Q/CPUが150MHzから1.5GHzになったら単純に処理速度は10倍になるのですかね?
A/そうですね。全く同じ構造プロセッサであれば一応は内部処理速度は10倍になります。ただし、150MHzのPentiumやMMX PentiumとPentium4やCeleron、及びAthlonとの差であれば、SIMDに浮動小数点演算機能が加わりますから実質ではそれ以上になります。
これは、あくまでCPU内部処理の速度ですので、FSB(フロントサイドバス)やハードディスク及び、メモリの性能などチップセット(パソコンの心臓部)に関係する部分の性能を除いたCPU部だけを観た場合に限ります。
実際にはチップセットなどその他の能力・性能も10倍になっていなければCPUの性能が常に10倍を維持することはありません。
とはいっても、実際に150MHzから1,5GHz以上にCPUを交換すれば実質処理は10倍どころでは済まないほど早くなりますけどね。何せ、CPUは10倍以上速くなり、メモリは最低で6倍以上、ハードディスクは3倍以上(10倍未満)、3Dグラフィクスは数十倍速くなりますからね。
Q/何かよい方法は?
A/まずタスク常駐を減らすことでしょうね。これをしているなら、無駄なソフトウェアを極力パソコンから削除(アンインストール)する。
ディスククリーンアップ及びディスクデフラグをしてハードディスク内を整理する。
システムを最小構成(無駄なソフトを入れずに)で再セットアップする。
後は、CPUを交換、メモリを増設する(メモリを増やすとBIOS認識速度は低下します)
OSを軽い物に変える。(バージョンアップしてWindowsMeなどを使っていればもとのバージョンに戻すなど)
これぐらいですかね。