- ベストアンサー
地震と津波の予測について考える
- 専門家はみんな口を揃えて「ここまでの地震と津波は予測できなかった」と言っています。しかし数年前のスマトラでは10mを超える津波が多数到達し大きな被害を出しており、日本でも10m級の津波が来る可能性は十分予見できたはずです。
- にも関わらず、専門家は「予測出来なかった」と主張しています。地震時の気象庁も「3階建て以上の建物の高い所に避難してください」という指示を出しましたが、結果として3階建て4階建ての屋上に避難して流された人々が多数いました。
- 国が安全な場所として指示したため、多くの人がその指示に従ったのです。自分では高台に行くべきかもしれないと思っていても、専門家の指示に従うべきだと考える人が多かったのでしょう。予測できなかったのか、それとも言い訳なのか、考えさせられます。
- みんなの回答 (10)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
日本人は「専門家」を過信しています。 予測はできない。 しかし事後のコメントは言い訳にしか聞こえない。 つまり「専門家」は下手に発言してはならない。 4階建てビルの屋上に船が乗っていました。 確かに異常です。 しかしながら国民性も考慮し、万一を視野に大袈裟くらいに注意することが望ましいと考えています。 想定されるギリギリで勧告してはならない。 自然を把握することは到底無理なことです。 10階まで駆け上がったのに1階までしか浸水しなかったとしても、憤慨できるのであれば喜ばしいことです。生きている証拠ですから。 ただ憤慨を声高にしてはいけません。 誰でも非難は受けたくないので口を封じることになります。 できるだけ高台に。 これは基本です。 過去、高知県須崎市を襲った津波では、山の中腹辺りに船が押し上げられました。 誰も予測しなかったことです。
その他の回答 (9)
- kaxuma119
- ベストアンサー率29% (108/363)
想定はできていました。ただ発生確率については見当がつかず「予測」できなかったというのが実態だと思います。たとえば、誰でも「交通事故で死ぬ」という重大事態は想定できます。しかしながら、それが一週間以内に起きるか1年以内におきるか、別の原因で死ぬまで起きないかは「予測できる」とは言えません。 交通事故死に備えるには、交差点を渡るとき左右をよく確認するとか、車間距離を十分取るといった対策になりますが、対向車線から大型トラックが飛び込んでくるという想定にまでは対処できません。東北地方の東岸には明治以来の地震・津波の体験から「3階建て以上の建物の高い所に避難してください」という指示が専門家から出されていました。田老町は高さ10mの防潮堤で街を囲っていました。私は専門家が出していた予測は妥当なものであり、行政も可能性がある想定にはかなり備えていたと思います。 今回のような巨大地震・津波について、文部科学省は「宮城県沖地震重点調査観測」の一環として、貞観大地震(869年)の研究を行っています。参照のURLは2009-11のものですが、下のほうに紹介されているコンピュータシミュレーションを見ると今回の地震ときわめて近い状況が発生していることがわかります。ただ、発生確率がどの程度ものかまでは、研究は至っていませんでした。その点は残念です。
お礼
地震と津波が発生することについては予知に近い話でありわからなくても仕方ないです。 しかしすでに海上で発生している津波を観測し、そこから予測することは現に出来ています。 確率は関係無く、過去の事象から「10m以上の津波が来る可能性もある」という認識さえあれば十分。 そうすれば、5m程度までの津波については「3階建て以上の建物に避難」 それ以上の津波が来るときには「3階建てでも危険なので5階建て以上の建物に避難」 といったように指示を分けられるはずだからです。 どんな津波についても「3階建て」という指示で統一していたのは 予測出来なかったのではなくミスとしか言いようがないと思います。
- emizou83158315
- ベストアンサー率29% (369/1232)
津波が10m以上あったというのは、結果を見ての ことですから津波発生時にはそれだけの大きなものが 押し寄せてくるなんて予測できないと思いますが。 後から分かった事を「こうすればよかったのに」なんて いまさら言っても遅いでしょう。 「専門家だから(プロなんだから)予測で来て当たり前」 という事でしょうか? そりゃあ無理でしょ、神様じゃないんですから。 予測できなかったのは本当に残念ですが、またこういう 大きな災害が起こりうることは間違いないと認識できた ハズだと思います。
