- ベストアンサー
オウム病の既往歴あり、また飼っても大丈夫?
- 32歳くらいのときに、原因不明の肺炎で1ヶ月入院した経験があります。セキセインコの雛を2匹購入して直の5月頃に1羽が亡くなり、もう1羽も亡くなり、そして10日程して私が発症した経緯から、オウム病だったのでは?と思っています。
- 15年以上前のことなので真偽を確かめることはできませんが、当時オウム病が流行っていました。肺炎の原因が判らず、抗生物質の投与もなかなか効かず、退院まで1ヶ月かかりました。
- セキセインコを買ったことはありませんが、子供がセキセインコを飼いたいと言い出しました。オウム病の感染リスクやアレルギーの可能性について心配しています。ネットで情報を検索したが不明なため、アドバイスをお願いいたします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
アナフィラキシーショックについてはわかりませんが、オウム病自体は何度でも罹る病気だそうです。 しかし、「日和見菌」に近いのでよっぽど弱っていないと発症しないと獣医さんに教えて貰ったことがあります。 人間が罹った場合に一番症状を悪化させるのは「誤診」だそうで、菌を弱める薬は分かっているので、速やかにその薬を投与すると悪化する前に治すことが出来ると聞きました。 私は新しく迎え入れた鳥が感染鳥だったことがありました。 鳥類の場合(不顕性感染+キャリア)と言って感染していても元気な間は症状は出ないケースがあります。 ただ、ちょっとしたストレスや体調不良で、菌を糞などに排出します。迎えた鳥はとても元気だったのですが、既に感染していてお迎えのストレスで排菌したのでしょう。 鳥の場合親子感染や禽舎内などでの「鳥から鳥」の感染が考えられます。 我が家の場合、迎えたらすぐ検査にだしたので、早期発見することが出来ました。 すぐに治療をし、治療後その鳥の検査結果は陰性になりました。その後毎年定期的に検査していますが7年間陽性の結果が出たことはありません。 そして、これ以降自分も何度か原因不明の高熱を出したときやヨレヨレになったときなどは検査しましたけど、自分が感染していたことは一度もなかったです。 このことから、 ・まず迎えたら健康診断も兼ねて検査に出す。 ・感染していたら治療する。 ・衛生的に保つ。 ・口移しなどの濃密接触をしない。 ・新しい鳥を迎えたら、隔離して検査結果が出るまでは先住鳥と一緒にしない。 ・定期的に検査する。 と、きちんと飼育していればそうそう移るものではないなと思いました。 オウム病は早期に発見し適切な治療をすれば、人も鳥も治る病気です。 ただ、原因菌のクラミジア・シッタシChlamydia psittaciは獣医さんの顕微鏡では見られないぐらい小さい菌なので、専門の施設に検査に出さないとわかりません。 お迎えしたら鳥専門病院などで検査して貰うと良いですよ。 ちなみに・・・オウム病は鳥類・ほ乳類が感染し、特殊な例ですが動物園などでシカから人間に感染した例もあります。セキセイインコだけではありません。 犬でも猫でも人畜共通感染症はあります。 しかし、動物との付き合い方を学び防疫の意識を持って飼育するのであれば感染の危険は格段に低いと思います。 動物は命の大切さや人では教えてくれないことも沢山教えてくれますので、お子さんと共に防疫面も勉強しつつ飼育してみると良いと思いますよ。
お礼
丁寧にお答えいただいてありがとうございます。 自分でよく気をつけて、自分のほうからもペットに菌をうつさないようにして行こうと思います。 3日前に思い切って、近くの行き付けのペットショップにて、 セキセイインコのレインボーという薄い色合いの雛を連れて帰りました。 生後1ヶ月で、保温が大丈夫か気になって、夜中に3回も見に行ってしまいました。 食が多少細いですが元気にしています。 小さくて可愛いですね。大事に育てたいと思います。