昔、朝日放送で見た一本の海外短編アニメの題名について
今から25~30年くらい前の事になりますが、当時、近畿圏の朝日放送(ABC)というTV局で、ど根性ガエルなどの日本アニメであったり、また、トムとジェリーなどの海外アニメを、学校が春休みや冬休みの時期に入った子供たち向けに、決まって、午前中のひとつの番組枠として連日のように放送していました。
その番組枠の中では、数多くの海外の短編アニメも毎日数本放送していたのですが、ご質問は、そのうちの一本の海外短編アニメの題名は何だったかです。邦題でもけっこうでうが、できましたら原題が知りたいのです。
その一本の海外短編アニメの内容について、以下が私が今も記憶している点ですが、ただ申し訳ありませんが、どれも曖昧な記憶で実際の内容と違いがあるかもしれません。
1.非常に貧しい家族の物語だった。季節は冬で、外は雪が積もり吹雪いており、家族が暮らす家の中も暖などなく、部屋のところどころが凍り付いてとても寒そうだった。
2.家族構成は、主人公の少年と、お爺さん(あるいは、お父さん)のたしか二人だった。
3.物語の前半で、お爺さん(あるいは、お父さん)は支度を済ませると、主人公の少年を家に残し、たぶん行商か何かで、外の吹雪く雪に逆らいながら稼ぎを得るため出て行った。残された少年は食事をとろうとするが、あるのはパンとミルクだけで、しかもパンはあまりの寒さで凍っており、ミルクに浸しながら食べていた。
4.食事を済ませた少年は、隣の寝室へ行きベッドで眠りにつこうとするが、体に掛ける毛布はまるでガーゼのように非常に薄く、しかも全体が穴だらけで網目のようになった毛布だった。
5.ベッドで眠りについた少年が次に目を覚ますと、驚くほど部屋全体が一変していた。テーブルにはたくさんの豪華な食べ物が並んでおり、暖炉や置かれたキャンドルなどで、それまで暗く寒かった部屋全体が、明るくて暖かくなっていた。
以上が記憶している点です。
今から25~30年くらい前、その番組枠内で、この短編アニメを数年をはさみ最低二度は見ていますので、何度も繰り返し放送はされたのだと思います。死ぬまでにもう一度その短編アニメを見てみたいという気持ちもありますが、叶わないまでも題名だけでも知りたいのです。どなたかお詳しい方、心当たりのある方がおられましたら、「もしかしたら、この海外アニメの事では?」というのでもけっこうですので、ぜひとも教えて下さい。宜しくお願いします。