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パラレルとスケーティング

スキーは初中級者位と思います。(ゲレンデへは15年間ブランクも有りますが通産25年で30~40回位行ってます) パラレル等もそれなりに出来るのですが、スケーティングが出来ません。 真っ直ぐ前に片足ずつスケートの様に滑る方法です。片足で滑れるのは数10cm位で反対の足に代わってしまい(片足で滑れない)ドタバタした感じです。 仕方なく平坦な場所や緩い傾斜地ではいつもストックで突いて前に行っています。 そこで思ったのですが、パラレルの体重移動(谷側加重)とスケーティングの片足加重とは大きな違いが有るのでしょうか? パラレルのターン中 山側の足を浮かせて片足ターンもしたりしているのですが、もしパラレルターンとスケーティングとが同じ理屈で滑っているとしたら私のパラレルは出来ていない(綺麗では無い)と言う事になるのかなとふと思いました。 中級者・上級者の方々は、スケーティングなどは出来て当たり前なのでしょうか? 宜しくお願い致します。

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回答No.2

>パラレルの体重移動(谷側加重)とスケーティングの片足加重とは大きな違いが有るのでしょうか?  →谷側加重という意味では同じですが、パラレルは曲がる為の加重ですからその「“方法”」がスケーティングとは少し違います。スケーティングは前に押し進める為の加重ですから開きだす(逆ハの字)板の角度と加重方向の変動が大きいですね。『踏み蹴り →押し出し』になるのがスケーティングです。  パラレルですとスキーに対して横(90°)に加重されますが、スケーティングでは身体の前後方向の移動量に応じて、踏み蹴り時の板に対しての角度が90°(斜め後方)~真うしろ近くまでになります(※添付画像参照)。そこから踏み蹴った後の体重移動が前側のスキーに移動します。この繰り返しです。後ろ足の踏み蹴りはエッジを立てぎみに母子球に力を加えるイメージです。  具体的には、後ろ側のスキーを踏み蹴ったときにその推進力を使って、反対側のスキーを浮かせ前に押し出し →前側になるスキーのソールに素早く乗って斜め前方(スキーの方向)へ体重移動します。スピードが弱まったら次はこちらのスキーを踏み蹴り加重して繰り返しになります。 ※このスキーの開きだす角度は斜度・スピードによって変わります。当然登り坂になる斜度が無ければ無いほどスキーの開きだす角度は少なくても大きな推進力は得られます。登りの斜度がきつくなれば開きだすスキーの角度を広げないと、より後方向に踏み蹴ることが出来ないため前に進みにくくなりますのでストックの力も多く借りることになります。斜度がなければストックの力に依存しなくてもOKですが、ストックも上手に使えるようになるのもひとつの技術です。  また棒立ち状態では90°程度でしか踏み蹴ることは出来ませんが、より積極的に進行方向(まっすぐ前)に身体を押し出していればより後方向に踏み切ることが出来ますから、スケーティングのスピードもアップします。従ってこの踏み蹴る“強さ”によってスケーティングの推進力も変わります。 >中級者・上級者の方々は、スケーティングなどは出来て当たり前なのでしょうか?  →中級であれば移動に不自由ない程度にスケーティングが出来れば何の問題もないですが、上級者であれば出来るのが当然です、それもとても上手に!。昔は1級検定にステップターン(スケーティングの延長線上の技術みたいなもの)があった位ですから。 これは余談で前の方もおっしゃっていますが、上級者=スケーティングも上手い=カニ歩きの登りも上手い。 ◇カニ歩きで斜度のある斜面も登ってみて下さい。スキーのブーツセンター位置にしっかり乗れていないと斜面に対して平行にスキーを持ち上げることが出来ず、しかも素早く&スキーを平衡状態に保って登れませんから、センターの感覚もよくつかめると思います。 それと板を担いで歩いている姿だけでもある程度技術が判るのもスキーです。

Yakker
質問者

お礼

画像付きの大変詳しいご回答を有難う御座いました。 とても分かり安く参考になりました。 お恥ずかしながら、スケーティング自体が間違っていました。 この週末にスキーに行ってきたんですが、ハの字の角度が小さかったのが原因の一つだと気付きました。 ほぼ真っ直ぐ前に進もうとしていました。(板をあまりハの字にせずに) 大きくハの字に進むようにすれば緩い斜面程度でしたらそこそこ簡単に登れました。 (よく考えれば、斜面をハの字登り(カニ歩きでは無く)で登るのと同じでした) 画像のお陰様で踏み蹴る方向と押し出す方向を気付きました。 正直な所、目から鱗の心境です。 本当に有難う御座いました。

その他の回答 (1)

  • snowjedi
  • ベストアンサー率38% (29/75)
回答No.1

スケーティング技術はスキー技術にほぼイコールです。初めて一緒にスキーをする人でもリフト乗り場までの移動で大体の技術レベルはわかってしまいます。 少し気づいている通り、スケーティングの蹴りのポジションはターンのマキシマムポジションと全く同じです。 どのような片足ターンをされているか分かりませんが、ターン前半~中盤~後半とターンの全ての過程で内スキーが雪面とほぼ水平に上げられているポジションが理想です。

Yakker
質問者

お礼

回答有難う御座います。 ターンとスケートとの相違は少ないとの事、やはり私のターン技術を直すのが一番の近道かも知れません。 有難う御座いました。