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欧米人の永住する場所は?
- 欧米人の永住する場所は、個人の好みや状況により異なりますが、自分の地方や都心、転勤先などが一般的な選択肢とされています。
- ヨーロッパでは移民が一般的であり、国外に出て永住することに違和感がない傾向が見られます。
- アメリカは地域によって国が異なるため、好きな州に住んだり仕事を変えて移住することが比較的容易です。
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米国在住経験があるので、(2)にお答えします。米国では仕事をリタイヤした後に 気候が温暖な州に引っ越す人が相当数います。アリゾナ州やフロリダ州が人気ですね。 平均的な米国人は敬虔なクリスチャンで、教会をベースに人付き合いを広げるので、 見知らぬ土地に引っ越すのもわりと平気だったりします。 2000年の大統領選挙では、ブッシュ氏がゴア氏を僅差で破りました。このとき最後に 注目されたのが、再集計騒ぎにまでなったマイアミ州のデイド郡などです。この地区は 余生を暮らす高齢者が多く、民主党優勢のフロリダ州のなかでは保守的な地域なのです。 このように、永住の地選びが選挙に影響を及ぼすことさえあります。 また、日本と決定的に異なる点として、モーターホーム( 大型キャンピングカー )で 自由気ままに全米を巡るリタイヤ組も少なくありません。15万ドルくらいする豪華な モーターホームを買い、ゆったりと旅を楽しむのです。専用駐車場( RVパーク )は 全米に1万ヶ所もあり、料金も手ごろなので、こういった余生が楽しめるのです。 いっぽう、生まれ育った土地を出ない人たちもたくさんいます。米国は半数の国民が いわゆる田舎暮らしをしており、一生の間、海外旅行どころか州外にもほとんど出た ことがないなんて人もいます。よく言われるのは、ニューヨーク州( 大西洋から五大湖 までとかなり広い )にはマンハッタンに行ったことのない人もたくさんいるのです。 よって、生活レベルや出身地で、永住先選びは大きく変わってきます。高等教育を 受けるような層だと、引っ越しは日常茶飯事です。進学や就職、転勤で引っ越すので、 引っ越し用トラックのレンタル業者( U-Haul など)もあります。 さらには職探しで引っ越す人もいます。たとえば公務員を削減しているカリフォル ニア州では教師や警官の新規募集がないので、人口が増え続けているネバダ州 ( ラスベガスはいまや百万人都市です )に引っ越して就職するといった具合です。 ちなみに、著名プログラマーが著した「 カッコウはコンピュータに卵を産む 」という ハッカー物のノンフィクションがあります。この主人公は西海岸のシリコンバレーから、 東海岸のボストンに引っ越します。最初は文化が違って馴染めないと思っていたのが、 どちらも学生街なので馴染めるようになったという記述がありました。逆に言えば 米国人でも、引っ越しの際は身構えることがあるということがわかりますよね。
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- 8108
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ロスに住んでいます。個人の考え方は色々有るので、まさしく漠然とした答えになりますが、 所得も関係していると思います。日本でも米国でも高級住宅地で子供は私立、車は高級車、そして別荘はxxxに憧れるが、実際には何かを犠牲に....が本音だと思います。例外は多々と居ますけどね。 独身者や結婚しているが子供が居ない方々---都会でバー、レストラン、クラブなど遊びに行く先が便利な所を選ぶ方も多いです。ヒップな地域? 家族---子供の義務教育中は学校区の良いところ。または居住地区は良いが学校区が悪いので良いプライベート学校がある所。 引退者---学校区の興味が無い。引退者が集まる市で極端に言えば学校が無い=固定資産税に学校への税金が無い(安い)所へ住む。 他には現在の行政を考えると増税が考えられるので州税が無い州に移りたいとの意見も聞きます。その中で「子供は大学や自立しているので夫婦だけで移住を考えている(あんな大きな家に住む必用が無くなった)」 ロスの自宅の地価が騰がったので売って他州に行く(今の家より大きな家が安く買える)へ移住する。 との意見も聞かれます。
お礼
アメリカ内では引退後にどこかに移る意識が強いようですね・・・ 日本は狭いので会社が関連していた都市か、地元かとある程度移住範囲が限られますが、 あの広い国でどこで余生を過ごすのか考えるだけで途方にくれそうです笑。 回答ありがとうございます。
- leaf88
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(2)のみ。。 私の周りでの情報となりますが、参考までに。 子どもが義務教育中は「よりよい学区を求めて」転居を繰り返す人もめずらしくないです。 私の祖父母もそうだったようです。 そのたびに「家を売って、また新たに違うの買って」としたり。 購入時より売却額が高くなることもあるので、一部地域をのぞけば購入に対する意識は日本のそれとは差を感じます。 賃貸でも、日本より初期費用が断然安いので、半年とか1年でちょくちょく移動してる人もみます。 しかし、州をでるのはやはりそれなりの理由がないとしないでしょうね。 免許や保険などが州基準だから面倒だし。(と思うのは私だけ?) 転勤や好条件での転職などの仕事関係を除けば、大学進学で州外に出る、とか、あとはやはり他の方もおっしゃっていますが、リタイアして老後の住みかを探す、でしょうか。 前述の祖父母もそのクチです。フロリダやアリゾナではありませんが、田舎の広大な敷地を買い、趣味の「木いじり」にいそしんでいます。(家とかヨットとか作るものが半端ないですがw)もとは普通のサラリーマンでした。 もちろん、長年住んだ土地が好きでずーっと暮らしてるって人もたくさんいます。 父は自分の生まれ育った町Love派です。 これまた先の方がおっしゃってますが、別の身内夫婦(65歳)は1年の半分をRVで各地にいきながら過ごしています。夏はアラスカなどの涼しいところ、冬はフロリダ、テキサスなどの温暖なところ。。春・秋を主自宅の土地で。。こういう人のことを「Snow Bird(渡り鳥)」なんていいますw 私も家賃が安く家が大きい田舎州に引っ越したくてひそかに企んでます・・
お礼
引越しを容易にする、 州には結構捉われる、 というのが大変参考になりました。 アメリカだからやり得る、余生の敷地買いとRV旅行はほんとにいいですねぇ。 何よりその気概がうらやましいです。 回答ありがとう。
お礼
とても丁寧に長い回答ありがとうございます。 アメリカは好きな国ですので大変参考になりました。 余生を地元で過ごしたいとかんがえそうな日本とは逆ですね。 >高等教育を受けるような層だと、引っ越しは日常茶飯事 これが世界中で共通と言えそうですね。 ありがとう!