CDって立派なチェーンケースがありますよね。普段の保護にはいいですが、交換時はちょっと邪魔ですね。しかし、出来ないわけじゃありません。
まず、純正品か、純正品と同じサイズで同じコマ数のチェーンを買えば、チェーンを切って長さをあわせる必要がないので、そのための工具も要りません。
チェーンケースは大きいプラスのドライバーか、二面幅10ミリのM6ボルトではずせるか、開口部が開くはず。そしたらまずタイヤを回してチェーンの繋ぎ目のクリップを探します。クリップがあったら取り付け方向を確認します。チェーンの回転方向にクリップの丸い部分が向いてるはず。走行中に何かに当たってもクリップがはずれないためです。
それからフロントのドライブスプロケットのカバーもはずして、ドライブスプロケットを露出させます。そしたらチェーンのクリップをプライヤーではずし、次にプレートをはずし、ジョイントのコマを抜いてチェーンを切ります。あとは端っこを引っ張って古いチェーンをぬきます。
このあと、そこらへんに残ってる古いグリスなんかをふき取って綺麗にします。あとは新しいチェーンの端っこに針金をつけてチェーンケースに通し、フロント、リヤのスプロケにかけ、新しいジョイントでつないでやります。クリップの方向を間違えないで。このとき、古いチェーンの伸び具合によっては長さが足りない場合があるんですが、チェーン張りの要領でちょうどよい具合になるように調整してください。
出来たらチェーンオイルを吹いてやって、カバーを元に戻せば完了です。チェーン切りがないなら普通のレンチ、ドライバーなどで出来ると思います。