お礼
結果を見てのことじゃないですよ。 あれだけ出てた津波警報を見てないんですか? 津波警報は宮城県福島県のほとんどで6m~10mの予測が出ていました。 なのに「3階建ての屋上にまで津波が来るとは予測できなかった」と言っているのですよ。
- mojitto
- ベストアンサー率21% (945/4353)
こういう結果論でしか言わない人を見ると、イライラしますね。 まず津波発生時に速報を注視していればわかりますが、到達前に津波の高さは予想はできても、正確であるとは限りません。 一刻を争う大きな津波が起きたときたのですから、セオリー通り(通常の大津波)に注意喚起するしかありません。 質問者さまは過去のデータがお好きなようですが、三陸沖での過去最大の津波は38mだそうで、これを基準に考えたとしたら、どれほどバカげた注意喚起になるかは容易に想像がつきますよね? (質問者さまは海外のデータですが、そんなのを持ち出したら海外なら500m級もあるそうです) 三陸沖は過去にも大津波の被害に遭い、その経験から津波を防ぐための設備等も作られ、教育もされてきています。 これまた質問者さまの大好きな結果論からたどれば、予想の上限(≠過去最大)を超える範囲であることはわかりそうなものです。 しかも速報時点では高台への避難もちゃんと言ってましたよ? さて、じゃあお聞きしますが、質問者さまなら何と言うんですか? (非難だけなら誰にでもできます)
お礼
結果論ではありません。 これを結果論だと切り捨てるなら次起きたときにはまったく同じ被害が出るでしょうね。 私から見たら「自然だから仕方ない」というような論調をする人にイライラしますよ。 正確だと限らなくても「高さ10m以上の警報」が出てたんですから、 それに対応する避難を指示するのが当たり前でしょう。 正確じゃないとわかっているんだからなおさら多めに出すほうがいいぐらいです。 だからといって30cm予測の警報に対して 20m分逃げろっていう指示を出すのが適切だって言ってるんじゃないですよ? でも6m~10m予測が大量に出てる状態なんだから 少なくとも「3階建てでも危ない」という指示はするべきだった。 日本には津波観測のシステムがあり、おおよその津波の高さはわかってるんです。 正確じゃなくてもおおよその高さは当たるんです。 そして10m級の津波が来る可能性があることもわかってるんです。 だったら、今回のような大津波の際には 「3階建てでも危険の可能性が高い」という指示をするべきでしょう。 結果論ではなく「今回のことを教訓として今後するべきこと」として言ってるんです。
- konata508
- ベストアンサー率26% (514/1954)
東北からの投稿です。 可能性があることは以前から何人かの専門家も否定はしませんでしたがだからと言って断言し、説得できるだけの力があった人はいなかったと思います。 私も学生時代、ゼミで資料みましたが地震予測も完璧ではありませんよね。説得力ないと設備に莫大な予算がかかるので準備に決断できません。 それに津波発生から到達までの時間は恐ろしく早いので助かる可能性にかけるしかないし、警報が鳴ってもたいしたことないだろうと初動で遅れて亡くなった人も多いです。起きてから責めて仕方ないでしょう。現場の人間が一番はがゆく感じていると思うし、事が終わってから得意気に私の予測道理だったでしょう?なんて言われても後の祭りです。
お礼
いやいや、地震が発生する前に予測出来たと言ってるんじゃないですよ。 それは予測じゃなく予知です。 地震が発生したあと、「高さ10m以上の津波警報」が出ていて、 そのうえで3階建ての屋上に届く可能性を予測出来なかったのかってことです。 >それに津波発生から到達までの時間は恐ろしく早いので助かる可能性にかけるしかないし、 たしかに今回はかなり早めの到達でしたが、 それでも津波というのはそれなりに時間がかかるものです。 早いところでも大津波が到来するまでには20分程度の時間がありました。 そしてその間、3階建ての屋上から津波を眺めている人がたくさんいたのです。
- nacam
- ベストアンサー率36% (1238/3398)
予測できなかったのではなく、「予測したくなかった」が本当でしょう。 10mの津波が押し寄せるとなると、日本中の建物の変更をしなければなりません。 そんなお金も時間もありません。 ですから、そういったものは、想定外とするしかなかったのだと思います。 利根川の洪水を考えた場合、過去10年のレベルで見るのか、100年、1000年レベルで見るのでは当然洪水の量が異なります。 たとえ1000年レベルで想定していても、100万年レベルの洪水の場合、無力です。 恐竜を絶滅させたといわれている巨大隕石の落下があれば、全地球が被害にあいます。 そういったものは、分かっていても想定していたら、何もできなくなってしまいますので、「想定しない、想定したくない」ということにならざるをえません。
