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DENONのアンプとONKYOのスピーカーで入門予定
先日は親切に詳細にアドバイスして下さった方々有難うございました。 とにかくお店に行って自分の耳で聴き比べて、自分の一番好みな組み合わせで購入しようと思います。 お店に行って沢山ある機器の中から聴き比べるとなると、思いっきり迷いそうなので、ある程度メーカーをしぼってみました。 僕は低中音域はあまり重要視していなく、とにかく高音重視派です。 ディスコミュージックやHRやHMも良く聴くので、いわゆる「シャリシャリ」系の音は好きな方ですが、あまり「キンキン」的な耳障りな感じは好きではありません。 柔らかい暖かみのあるような感じの「シャリシャリ」系が好みです。 そこでアンプとスピーカーのそれぞれの特性で、相殺するような組み合わせはどうかな?と思いました。 アンプは低音域に迫力があり、全体的に柔らかい暖かみのある音質だが、高音域はあまり得意ではない”DENON”(デジタルではないというのも選んだ理由です) スピーカーは全体的にフラットで、高音域は繊細でクリアーな感じの”ONKYO” 価格.comの「プリメインアンプ 音質の満足度ランキング」で第7位の、DENONの「PMA-390SE」(約3万) 「スピーカー”高音”の音質の満足度ランキング」で第1位の、ONKYOの「D-508E」(約2万7千円) 合わせて約6万円弱の組み合わせを、第1希望にしたいと思います。 スピーカーケーブルは今使っている”AET”を使用。 RCAケーブルは今使っている”オーディオクエスト”を使用。 入門者はまずはこの程度でいいのではないでしょうか?。 さてどんな音になるのだろう?・・・。
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- Yorkminster
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やや横槍的ですが... >> 皆さんのレビュー等を見てみると、結構大勢の方が違うメーカー同士で、つなげている方が多かったのですが、基本的に同じメーカー同士でつなげた方がいいのでしょうか? // そうでもありません。というか、スピーカーにしろアンプにしろ、メーカーによって得手不得手があります。日本のオーディオ専業メーカーは、比較的、総合的な商品展開をしていますが、海外に目を向けると、むしろスピーカー専門とか、アンプ専門とか、CDプレーヤー等のデジタル機器専門とか、ケーブル専門とか、といったメーカーが少なくありません。 理由としてはハイエンド寄りのメーカーが多いことが挙げられますが、逆にいえば、オーディオに凝っている人にとっては、「良いとこ取り」が半ば常識だということです。無数にある組み合わせの中から、自分にとってのベストの組み合わせを探し出すことができる、ともいえます。 したがって、たとえばアンプはONKYO、スピーカーはPioneer、CDプレーヤーはSONY、ケーブルはVictorといった組み合わせも、十分あり得ます。 全部同じメーカーで統一した場合、音色に対するポリシーは統一されるので、たとえばDENONが大好きな人なら、CDプレーヤーからスピーカーまで全部DENONで揃えるのもアリです。ただ、それだけ癖も強くなるので、DENONと心中できるくらいでないと、ちょっと鬱陶しさを感じるでしょう。 >> またアナログアンプを使いたい場合は、dbの数値は出来るだけ大きい方がいいのですね? // そういうことではありません。 アナログアンプだろうと、デジタルアンプだろうと、要するに「必要な音量に過不足ない出力」が得られれば問題ありません。たとえば、業務用では、アナログアンプで最大出力5000Wといった化け物のようなアンプもあります。現実問題としては、真空管アンプを使うとき以外、アンプのパワーが不足する可能性は高くありません。 D-508Eは、能率82dB/W/mなので、アンプの出力が1Wのとき、82dBの音量です。2Wなら85dB(2倍)、4Wなら88dB、10Wなら92dBで、PMA-390SEの定格出力(ただし8オーム時。D-508Eは4オームなので、もう少し大きくなるはず)である50Wなら99dBという計算です。これは電車のガード下に匹敵する音量だといわれています。 さて、PMA-390SEと同価格帯(定価52500円)であるA-973ではどうかといえば、8オーム時の定格出力は40Wなので、98dBという計算になります。したがって、どちらも大差ありません。むしろDENONの方が余裕がありそうですね。これはどういうことでしょうか? 実は、この業界では、俗説として「デジタルアンプは『駆動力』が高い」といわれています。デジタルアンプの方が、出力が小さくてもスピーカーをグイグイ動かせる、ということです。 ただ、この点に関しては、あまり実証的な議論は目にしたことがありません。まず、「駆動力」というのが、科学的に見てどういう能力なのか、よく分かりません。やや専門的な話ながら、アンプにはダンピングファクタやスルーレイトという性能がありますが、これが、デジタルアンプだとアナログアンプに比べて顕著に高いという話も聞いたことがありませんし、そもそも、これらの性能がどの程度音質に影響しているかも、やや怪しい部分があります。 また、デジタルアンプとアナログアンプの音質差についても、ブラインドテストをすると有意差を得られなかった、という話も見聞きします。 したがって、デジタルアンプだから、アナログアンプだから、というのは選定基準となり得ず、むしろ、「ONKYOのスピーカーはONKYOのアンプで鳴らしてチューニングしてあるから、いちばん合いやすい」といった話に帰着するように思われます。 そういう部分も含めて、やはり試聴して決めるのが重要だといえます。
- chandos
- ベストアンサー率36% (267/732)
