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なぜ冬はエンジンが掛かりにくくなるのか?
最近早朝の気温が5度以下の時はエンジンが掛かりづらいです。 気温がある程度上がれば一発で掛かります。 チョークは普通の時も寒いときも始動時は引いたままです。 アクセルを2・3回あおってからセルを回すとましなのですが、どうして寒いとエンジンが掛かりにくくなるのでしょうか? 寒くてガソリンが気化しにくいから?
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チョークって「絞る」って意味なんですけど、車やバイクでチョークと言う言葉を意訳すれば「始動開始容易便利機構」とでも訳しましょうかw この「機構」には三つの方式があって「チョーク方式」と「スタータ方式」がありまして、これらをひっくるめて「チョーク」って呼んでるんです。 そして「オートチョーク」ってのもあって。。。 まあ、細かな話はウンチクになっちゃうし、長くなるので割愛。。。 要はガソリンを「より多く流してあげてる」装置です。 んで、寒いと。。。 空気がちょっとだけ濃くなる。 たとえば、常温で「10の量の空気」に「10の量の酸素」が入ってたとしてね。 この「10の量の酸素」に「10の量のガソリン」を気化させた「混合気」がエンジン始動にベストな混合具合だったとします。 (酸素10対ガソリン10としてね) 寒くて空気が濃くなって同じ「10の量の空気」なのに「より濃い」が故に「12の量の酸素」含んだ空気が来ちゃうと、結果として「酸素12対ガソリン10」って形になっちゃう。 んで、結果として、寒いと「薄い混合気」になっちゃうのね。。。 (これ濃さの問題ね) 「薄い混合気」だと、それだけ火が着き難くなっちゃうの。 で、エンジン掛かり難くなるんです。 寒い→空気濃い→混合気薄くなる。。。って事ね。 そこで、チョークなる装置ガソリンを増やしてあげて、混合気をいつもの状態(濃さ)にして、エンジン掛け易くするんです。 これは、寒い時、だけじゃなくて、エンジンそのものが冷えてる状態であれば、夏場でも、チョークを作動させないとダメなのね。 (実はチョークって寒い暑いに関係なく作動させるモノなんです) (でも、寒いと特に必要になる装置なのね) そんで、ここもってきて、寒いと。。。 気化もよりし難くなる。 オイルが少し硬くなり、回り難くなる。 バッテリーも少し元気なくてセルモーターを回すのも弱くなるし、スパークプラグの火花も元気無い火花となる。 これらの要素が手伝って、寒い時期はエンジン掛かり難い。。。ってなっちゃうんです。 エンジンが少しでも暖まれば、後は寒さは混合気に影響与えるような状態にはならず、また、オイルなんかも暖まれば、回転に影響ないような状態になります。 エンジンが回れば回るほど、寒さで元気の無かったバッテリーも元気を取り戻して、スパークプラグもガンガン正常な火花を飛ばして。。。 まあ、簡単に言っちゃえばこんなトコロでしょう。 この話って詳しく書いちゃうと、とてもじゃないけど書ききれない話なんで、簡単に「そんな感じなんだぁ」って受けてくださいね。 厳密には「それだけじゃねぇよ」って突っ込みもありそうですが、ザックリでの話として書いてます。 つまるところ、寒さにより、ちょっとちょっと色々な影響があって、この「ちょっと」が重なってエンジンが掛かり難いだけです。 余談ですが。。。 寒い時期は空気が濃いので、一旦エンジンが回りだせば、空気が濃い分、暑い時期よりエンジン出力が上がります。 ほんのちょっとだけどね。。。 何となく、暑い時期より寒い時期の方が、走りのパワーがあるように感じませんか? 小排気量であれば、ある程、この差を体感出来るはずですけど。。。
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- wathavy
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私のバイクですけれど、バッテリーは弱り気味。 チョークは一杯に引きます。 夏:一発でバキューン。 冬(-6°):2発でバキューン。 なので、キャブの整備をしてもらったらいかがでしょうか? 私のは中古で、今年の6月頃一度ほとんどのOリングを交換してもらいました。
- oo14
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キャブレターのあの構造で50℃ぐらいからー20℃ぐらいまでを カバーしているんだからすごいものです。 オートチョークでなければ、サーモスタットのような温度感応型の アクチュエターなしなんですから。 文章だけ読ませてもらうと、 ホンダのエンジンではないですよね。 もしホンダのだったら「普通のときもチョークを引く」では うまくいかないのでは? ホンダの場合、まさにチョークなので常温では、窒息してしまいます。 もしうまくいってるようであれば、 ガソリンがうまく回っていない、調整不良のような気がします。 ゆえに、気温が低いときかかりずらいのでは。
寒くてガソリンが気化しにくい。空気の密度が上がって相対的にガスが薄くなる。そして、オイルが固くなるのとバッテリーが弱ってセルの周りが遅くなる。原因としてはこんなところでしょう。 加速ポンプがついているならおっしゃるとおりアクセルを2から3回あおるのはセオリーです。生ガスですから効果テキメンです。やりすぎるとあっさりかぶります。