お礼
たしかに想定したくない話だったと思いますが、 地震が来た後はお金とか時間とかの問題ではないですよね。 そして津波警報では「高さ10m以上」という数値が出ていた。 ずっと前の事前予測の話ではなくて、地震が来た後の話です。
- ID10T5
- ベストアンサー率31% (732/2312)
予測できなかったのでしょう。 あなたが言っているのは単に過去に10mの津波がきた、という事実を言っているだけです。 これをもって次回来る津波が10mだと言えるのはあなたがただの素人だからです。 専門家は可能性でモノを言います。10mの津波が来る可能性は低いと考えたから今回のようなことを言ったのでしょう。 過去10mの津波が来たことがあるのだから、今回も10mの津波が来ると考えてもよかったはず、とあなたがいうなら、例えば1960年のチリ地震ではハワイに18mの津波が襲ってきているので、あなたの論法でいえば10mでも足りず、18mと予測すべきだったということになりますね。 それは単に知っていることをぶちまけているだけで、そんなものは予測とはいいません。 ただの素人の戯言です。
お礼
いやいや、津波警報でもたくさんの地域で「高さ10m以上」と表示されてましたよ。 なのに「10mの津波が来る可能性は低い」って、意味がわかりません。 この場合は誰だって「3階建てでも危険の可能性があります」になるはずですが。
- einn
- ベストアンサー率37% (671/1802)
いやいや、実際予測できていたら素直に高台に逃げろとアナウンスするでしょう。 予測できなかった、という事実があるんだから、アナウンスが間違ったわけですよ。 そうでなければ、国民をまびくつもりで間違った情報を流したことになります。 国力が弱まっている現在の日本で、そんなことはしません。 ですので、質問文、というか日本語が破綻しております。 本当に予測できなかったんですし、言い訳ではありません。 責任逃れという言葉が適切な言葉でしょう。 わかんなかったんだもん、怒らないで!という事でしょうな。 まぁ、人間の化学力も進歩しましたが、 全部なんでもわかると思ったら大間違いです。 数多くの失敗から学ぶからこそ人間なんですから。 数々の難病はそうして治療可能な病気になったわけです。 水銀を薬で使って、病気は治っても水銀中毒で死ぬ、とかもあったんですよ。 ですから失敗があったとしても、それもまた何かの過程なのです。 今回の予想失敗を活かし、何年後かの大地震で、 今度は多くの人が助かることも考えられるわけですから。
お礼
ではなぜ「津波警報で10m以上の表示」があったにも関わらず 「3階建て以上の建物に避難」という指示をしたのですか? わからないことが防げないのは当然ですが、 10m以上の津波が来ることは「わかっていた」のですよ。
- oktuburero
- ベストアンサー率22% (102/446)
質問者がどんな職業か知らないけど 質問者はその仕事ではプロですよね? でその質問者の仕事に関してすべての事象に対して予測外の事は起きたことはありませんか/
お礼
過去の例を知っていればそれと同等のことが起きるという予測までは出来るでしょう。 仮に「忘れてた」とか「予測しなかった」ことで被害が起きたのなら それはプロとして私の責任になりますよね。
- papapa0427
- ベストアンサー率25% (371/1472)
学問的には正しかったと思います。 ご質問はむしろリスク管理でしょう。 予知なんて、所詮その程度しか出来ないという事でしょう。
お礼
質問は予知ではなく予測です。 人間は過去の事象と同じ内容を予測することは出来る生き物だと思います。
お礼
異常な光景ではありますが、少なくとも専門家にとっては「想定内の異常」だと思うんですよね。 10mの津波が来れば3階建ての屋上まで届くことはわかってることなんですから。 津波警報はいつもかなり多めに数値を出していると思います。 警報が1mなら実際の到達は30cm、警報が50cmなら津波が来ない といったことが過去に何度もありました。 しかし今回「10m以上」という警報がいくつも出ていたにもかかわらず、 まるで教科書でも読み上げているかのように 「3階建て以上の建物」と繰り返し言っていたのが不思議でなりません。