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鬱病患者の終末

ある鬱病患者がいて、いろんな病院でいろんな治療や投薬を試して、 それでもなお病状が改善されない場合があったとします。 その鬱病患者の中には自殺企図があったりして、 その思いがどうにも改善されない時、 そこで鬱病患者への対応はどうすべきなのでしょうか。 治る見込みのない状態で、静養なども含めて生かそうという治療より、 穏やかにその人生を済ませることも、一つの選択肢ではないでしょうか。 専門家や体験者の皆様、そういった極限での 自殺企図についてはどのように対応されていますでしょうか。 勿論、安易に、または初めから死ありきで考えるのではなく、 さまざまな治療や投薬などの後、長期的に考えても病状の改善が 見込めない場合です。

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  • leisurely
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回答No.6

もしあなたがそのうつ病患者だとするならば、あなたはまだ治療の余地がありますね。 理由は簡単です。自殺企図がある、とはっきりおっしゃっているからです。 okgoo08さんがお答えになっているとおり、本当に死のうとしている人間は、 周囲にその気持ちを漏らさず、確実に、一人で死んでいきますから。 仮にあなた以外の方がうつ病患者だとしても、これは同じことが言えますね。質問者様はその気持ちを知っているわけですから。 したがって、いずれの場合でも、まだ「長期的に考えても症状の改善が見込めない」とは言えません。 この質問者様の場合、回復を焦るあまり、短期的に見て効果がないことでこういったことを質問されていると思います。 うつ病は3年までならば短期だと、私は考えています。長期、というならば、 最低でも10年先まで見越して、物事を言っていただきたいですね。 今、抗うつ薬だけ考えても第4世代まで来ています。しかも、そのジェネリックまで流通し始めました。 10年先、第5世代、第6世代の抗うつ薬が出ないと、あなたは根拠を持って説明できますか? 2000年、今からちょうど10年前、うつ病がこんなにもメジャーになると、誰が予想したでしょう。 諦めるのはいつでも出来ます。でも、諦める根拠があいまいなまま諦めるのは、 単なる逃げです。 最後に、どうしても自殺企図が止められないなら、入院をお勧めします。 まず、第三者の管理下におくことで仮に自殺を図ったとしても、すぐに処置できます。 それともう一つ。「現実」を見てもらうためです。精神科の入院病棟というのは、 想像をはるかに超えた世界です。以下に自分が正常なほうに近いか、思い知るでしょう。

noname#108636
質問者

お礼

医学の世界は日進月歩でずいぶん進んでいるのですね。 そこまで私も具体的に走りませんでした。 10年前の状態から今の状態を想像し得なかったように、 10年後の状態を今の状態から想像し得るだろうか…。 なかなか考えさせられました。なんとなく前向きになれそうな気がしました。 精神科の入院病棟には行ったことはないのですが、 外来の待合時間に患者さんが待合室まで出てきたことがありました。 その患者さんを見るだけでも、入院されている患者さんがどうなのか、 想像できません。待合室まで移動できるわけですから、 実際の入院患者さんではなかったかと思うのですが。 私が鬱病かどうかはあえて明示しませんが、今後の展望が 少し変わりそうです。ありがとうございました。

その他の回答 (5)

  • okgoo08
  • ベストアンサー率51% (109/211)
回答No.5

こんばんは >いろんな病院でいろんな治療や投薬を試して、 >それでもなお病状が改善されない場合があったとします。 うつ病の治療法の選択肢は多岐に渡ります。 坑うつ剤による薬物療法が第一選択になりますが 坑うつ剤の単剤投与の他に気分調整薬の併用療法や 非定型坑精神病薬の第三世代のドパミン・システムスタビライザーを 併用するオーギュメント療法と様々です。 また、ドーパミン・ノルアドレナリン取り込み阻止薬(NDRI)も 近い将来承認販売される見込みです。 その他にも、刺激療法である修正型電気ショック療法(m-ECT)や 電気ではなく、磁気で刺激する経頭蓋磁気刺激療法(TMS)も試験的では有りますが、施術されています。 心理療法では「認知行動療法」も有効だと認められています。 現在、脳の遺伝子解析も進んでいます。 突然、画期的治療法が出現する可能性は否定できません。 それを考えたら、生きて行くしかないと思いますけど。 >その鬱病患者の中には自殺企図があったりして、 >その思いがどうにも改善されない時、 >そこで鬱病患者への対応はどうすべきなのでしょうか。 m-ECTは受けました? 希死念慮が非常に強いケースでは、m-ECTが施術されるようです。 強力な電気ショックで記憶を消すのですから 希死念慮の思いも何処かに吹っ飛んでしまいます。 主治医も綜合病院の精神科に勤務していた頃、施術していたそうです。 1クールでも、相当な期間の記憶がなくなるそうです。 2クールも施術すれば、もっと長い期間の記憶がなくなると言っていました。 >治る見込みのない状態で、静養なども含めて生かそうという治療より、 >穏やかにその人生を済ませることも、一つの選択肢ではないでしょうか 誰がそれを判断するんでしょうか? 患者本人が判断するんですか、質問者さんが想像するよりは もっと壮絶な事態になるでしょうね。 私の経験からすると、うつ病の治療をしていても 死を考え出すと何事も死に直結してくる。 ちょっとした事で、落ち込み死を意識する。 そうなると、周囲の意見等耳に入らなくなり、自分の殻に閉じこもる。 ここで周囲が異変に気付けば、防ぐ事は可能だと思います。 それが続くと自殺企図する事が残された唯一の解決手段としか考えられなくなる。 そうなると、担当医や家族等周囲の者に死にたい等と洩らしません。 やがて実際に自殺企図を起こす。それが現実です。 高校時代、三学期の修業式の日、家が近くの同級生と一緒に帰宅し なんのそのような素振りもなく、「来学期、また会おう」と普段どおり別れました。 彼はその夜、自ら命を絶ちました。 親しくはなかったのですが、時々、一緒に下校していました。 全然、会話しても気付きませんでした。 それを聞いた時は驚愕しました。 後から聞いた話では、ある事で苦悩が有ったようです。 級友誰一人気付きませんでした。 私や級友の行為も質問者さんの言われる 消失権の選択と言えるのでしょうか?

