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マンションの結露対策・除湿器を使っても湿度は保てますか?
現在、鉄筋コンクリートのマンションに住んでいるのですが、毎日結露がすごいです。部屋のなかで洗濯物を干すこともあり湿度計は75%ぐらいになっています。 そこで、結露対策のために除湿器を購入しようと思っているのですが、心配なのが湿度が下がりすぎないかということです。真冬ということもあり乾燥しすぎて1歳の赤ちゃんが風邪を引きやすくなるのも嫌です。 除湿機というと梅雨時に利用するイメージがあるのですが、真冬のマンションで使用しても大丈夫なものでしょうか?
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>マンションの結露対策・除湿器を使っても湿度は保てますか? ↓ お部屋の湿度計と除湿機の湿度センサーの検知&表示とは一致しませんが、使用体験の中で微調整の上で任意の希望湿度を設定されたら良いと思います。 誤差や精度の問題はあっても、温度と違い湿度は5%程度の高低差は体感的には分り難いです。 赤ちゃんの健康問題・風邪予防には、ウイルスの活動との関係ではハーパーの法則(通常温状態、湿度が50%~70%ではウイルスの活動が抑制され、50%以下では活発になる)から、お部屋の中に人が在室&赤ちゃんがおやすみの場合等は、除湿機の運転を50%~55%程度に設定される事をお薦めします。 人がいない場所(脱衣所や浴室や深夜のリビング)で、除湿機で洗濯物を部屋干しする場合は、衣類に風が当たる事と、除湿機の設定湿度を最強とか湿度を一番低く設定する。 また、結露は飽和水蒸気量(ある温度に於ける空気中に含まれる水蒸気量)が温度変化(低下)で変化し、余剰分が液化(結露)してサッシや壁に付着する現象ですが・・・ 勿論、除湿による絶対水蒸気量を減らす事は有効ですが、それでも温度が低下した場合や、温度差の大きい場所に、結露は起きます。 結露を減少させたり防止するには、ペアガラスとか複層ガラス、珪藻土壁や住宅構造の外・内断熱の強化での調湿、室内外の換気(24H換気装置・ロスナイ他)・厨房時の水蒸気の屋外排出、加湿器や屋内の洗濯物干しを実施時の換気等による湿度調整が有効です。 そして、結露への対策としては、プチプチ等の断熱性の高いエアーパッキン材の貼付や隙間への断熱クッションテープの貼付、シャッターや雨戸の確実な閉め、厚手のカーテンやツッパリ棒を利用したインナーカーテンを付ける等がさらに効果的で有ります。 除湿機には湿式(コンプレッサー方式)と乾式(デシカント式・ボイラー等を利用した温風式)がありますので、各々使用可能温度や除湿能力、電気代に違いが有りますので利用目的や地域によって選択下さい。 一般的には、湿式は室温が10℃以上で使わないと除湿能力が低下したり、除霜運転が多くなり効率が下がります。 デシカント式は、多くの場合、能力が小さい、電気代が高いのが欠点ですが、室温は0℃以上あれば使用出来、製品の大きさもコンパクトな物が多いです。 真冬のマンションでの使用は、除湿能力や運転効率の面で、多少の変化はありますが、除湿機の方式に関係なく(室温は他の暖房機が適温化にする)湿度の低減には有効使用が出来ます。 つまり、希望湿度への所要時間や湿度低減の加減湿度、電気代に影響はありますが→真冬・マンションでの除湿機の使用は、特に問題なく大丈夫です。
お礼
とても詳しい回答ありがとうございました! 返信が遅くなってしまい。申し訳ありません。 書き込み以降、エアコンをフル活動していたのですが除湿どころか空気が乾燥して(?)風邪を引いてしまいました。 最終的に質問とは真逆になってしまうのですが、結露対策はあきらめ暖房を使っても風邪を引きにくいようにと加湿機能つきのファンヒーターを購入いたしました。 結露は相変わらず出ますが、ファンヒーターをフル稼働しても喉がイガイガしないので重宝しています。