小学校に入ったばかりの子が自発的にモチベーションをたもって何かを取り組むということは非常に難しいことだと思いますよ。
ヨコミネに限らずどんな教育方法をとっていこうともまわりの大人の働きかけこそが大事ということじゃないでしょうか。
ヨコミネの子は、今より少し難しいというチャレンジしたくなる課題を与えられクリアすることで達成感を味わってまたチャレンジするという繰返しをしてきたのが、小学校にいけばそういうことがなく40人ひとまとめの画一的ともいえる授業を受けるのですから、モチベーションもなくし普通の子になってもおかしくないでしょうね。
普通の幼稚園で過ごした子に抜かれるということであれば、その子は小学校で習うことこそが、新しく自分にとっては少し難しい課題だったのだと思います。
つまり、できるようになってしまうと「このくらいできる」って思う気持ちがありますよね。
そうして授業をなめてかかって聞かなくなる。
気が付いたらみんなができるようになっている。そういうことは考えられます。
>出来ない子供にとっては幼稚園や保育園が苦痛な時間になってるようで
テレビをみていると自由時間が少なく、プログラムが多いと思いました。
幼稚園でも保育園でも、子供はそのままの自分を受け入れてもらうことを望んでいると思います。
ヨコミネ式のように授業形式でプログラムが詰まっていて常に優劣を意識する状態にあるとできれば褒められても、できない場合はどうでしょう。
当然努力したこと、挑戦したことはほめられても、できた子と同じように褒められるかというとそれは違うでしょう。
子供の中にできなければ、というプレッシャーは大きくなるのでしょう。
ただ悪いことばかりじゃありません。
カタカナやひらがなの教える順番やもち方指導の工夫は上手いと思いましたよ。
この教材がうちも欲しいと思いましたが、ヨコミネ式ってフランチャイズ方式で他の保育園や幼稚園に普及させていて、教材はそこの子しか買えないのですよね。
そういうところは商売だなと思います。
>TVで出てる情報って、いい所ばかり強調されていているのですかね?
そうですね。上で書いたようにこれも「商売」なのですから。
ヨコミネ式で何をやらせるかということはおいておいて、子供は真似したがるとか子供はちょっと難しいことをやりたがるとかそういう4つのポイントはもっともだなと思いました。
どんな方式にしても盲目的にならず、親がよく考えて利用していけばよいのじゃないかなと思います。
保育施設に関しては勉強熱心であることはとてもいいことだと思いますが、目新しいものや流行のものに飛びついて導入するようなことがなく園の教育方針というのがあってしっかりしたうえでうまく取り入れていけばいいのじゃないかなと思います。
個人的には、毎日過ごす生活の場である保育施設で取り入れるよりは、幼児教室として週1.2回でも通うようなほうが合いそうなプログラムだなと思いました。