こんにちは。
私は去年まで2年余「歯科助手」をつとめました。(現在は別の仕事についています。)
採用された時の年齢はなんと37歳でした!
普通は、結構若い女の子が採用されるようです。高校生も可というところも沢山あります。これでおわかりだと思いますが、「歯科助手」は特別な資格はいりません。
「歯科衛生士」とほとんど見た目の仕事の内容はかわらないのでは?と思われるかもしれません。でも「衛生士」はちゃんとした専門学校(昔は2年でしたが今は3年になった)を出て、”患者さんの口の中を触れる”のに対して、「助手」は患者の歯はもちろん、厳密には「口の中」を触ってもいけないのです。
ただ、実際問題、そのへんは”なあなあ”になっているようで、そんなことを守っていると「バキューム」←(患者さんの口の中に発生する削りカスや水、血などを治療の妨げにならないよう、吸い込んで取り除く)すらもできなくなってしまいますので、助手が衛生士の仕事の範囲に知らず知らずのうちに踏み込んでいることは多々あります。
ただ、しっかりした医院ほど、そこのところは厳密に区別しているようです。
私は、バキュームこそすれ、他に患者さんの歯に直接触ったことはないのですが、私の友達は患者さんに助手の分際で「歯磨き指導」「歯石とり」までしていたと、オソロしいことを言ってました(笑)
ホントはこれも厳密にいうといけないのですが、「型どり」のための「アルジネート」→(あのオェッとくる乾くとゴム状になるやつ)を練ったり、それに石膏を流し込んで患者さんの「歯型」を作り、それを技工所に送ってました。
他に、衛生士と重複する仕事として「レントゲン撮影」「治療の為の迅速な器具類の準備」「器具類の消毒」「資料の整理」「先生の指示に従った治療のお手伝い」などがあります。どれも、そんなに慣れればむずかしい仕事ではないのですが、(ただし、不得意分野もあり・・・笑)「浅く、広く」という感じですね。
あと、先生の人柄も働く上で大きなウエイトを占めます。うちの先生は、とにかく自分の不手際で治療が遅れても衛生士、助手に当り散らす「ヒステリー」気味のところがありましたので、なかなか辛かったです。(怒りのあまり、ピンセットを投げられそうになったこともあります)
あと、私は比較的うまくやっていた方だとは思いますが、「衛生士」さんたちは「助手」に一種独特の感情を持つようなので(私たちの方が上といったプライドかな?)そこのへんも難しいかもしれません。助手の方が数が多ければ別ですが。
覚える器具や薬の名前は結構多いですよ!頑張って下さい。下のページは私が以前に類似の質問に答えたものです。少しダブるかもしれませんが、よろしかったら、こちらもごらんになって下さい。
お礼
こんにちは。 いろいろと教えていただいて、ありがとうございました。 実は、歯科助手とともに、医療事務も考えていて、 先日医院の受付事務ということで、採用がきまりましt。 しばらくはそこで、がんばってみようと思います。 アドバイス、ありがとうございました。