ＣＳアンテナってどういう仕組みですか？

質問

ＣＳアンテナってどういう仕組みですか？
ＢＳ／ＣＳ１１０度アンテナと、ＣＳアンテナに電線２本（ＣＳおじさんが来てくれる）タイプの
違いを教えてください

回答No.1

PLASMA2005 · ベストアンサー

現在発売されているCSアンテナは、「スカパー！HD」または旧来からの「スカパー！」の放送を受信するためのもので、２か所にある衛星からの電波を１つのアンテナで受け取れる構造になっています。
衛星は東経124度地点と128度地点の赤道上空約36,000kmにあり、アンテナの反射板（ディッシュ＝いわゆる「お皿」の部分）は南南西から南に向けます。また、ブロックコンバータ（衛星電波を取り込み、低い周波数に変換して同軸ケーブルへ送り出す部分）の局部発振周波数は11.2GHzです。

受信衛星切替のための信号電圧を同軸ケーブルに通すことから、通常はチューナー１台ごとにCSアンテナが１つずつ必要ですが、アンテナによってはブロックコンバータのユニットに２組の衛星切替器と２分配器の機能を内蔵し、チューナーを２台接続できるように設計されているものもあります（一例：http://www.skyperfectv.co.jp/service/kiki/am100m/index.html）。「CSアンテナに電線２本」とは、このタイプのアンテナを指しているものと思われます。

一方のBS/110°CSアンテナは、BSデジタル放送（NHKのBS1/2/hi、地上民放系５社のBS放送、WOWOW等。BSアナログ放送の受信にも使用可）と「スカパー！e2」の放送（前述した「スカパー！HD」等とは別の放送です）を受信するためのもので、CSアンテナとは違い１か所の電波ビームだけを受けるように造られています。
衛星は東経110度地点の赤道上空約36,000kmにあり、アンテナ反射板は概ね南西に向けます。ブロックコンバータの局部発振周波数もCSアンテナとは異なり、10.678GHzです。