>気象庁が津波の件で謝罪
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チリの国民・被害者の方々、関係の皆様に、心より哀悼の意とお見舞いを申し上げます。
その中で、我が国において津波予測と実態の乖離が問題とされ、気象庁が謝罪したそうですが、その事についての受け止め、感慨を述べてみたいと思います。
私は、予測技術の難しさ、地理的な遠さや海底並びに海岸線の地形等による誤差が生じた為に、過大な警報を広く流布させ、避難指示や勧告に伴い国民に混乱と心配を掛けた為だと思われます。
しかし、私は、そこに故意の詐称や隠蔽や悪意があった訳では毛頭ありませんので、必要とすれば謝罪ではなく、今後のより精度の高い予測や警報、適確な注意報、避難指示&勧告への決意・覚悟・教訓とする為の反省だと思います。
今回の事例をベースに言えば、予測以下の津波・潮位・被害であった事は、当たらなかった事はむしろ不幸中の幸いだったともいえます。
そして、予測の精度アップへの多くの教訓と経験、ノウハウを残してくれたのだと思います。
私は、その予測が誤差があった事で,表面的な謝罪よりも、次の事象や事態への万全の備えを期す為に活かすのが責任ある立場、国民の生命財産を守る役割を担っている方々の弛まぬ研究と情報分析のレベルアップ、予測シュミレーション機器の開発・改良・充実だと思います。
批判は誰でも出来ます、寝ておれば怪我するリスクは少ないと思いますが・・・
事前予測をせずして、警報や注意報、避難指示や勧告を、後追いで津波が押し寄せ、被害が出てから、アタフタと出して良いというものではないと思います。
今回、謝罪するのは国民への更なる精度アップへの決意表明・誤差の大きさへの反省の意思表明、決意の表れだと信じます。
お礼
色々と多角的な方面からご指摘してもらい参考になりました。 シミュレーションの研究ですか。 ずいぶんと先を見て考えられていますね。 こちらの意見も思いつかなかったので別件でお礼させて貰います。