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日本オリンピック委員会と日本体育協会
日本オリンピック委員会と日本体育協会の共通点、違い、それぞれの中身、活動内容を知りたいです。 日本オリンピック委員会は厚生労働省、日本体育協会は文部科学省がやってるという違いは分かったんですが、その他がよく分かりません^^; 全く気にもしたことがない分野なので、正直意味が分かりません・・・ どなたか分かりやすく教えていただけませんか? 「自分でググレ」とかの意見はなしでお願いします。教えてもいいという方、どうか教えてください。
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- ultraCS
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JOCも体協も文科省所轄ですよ http://www.mext.go.jp/b_menu/koueki/sports/03.htm JOCは、言ってみればIOCの国内代理店で、オリンピックに関する業務を行う機関で、国内では、オリンピックに向けての強化事業なども行っています。 体協もJOCも本部の所在地は岸記念体育館です。そういう意味ではお隣同士ですし、JOCの役員、職員の多くは、体協や国内競技団体(NF)からの出向です。 オリンピックのアマチュア規定が厳格だったブランデージIOC会長の時代には体協とJOCの分離には、アマチュアのコントロールという点で意味がありましたが、現在のオリンピックのアマチュア規定の下では、JOCによるアマチュアコントロールはほとんど意味を持たなくなりました。というより、プロ化に関しては、体協は足かせになってきました(JOCよりプロ化で遅れている)。プロに関しては、統括する体育団体はありません、プロ化を認めている種目では、各NFがそれぞれ登録を管理擦るか、別個にプロ団体を立ち上げています(野球やゴルフ)。 なお、各NFにとっては、競技大会によって以下のそれぞれに加盟する必要があります。 ・オリンピック出場にはJOC加盟が条件。 ・国体やアジア大会には体協加盟が条件。 ・世界選手権やワールドカップ呼ばれる大会には、国際競技団体(陸上のIAAF、サッカーのFIFA、ラグビーのIRBなど)への加盟が条件。 そういう意味では、日本だけではなく、国際的に縦割りの弊害があります。NFにとっては、三重(JOC、体協、国際団体)に加盟料が発生しているのです。 岸記念体育館内にはそのほかの、割と所帯の小さい国内競技団体の本部が多数入居しています。予算の少ない競技団体にとっては、JOCと体協と隣組であることは一つのメリットでしょう。 なお、野球の関係団体は非常に複雑な加盟関係になっています、調べてみると面白いですよ。 JOCと体協の寄付行為(定款に相当)を参照するとわかることもあると思います http://www.joc.or.jp/aboutjoc/data/pdf/kifu.pdf http://www.japan-sports.or.jp/about/pdf/kifukoui.pdf