24年前の記憶 彼女の真意?
52歳男 既婚です. 昔のことで恐縮ですが、読んだ感想をお聞かせください。
24年前,入社3年目の6月に入社1年目の他部門の女性と知り合いました。
私が、前世から知っているように感じて,「懐かしい」と告白し,彼女はこの言葉に
ときめき、お互いのぼせてしまい,初日からからだの関係でのスタートでした。
彼女は異常なまでの結婚願望が強く、私も30歳手前でしたので,2週間後には彼女の
両親へ挨拶に行きました. 彼女の父親は、「娘の結婚は難しいと思っていた」「私
は全ての反対を押し切り,今の妻と結婚した」と、母親を紹介されました。 母親
は口唇裂の方でした。
本来ならば、この時点で気付くべきなのかも知れませんが、当時は、その様な人が
いること自体知りませんでしたので、全く気にも止めませんでした。
交際開始から彼女は常に情緒不安を訴えてきており、意味もなく、泣いたり/怒っ
たり、別れる/別れないを、繰り返すようになりました。
私の方は、納得はいきませんでしたが、常に聞き役に徹していました。
これが、彼女にはやさしいと勘違いさせてしまったようです。
一方で交際開始直後から、私のアパートに入り浸りとなり、美容のためと洗腸して
いる姿の一部始終を見せつけたり、自分の性癖を洗いざらいぶちまけてきました。
会社では極度の緊張状態で気が抜けないけど、私には、「私のすべてを受け入れて
ほしい」と、訴え、いわゆる変態系プレイを要求してきました。
今でいうメンヘラ系女子のようでした。
実は、彼女には大学時代からの交際相手がいたのですが、別れてもらった都合上、
私の方も責任感からか、ずるずるとのめり込んでしまいました。
時々思い立ったように前の彼との性行為の話などを聞かされ、嫌気もさしました。
一度、前の彼から電話があったことを告げられ泣いている彼女に別れを告げ、一旦
は終わったのですが、翌々日の早朝、突然彼女から電話があり、今すぐに会いたい
と言われ、
会った際、「どうしても別れられない」と泣き崩れる彼女と再度やり直すことにし
ました。
いつでも、どんな時でも最優先に私のことを考える彼女に対し、愛情が増していっ
たのも事実です。 夏休み実家に帰京の際、両親に紹介したのですが、あまりいい
顔はしませんでした。 理由は、家柄が違いすぎる。一流大学出とは思えない常識
のなさ。家庭的なことが一切できない。相手をぶんぶん振りまわす。人を試す言動
と行動から底意地の悪さを感じる。といった評価であり、父の第一印象は「メス犬
」、母は「娼婦、愛人」といったものでした。 夏休みが終わった後も、度々彼女
は、私の母に電話をし、気に入ってもらいたく積極的に動いていたようでしたが、
考え方自体がおかしすぎると母に嫌われていった様子です。 その後、彼女から式
場の予約、下見を兼ねて両家両親が初顔合わせをしたのですが、この時初めて、私
の両親が彼女の母方に遺伝があることを発見し、次の晩から結納の日の2週間にわ
たり、夜はアパートへ、昼は会社へと「結婚をやめろ」との電話が鳴り続けました
。 親との口げんかで感情的になってしまった私は、夏休みの件に関して
、彼女を電話口で責めてしまいました。
彼女も母親に気に入られたいというのが結婚の条件でしたし、私の怒る姿が初めて
だったせいもあるのでしょう。 急速に私を避けるようになっていきました。
結納の日の前々日、彼女と食事する機会があったのですが、その際、彼女からは、
「別れても体の関係は続けてほしい」、「心が離れても死ぬまでからだは覚えてい
ると思う」と告げられ、怖くなりました。 結納の日の前日、夕方、アパートに訪
れた彼女は「ふたりにとって重要なことよ」と真実を話そうとしたのかもしれませ
んが、私の方が勘違いをし、遮ってしまいました。 前の彼も母親で別れたこと、
待つだけの女は嫌とかなり積極的だったことから、すでに新しい彼がいるものと勘