ONKYOのスピーカーとDENONのアンプは合いませんよ。まずは規格面の問題があります。D-508Eの能率は82dBしかありません。これは同じONKYOのデジタルアンプで強力に駆動することを前提で作られているためです。DENONのアナログアンプでは非力で、十分ドライヴ出来ません。 そして、音色面でもアンマッチです。D-508EとPMA-390SEとを繋げて聴いたことはないのですが、両ブランドの別機種同士の組み合わせでは籠もって冴えない音しか出てませんでした。まあ、以上は私の感想に過ぎないのですが、とにかく実際に試聴されることをオススメします。 なお「たくさんある機器の中から聴き比べるとなると、思いっきり迷いそう」とのことですが、正直言ってこの予算では候補機種は少ないです。限られた機種を十分試聴していけば、後悔のない買い物が出来ると思います。御健闘をお祈りします。
お礼
「D-508Eの能率は82dBしかありません。これは同じONKYOのデジタルアンプで強力に駆動することを前提で作られているためです。DENONのアナログアンプでは非力で、十分ドライヴ出来ません。」・・・ なるほど・・・。 僕はオーディオに関しては初心者なので、Ωやdbの数値に関しては全然わかりませんでしたが、また1つ勉強になりました。 「この予算では候補機種は少ないです」・・・ 確かによく考えてみればそうですよね。 価格.com等でかなり沢山の機種が載っていたので、ついそんな事を思ってしまいました。 皆さんのレビュー等を見てみると、結構大勢の方が違うメーカー同士で、つなげている方が多かったのですが、基本的に同じメーカー同士でつなげた方がいいのでしょうか?。 またアナログアンプを使いたい場合は、dbの数値は出来るだけ大きい方がいいのですね?。
- Yorkminster
- ベストアンサー率65% (1926/2935)
>> アンプとスピーカーのそれぞれの特性で、相殺するような組み合わせ // そういったことは誰しも考えるところで、マニアや評論家も「AとBを組み合わせると両方の良いところが補い合って~」的なことを書いていたりします。ただ、これはあくまで結果論であって、「悪い癖」同士が表に立ってとても聞いていられないような音になる可能性もある訳です。したがって、「この組み合わせはどうだろう」と思ったら、何はさておき実際に聞いてみないとよく分からない、ということになります。 価格.comにしろ、オーディオ雑誌にしろ、マニアのブログにしろ、あるいはここの回答者(もちろん私を含めて)にしろ、他人の感想というのはあまり当てにならないので、最も信頼できる自分の耳で確かめるのがいちばん、ということです。 ディスコミュージックというのがどんなものか分かりませんが(Paul Hardcastleはちょっと違いますか?)、HRを聞く(Bon Jovi、Van Halen、Scorpions辺りなら持っています)私としても、ちょっとその組み合わせは買いたくありません。端的に、好みに合わないからです。 だからといって、他の人がDENONのアンプやONKYOのスピーカーをお使いになるのを否定するつもりはありません。人様の好みに口出しできるほど、出来上がってはいませんので。逆に、自分の好みを非難されても迷惑千万ですしね。要するに、「ある音」をどう評価するかは人それぞれ、ということです。 そういう訳で、まずは実際に試聴に行かれるのが良いでしょう。特にあなたの場合、「自分の求める音はこういう音」というビジョンがあるはずなので、安易に他人の薦めるモデルを選んでも外す可能性が高いと思います。人気があるから良い、とも限りません(私のように天の邪鬼なやつもいますから)。広く、同じ価格帯でいろいろな組み合わせを試してみた方が良いでしょう。 ケーブルは、いずれ好みに応じて調整して行けば良いと思いますが、当面、AETとAudio Questで十分事足りるでしょう。
お礼
確かに悪い癖同士が表に立ってとても聞いていられないような音になる可能性もありますよね。 自分の求めている音色はこういう感じがいいという、理想がある程度固まっているので、あとはひたすらその音色に巡り合えるまで、聴き比べるしかないですよね。 人間ってどうしても、人から聞いた噂とか、ネット上でのレビュー書き込みとか、マスコミとか、雑誌とか・・・に惑わされ易いですよね。 でもそれらは必ずしも正しいとは限らず、ある程度の目安にしかならないですよね。 だからこそ自分の目で見て、聴いて、”真実”を確かめなければいけませんよね。
- A88No8
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こんにちは 組み合わせが決まったなら実際に聴かせて貰えるお店を探しましょう! やっぱり自分で聴いてみないと。 新品の場合は、本当の音がするまで時間がかかります。その期間(エージング)は、好きな音楽をガンガンかけて馴染ませましょう。音質には目をつぶって(耳をふさいで?)。 それとあなたが好きな音楽を生で聴いて欲しいです。 生とステレオセットから出る音質のギャップが今後の方向性を示してくれると思います。 最終的にはどんな音楽でもハッピーな生の状況がいつでも手に入れられるようなステレオセットであることが理想だと思えますから。 これから数十年の間きっと楽しみが続くことでしょう。
お礼
新品の場合は本当の音色がするまで時間がかかる(エージング)というのを、つい最近まで知りませんでした。 だから逆に言うと、100%自分好みの音色を見つけるのは困難であって、ある程度自分の好みの音色が見つかれば、それをジャンジャン聴いて馴染ませれば、それがいつしか自分自身が心地良く、楽しく聴ける音色になるわけですね?。 これから先が楽しみです。
お礼
とても詳細なご説明有難うございました。 また1つ勉強になりました。 18年間システムコンポを使用してきた自分にとって、アンプやスピーカーを単品で購入するというのは、初体験な事だったので基本中の基本も知らず、どこから手をつけたらいいのか、また組み合わせに際して気をつける事は何なのか?・・・等何もわかりませんでした。 とても参考になるアドバイス有難うございました。