総撤退した中国への動画外注(余りにも出来が悪すぎ、国内での修正が追いつかない状況となるので)が再び増加しつつあります。 と、言うわけで、一定のクオリティを維持するためには仕方ないでしょう、この状況では。

jcbmaster
質問者

お礼

>今でも週40本以上新作のTVアニメが供給されています。そこに昨年後半から今年の夏までに約20本以上の劇場版が上映されます。 こんなに沢山制作されていたんですか!知りませんでした。 過剰供給でスタッフが足りないので制作が追いつかないという 状況ですか。 以前現場の方々の給金は世間一般からすると相当お安いと小耳に はさみましたが、これだけ仕事があってもやっぱりそうなんで しょうか。大変なお仕事ですね(汗 >一定のクオリティを維持するためには仕方ないでしょう、 つまりこのペースでの公開が限界という事なんですね・・・ 確かにOVAは絵が綺麗なので個人的にはTVより賛成なんですが あまりにもリリース間隔が開くとダレちゃうんですよね~(汗 でも第一話を見た限り、0083以来期待が持てそうなので 秋を楽しみに待つとします。 色々アニメ制作現場の実情まで教えて下さり 有り難う御座いました。

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