行列のできるラーメン屋のつくりかた
心理学は素人の調理師です。行列のできるラーメン屋を作る方法を考えています。
とはいっても、実際にラーメン屋を開業する事業計画があるわけではありません。単なる個人的な興味での机上の空論です。
もし「○○家」という行列のできるラーメン屋を企画するとすれば、という仮定で、思いつくままにメモをしています。しかし、あらためて見直してみれば、どれもこれも何年も前の月刊食堂かなにかで見たような、既にやりつくされた古い手ばかりなので、まだまだ練り直さなくてはと思っております。
さて、お願いしたいことと申しますのは、
このメモをご覧いただいて、心理学的の理論で、おかしいところとか、こんなことをしても効果は無いだろうとか、ご指摘いただきたいという事と。それから、行列ラーメン屋が客に仕掛けているらしい催眠術的なものが、何なのかよくわかりません。そのへんのところも、なにとぞ皆様のご高説を賜りたく宜しくお願い申し上げます。
--- メモ ---
■ 戦略
・知名度
・カリスマ性
・単純明快なわかりやすさ
・多数意見(「みんなが美味しいって言ってるよ」という情報)
・客をやみつきにする催眠術的な何か。NLP?
■ 客層
・20~34歳男性を想定
■ 立地
・行列を通行人に見せて人目を引くため、通行量の多く目立つこと、路面1階であることが必須。
■ 行列イメージ作り
・先着50名様無料で、無理矢理行列をつくり撮影。この映像を広告やマスコミに出るときに常に使用。「○○家はいつも行列」というイメージをつくる。
■店長(店主)のキャラクター
・人間臭い、あるいは、神がかった修行時代のエピソードや、スープ開発秘話などを創作。
(神懸で神格化 or 人間臭さで親しみ、どちらがいいか? いっそのこと、修業時代の師匠を神格化し、店長は親しみのあるキャラにしたほうがいいかも)
・店長の巨大写真パネルを、照明をやや暗めにした店内にスポットライトを当てて展示。 どや顔で腕組みしたポーズの写真。(カリスマ性の演出)
■ 広告
・第三者が「○○家」を評価するという形の広告文で。執筆者には、M1層に人気のある兄貴的なタレントを起用。
(店サイドから「おいしいですよ」といっても信用されない、第三者の意見のほうが信用されやすいのでは)
・複数のメディアで同時に広告。それぞれ表現方法を変えて。
(同時期に多方向からの情報が入ってくることで、「ちょっと気になる感」をつくる)
■ プレオープン
・マスコミ関係者や著名人を、開店前のお披露目に招待。
(影響力のある人に好意的な情報を流してもらうことを期待)
■ ネットの口コミ
・口コミグルメサイトに、一般人を装って、高踏的且つ上から目線(反感を買わない程度)の絶賛コメントを投稿、批判的なコメントを投稿しづらくなるような空気をつくる。
・質問サイトに、「○○家のラーメンがすごくおいしかったんですけど、かくし味に何を使っているんでしょうか?」とか「○○家の行列は何時間待ちですか?」など一般人のふりをしての質問。
■ 照明
・客がブログ用の写真を携帯で撮影することを想定して、ラーメンの置き位置を照らす、シズル感のある写真が撮れるような照明。ブログで好意的な噂が広まることを期待。
■ 味
・誰もが知っている知名度の高いブランド食材を使用し、こだわりを訴求。
・誰でも(味音痴でも)違いが一口ではっきりわかる、個性的な味。
・一口で何を使っているのかすぐにわかる、わかりやすい隠し味。
(複雑な味よりも、誰にもわかるわかりやすい味のほうが、話題になりやすいのでは)
お礼
ご回答ありがとうございました。