違いしたからです。
結局その日も、結納当日の早朝も彼女に結婚の意思を確認したのですが、「わから
ない」と言われてしまいました。 前日夜遅く、私の両親がアパートを訪れ、親と
しては面白くはないが、本人同士が好きであれば、了解すると告げられたのですが
、「もうだめかもしれない」と私が告げてしまいました。
当日直前、両親が私の意思を確認し、最後まで母親にこだわる彼女に完全に不信感
を抱いたまま、彼女宅を一緒に訪れ、親同士、本人同士に分かれ、話し合いの場が
持たれました。
親同士がかなりエキサイトに声を荒げている中、別室で、お互い震えながら茫然と
していた時、私が我に返って、彼女に近づこうとした矢先、彼女は股を大きく開き
、スカートをたくし上げ、男を誘うように笑みを浮かべました。
心底、恐怖がこみ上げた時、別室の親に呼ばれ、親同士が反対であることを告げら
れ本人同士の意思を確認されました。 私の方は、何が何だかわからない状態で断
ることに同意しました。 彼女の方は、一緒になれないことを彼女の母親から告げ
られ、「私の人生どうしてくれるのよ」「ひとのこころを繋ぎ止めることをして」
「縁談を断られる女性の気持ちがあなたに判る」と逆切れされ、同時に彼女の父親
からは「ひとの娘を淫乱みたいに言いやがって」と激怒され、両親ともども逃げる
ようにその場を立ち去りました。
後日、彼女が悲しげに私を見詰めていたことが何度かありましたので、復縁、もし
くは別れるにせよ、本人同士一度話をせねばと思い、手紙を3回書きました。
連絡はその後一切なかったのですが、彼女父親から、私の方の原因で振り回されて
しまった等々の手紙が会社に届き、頭に血が上ってしまった私は、彼女の性癖すべ
てを書き綴り彼女父親に送ってしまいました。
その後、何回かやりあった後、彼女が退職し、私の方も8年間、この件で苦しみま
した。
現在は、地元で知り合った女性と結婚し、1児の父となり、ずっと忘れていたので
すが、
24年ぶりに彼女の歩く姿を目撃しました。 彼女の方が先に私を見つけたのでしょ
う、明らかに無関心を装おうように歩く姿が印象的でした。
24年経って、冷静に振り返れば、結婚が難しいと親からも言われ続け、本人もそう
感じていたからこそ、人一倍結婚へ憧れていた。 交際当初、私の方が私の両親に
ついて最初に話してしまったこと、私の母は、重度の障碍者だけど、遺伝はないか
ら、と。
彼女は話すチャンスを逸しただけ、だから、常に情緒不安が付きまとっていたこと
。
当時も今もそうですが、隔世遺伝があったにせよ、勘違いが無ければ結婚していた
と思うと、そんなに恐れることなのかとも思います。 当時は女心がわかっていな
かった。
また、当時彼女と仕事で関係があった私の友人からは、すくに別れた方が良い。
彼女と同じ職場で、私の同期からは、私と付き合っているのかとの問いに、「私た
ちからだの相性もばっちりです」と答えたようで、「あの子、大丈夫なのか」と忠
告も受けました。
彼女の上司からは、「最初結婚すると言ってきたので、4年付き合っていた彼と結
婚なのかと思っていたら違う人と聞いて驚いた。」「今度は駄目になったと聞いて
二度驚いた。」
「普通の女性ならば、泣き崩れてしゃべる所を冷酷な目で淡々としゃべっている姿
が印象的だった。」「この件以外でも、少し頭がおかしいと思っていた。」「仕事
中でも、男を誘う目を笑みを浮かべながらする時があり、危ない子だ。」と言われ
たことも思い出しました。
今は罪悪感のようなものが、わたしのこころに残っています。
もはや、お互い別々の人生です。 話をしてみたい気はありますが、ほっとくのが
無難と思っています。
長文をお読みいただきありがとうございます。
皆様のご意見を頂戴したいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。