うさぎと同棲してました。
来たときは、手のひらサイズだったんですけど、子犬なみにでかくなりました。
重いので抱き心地はいいのですが、うさぎって膝に乗っていてくれないんです。
怖いみたい。
最初ゲージに入れてたんですけど、ゲージを歯でがしがしやって 「だせー だせー」と何時間も音を立て続けたので、しょうがないなぁ とサークルに入れてたら、サークルを口でくわえてやってきて、怖すぎるのでサークルもとっぱらって野良化させました。
ウイやつで、なつっこい。
ご飯を食べていながら、そわそわ そわそわ。
我慢できずに「ぶーーーー」ってこっちに来て頭を下げるんです。
撫でてって。
メシより私に撫でられるほうを選ぶウイやつでした。
うさぎは夜行性ですから、昼間寝てて夜活発に活動します。
パソコンのモニターの上にまでのぼって ジャーーーンプ。
私の腹の上に着地、 私「うっ!」
この この この この なにすんじゃーい ウイやつ・・・
だけど 布団には一緒に寝てくれませんでした。
デイリーランします。
私が部屋の中を走ると、やつも後から追いかけてくる。
いつも体力負けしてました。
男の子なので、たまにスプレーします。
いわゆるシッコ飛ばし。
シッコはトイレでやるのですが、うんちはぽろぽろお尻から出てきちゃう。
でも乾燥しているので、ほうきや掃除機で吸い取れます。
公園に連れていくと、足首フェチやヤツは、女の子の足にすりよって、ズボンのすそを鼻で上にあげてクンクン 鼻でスリスリ。
「きゃーー」と女の子たちに キモがられてました。
そうやって 女の子たちを追い回してしばし遊んで、公園の隅に座っている私の元までやってきて、アジの開きポーズでベタって地面に広がってました。
「どうして私がここにいるって いつもわかるんだろう?? さ かえろか」というわけで、公園に放しても、ちゃんと戻ってきてくれました。
公園で大きい犬にちょっかいだして、からかって遊んでました。
「やめれ かみ殺されるぞ」と相手の飼い主さんがロープをゆるめないでと願うというか、「いい加減 やめれ 犬が本気出す前に」とこっちが止めないとやめてくれないお茶目なヤツでした。
夜寝ていると、耳元にやってきて「ぶーーー」って。撫でてっていう意味。
眠い目をこすり「はいはい」 ぐーーー 。私が寝てしまうと つんつん と鼻でつつかれ「ぶーー」。
「はいはい」またもや 私がぐーーー。
そんな人間みたいなヤツですが、やはりうさぎですから、かじりまくりました。
たたみぼろぼろ 襖ぼろろぼろ。 パソコン、マウス、キーボードの線、掃除機の線、アイロンの線、こたつの・・・・「それはやめてー あぶないーーー」というわけで、コードの周りをカバーで覆うと、それもバキバキ。
はぁぁぁぁ・・・ でした。
コードをかじってショートして怪我をしないか心配で、考えられる手はつくしました。
ある日、家に帰るとやつが部屋のすみっこにはいって出てこないのに気づいた。
触ると冷たい。
脇にかかえて動物病院にすっとんでいったこと3回。
腸の動きが止まるとあっというまに死んじゃうんです。
幸い 近くの動物病院は7時まで開いているので、毎回間に合った。
検査して注射打たれて、翌日はまた食べだしてくれた。
うさぎはさびしいと死ぬというが、結構 ほったらかしにしてても、勝手に遊んでくれます。
もちろん家に戻ると 「おかえり おかえり おかえりーーー」とはしゃいでくれます。
夜はあっちこっちよじ登ってうるさいですが、年とともに、激走しまくることもなくなった。
そして8年たったころm突然やつはコケることが多くなった。
うさぎ独特の病気かもしれないと、何度も病院に連れていった。
病院に行くとちゃんとしているし検査しても何もでてこない。
でも家で何度も転び、とうとう・・・・
覚悟はしていたし、動けなくなったら、とこずれができないように家にいない間の対策をしなければならないと思ってた。
食べなくなった奴の口にバナナを入れて、やつがコタツの隅で寝ているのを確認してネタ。
朝起きたらやつはこたつの外に寝ていた。
泣かない 泣かない わかっていたから 泣かない。
しばらく抱きしめて、「ありがとう ありがとう ありがとう ありがとう」といい続けた。
寝ているように息をひきとっていた。
家に遺骨あります。私が死んだとき、一緒にお墓に入れてもらうつもりです。
お礼
うちも昔、猫を飼っていました。 回答ありがとうございます。