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僕なりの吟剣詩舞”道”

俺は流派同士イザコザとか頭の痛くなる難しいことはよくわかりません。 はっきり言って、流派の中ににかた~い規則があって、他の所の流派の踊りが習えないのはなぜだか不思議でなりません。 伝統芸能かもしれませんが、他の伝統芸能に比べると劣る所はたくさんありますし、 はっきり言って伝統芸能としての認知の低さは計り知れてます。 でも、吟剣詩舞の素晴らしさはたくさんある! なかなか理解しにくいだけで。 吟剣詩舞はドンドン積極的に進化を遂げる伝統芸能だと思うんです。 僕は吟詠も剣詩舞も他の邦舞や邦楽器を習ってます。全部違う流派です。 でもやっぱりそこに習いに行くと、なかなか一つの師の下でずっと習い続けなければいけない。別に師匠が嫌いな訳ではないけど、色んな技術を学びたい。自分をもっと磨いて行きたい。でもなかなか流派やその会の足かせは一度つながれたら引きはがせない。 「辞める」と言うまでは。 ダンスを学生時代からやってました。色んなスクール・スタジオに習いに行って色んな先生に教えてもらい、色んな技術を学びました。ストリートでも色んなダンサーと出会い、お互いを高め合いました。今でもダンスは続けています。 ダンスも伝統芸能も技術を伝えるという面では同じだと思います。 スタジオに所属するインストラクターがいる。流派に所属する講師がいる。 何も変わらないじゃないですか。 俺は他の流派の剣詩舞の技術も学びたい。 この欲はいけないことなんでしょうか。 吟剣詩舞はそんなに流派を重んじなければならない世界なのですか? 僕はとある会の三代目の立場ですが、全く継ぐ気はありません。 でも今は実家の会の運営や吟詠講師としての手伝いをしています。 その傍ら、働いてお金を貯めて、 昔からの夢であったこの伝統芸能で学んだ事を生かした新しい事に 挑戦し続けています。僕は詩吟や剣詩舞はもの凄く好きです。 でも伝統芸能の家庭に生まれたから伝統芸能をするのではなく、 学んだ技術や、養って来た感性や芸術性を全く新しい方向へと転換させようと 努力しています。そのために色んな習い事をこなし、休みを返上して、どんなステージにも積極的に参加してます。 いつか、流派や会の複雑な問題も何も考えなくていいような空間、場所を作る事が俺の夢です。その場所には、様々なジャンルの邦舞や、洋舞、邦楽器などを教えてくれる色んな流派の先生がたくさんいます。 全部違う流派です。昔は仲悪かったとかどうだとか知りません。 だって習いたいと思う人はたくさんいるのだから、めんどくさい事抜きにして教えてあげるのが伝統芸能者の勤めでしょ?伝えて行く事が役目でしょ?使命でしょ? 興味を持ってる人はたくさんいるんだ。なら少しでも親しみやすい空間があれば、気軽に足を運べる。 そうやっていくときっとそれが普及にも繋がる。 詩吟と剣詩舞の繁栄です。 これがおれの描いてる将来のビジョン。 どう思いますか?? 写真左:世界的に有名なダンスミュージックのDJと。

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  • Us-Timoo
  • ベストアンサー率25% (914/3620)
回答No.1

はっきりいえば、ひとつの道の基本を完成形まで 行きついてもいないのに、その時点で他のものを 習ったとしても、ほぼ無意味。 吟剣詩舞に限らず、伝統芸能はせめて師範代位の 腕前がなけりゃ、他の流派の良さも悪さも人には語れません。 (語るなという意味ではありません) 日本舞踊などでもそうですが、その流派にはその流派の 踊りのやり方・流儀・表現方法があり、それらは違う部分があります。 例えば、以前どこかの踊りの会に所属していて、そこの先生なり 師範なりに習っていたとしましょう。 そうすると、それまでのやり方・流儀・表現方法が出てしまい それを直すのに、また長い時間がかかるといった繰り返しです。 ここで、前のものをどこまで極めているかが、重要で 極めた度合いが高ければ高いほど、相違点を自ら見つけ 応用することができます。 私は舞台撮影などを行うお仕事をしていますが、その中に 吟や詩舞をされるピアノの先生がいらっしゃいます。 この方は、他にも声楽もされますしミュージカルの舞台で 主役なみの重要なキャストをされたりと、かなりマルチな才能を 発揮されていますが、詩舞の師範代の資格ももち それでもまだ勉強をしておられますよ。 流派の壁を取り払ってもっと自由に という御質問者の気持ちはよく分かりますし、伝統芸能の世界が 閉鎖的で新しいものを受け入れたがらない傾向もあるのは事実です。 でも、その垣根を超えるためにはそれぞれの流派すべてに良き理解をしめし それを取りまとめて、公演なりコラボ企画なりを打ち出し 資金提供、あるいはスポンサーを集められるだけの協力者がいないと はっきりいえばダメでしょうね。 現段階では、御質問者のことを伝統芸能を極めていない素人の私でも 「その道を極めてもいない人間が、垣根を超えることなどできない」 って思っちゃいますよ。

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