noname#108636
質問者

お礼

私が今まで知らなかった治療法があるようで、非常に勉強になりました。 ちょっと検索してみて調べてみました。これからももう少し踏み込んで調べてみようかと思います。 人生を済ませる基準の判断までは私も深く考えないで質問したのですが、 そのまま生き続けるのも想像以上に壮絶なものではないでしょうか。 何故ここで無理に生きながらえるのか、生かされるのか。 私なら、一時の大迷惑であったとしても、人生を終わらせる方を選びたいです。 この先、無理に生きて、どれだけの迷惑と苦悩を人に与えるのかと考えると、無理な治療は必要なのでしょうか。 ご友人の件も、「あることで苦悩があった」「誰一人気づかなかった」ということは、 ご友人がそれをひたすらに隠してこられたということですよね。 それを打ち明けたところで、解決されるようなものではなかったのではないでしょうか。 他人に打ち明けてしまうと、それはもっと迷惑になったり、その人にとって重荷になったりする。 打ち明けても打ち明けなくても何も解決できずに あえてそれを抱えたまま生かされ続けなければならないのでしょうか。 (ご友人が死ななければならなかったと言いたいわけではありません。悪く思えたなら、謝ります。) ご友人がその選択肢を選んだことを、誰が否定できるのでしょうか。 ただ、私の周りにそこまで思いつめた人がいなかったから、 こんな質問をしてしまうのでしょうね。何度もNo.5さんの文章を 読み返したいと思います。ご回答ありがとうございました。

  • santa1781
  • ベストアンサー率34% (509/1465)
回答No.4

自殺願望が強い場合は、ともかく眠ることだと、ある精神科医は書いていました。頓服として睡眠剤を出すようです。 うつ病の現在最強の治療法は【抗うつ剤+認知行動療法】です。抗うつ剤も毎年新しい薬が開発されており(昨年はリフレックス,今年も新薬が出ます)、必ずラクになる時期がきます。 お大事に。

noname#108636
質問者

お礼

抗鬱剤と認知行動療法をいっぺんに見てくださる病院が あればいいのですが、なかなか都合の良い病院がないですね。 ご回答ありがとうございました。

回答No.3

 >さまざまな治療や投薬などの後、長期的に考えても病状の改善が見込めない場合 もしかすると年単位でお薬を飲む必要があるかもしれませんが、本人も周りの家族も「うつ病は時間がかかっても必ず治る」と いうことを忘れないでください。 うつ病の薬は自分に合うものでないと効果がない上、効果が出るまでに時間がかかりますよね。 なかなか効くお薬にめぐり合えず途方にくれるお気持ちも分かりますが、#1さんの言うとおり一つの医療機関(医師)で じっくり治療に取り組まれるのが一番の近道だと思います。 医師との信頼関係は大変重要なので、なるべく次の項目に合うような医師に治療を頼みたいものです。  ・診察に時間を割く  ・こちらの話をちゃんと聞く(質問にはちゃんと答える)  ・質問への回答、治療方針などを一般人にも分かるような言葉を使って説明する  ・薬や治療の副作用などマイナス面の説明もしっかりする 精神科という名称は心療内科などと比べるとマイナスイメージがあるかもしれませんが、私は医療機関を選ぶ際に 選択肢から外さないことをおすすめします。 今回は経験者としてアドバイスしましたが、私自身でではなく身内にうつ病の者がおります。 その身内は、うつ病で自殺未遂を起こしました。 医師に「非常に強い自殺企図。普通の人は選ばない方法。」と言わしめた方法での実行でした。 そんな身内も、幸いなことに怪我も治り現在は投薬で大変落ち着いた状態を保っております。 病気であることを忘れそうになるくらい回復した今、自分の行ったことを大変悔いております。 もう一度言います。 うつ病は、適切な治療と投薬で必ず治ります。

noname#108636
質問者

お礼

体験に基づいたお話で、じっくり読ませていただきました。 すべての患者が必ず治るような世の中になればいいのになと思います。 どうしても負の方向に思考が行ってしまうのですが、 これも鬱のせいなのでしょうか。 ご回答ありがとうございました。

  • jinseiwalk
  • ベストアンサー率23% (372/1603)
回答No.2

欝は簡単に治るものです。いいカウンセリングか良い薬に出会えれば一年で治ります。出会ってないからこんなこと考えるのでしょう。 つまらないこと考えるよりさっさと治してください。

noname#108636
質問者

お礼

つまらないことだと言えるのは、治った場合に限るかと思います。 さっさと治らなかった場合のことを考えて質問させていただきました。 すべての患者がさっさと治ればいいですね。 そっけない文章ですが、No.2さんの優しい気持ちを感じます。 ありがとうございました。

  • soan-do
  • ベストアンサー率29% (324/1108)
回答No.1

長期の治療で改善しないうつ病はありません。 一か所評判のいい医院を決めて、腰を据えて治療することです。 あまり医院を代わっていると治るものも治りません。 うつ病で「穏やかにその人生をすませる」なんていうのは、もってのほかです。

noname#108636
質問者

お礼

治ってみれば、質問者さんのおっしゃることが言えるかとは思います。 願わくば、皆さんがそういう良い結果に終わってほしいものです。 そうならなかったときはどうするか、ということを考えて質問させていただきました。 ありがとうございました。