実際に使った事がないので詳しくはわかりませんが、人間の欲の中で1番の存在になってしまうそうです。
睡眠欲・食欲・性欲・金欲・権力欲と色々ありますよね、それ等を凌駕する存在になってしまうのが麻薬~特に覚醒剤だそうです。
ですから寝なくても大丈夫・あまり食事をしなくても大丈夫・無気力等々、麻薬以外の事に関して無頓着になっていくのはそれが原因だと思われます。
しかし良い家に住みたい・良い車に乗りたい・良い洋服を着たい・家族を幸せにしたい等々、そんな当たり前の欲があるからこそ人間は頑張れるし生きていけるのだと思いますから。それ等が欠如してしまうとなれば、普通の社会生活をするのは困難でしょう。
そして厄介なのは一度「欲望第1位に」なってしまうと決して忘れる事が出来ないそうです、麻薬をやめたとしてもその快楽は1位のままずっと記憶に残っているという事ですね。
麻薬で捕まった人間の再犯率が高いのはその為でしょう、何よりも麻薬が良い事を知ってしまっているのですから誘惑に勝てない…。ですから簡単にやめる事は決して出来ず、『一生戦っていかなければいけない病』だそうです。
あとは金銭面での怖さもあるかもしれません、私の知人は昔~覚醒剤を使っていました(今は更生)。その覚醒剤が原因で出来た借金が数百万、それを彼は今でもコツコツと返済しています。
もしやめていなければ彼は今頃はどうなっていたのだろう?と思うとゾッとします、どんどん膨らむ借金&強い依存性がある麻薬中毒。自殺・精神異常で廃人・麻薬代を稼ぐ為に犯罪、どうなっていてもおかしくない状況だったかもしれませんね。
麻薬は自分の肉体~自分の精神~自分の人生を壊してしまう、そして徐々に周囲をも巻き込んで沈んでいく。決して自分だけの問題では済まないと思います、絶対に軽い気持ちで手は出してはいけないものですね。