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ヘルニア前段階? 左のお尻と太もも裏が痛い
産後11ヶ月になります。 出産前に左臀部の激痛&出産時に恥骨乖離をしたせいで、産後ずっと左をかばって歩いていました。また生まれつき左側が全体的に短いです。 痛みが治りかけたと思った9ヶ月ごろに、急にまた左お尻に激痛&歩くのも苦痛となり総合病院の整形外科でMRIを撮りました。 結果、4.5の間がヘルニアの前段階とのこと。 痛みもこれが原因ではないかということでしたが、現時点では痛み止めくらいしか治療できないと言われました。 受診の際に触診は一切ありませんでした。(若い医師でした) 症状は 1 仰向けになって右に向かって寝返りをうつなど、左足を後ろに動かすような動きをするとお尻&太もも裏と側面に激痛が走る 2 歩くときも左の足を後ろに蹴りだす動きをするとお尻に激痛 3 階段で右足を下ろし、左足がまだ後ろに残っている状態が痛い 4 横座りのような姿勢で座ろうとすると痛い(ひねる動きが痛い) 5 最近はふくらはぎがしびれるような、むずがゆいような感じがする 寝て起きる時やしばらく座っていて立ち上がるとき、仰向けに寝転がって立ち上がるとき、静止から動き出すときに特に痛みがひどいです。 このような症状がヘルニアが原因であることがあるのでしょうか? 前かがみの姿勢や座っているだけなら痛みはありません。 大腿部を後ろに動かす動きさえしなければあまり痛むこともありません。 整骨院で電気してますがなかなか治りません。 触診も出来る整形外科に行ったほうが良いのでしょうか?
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- o120441222
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>このような症状がヘルニアが原因であることがあるのでしょうか? 症状は坐骨神経痛で、これにヘルニアの画像所見が取れればヘルニアと 言うことになりますよね。「坐骨神経痛 = ヘルニア」 ではありま せん。坐骨神経痛はヘルニアの他、脊柱管狭窄症、変形性腰椎症、すべ り症などですが、特別骨など構造に異状がなくても、炎症が強く起こっ ていれば出る可能性はあります。腰疾患の診断にはレントゲンが必要で すので、整形外科で調べてもらってください。 整骨院は止めてください。必ず整形外科に行きましょう。 整形外科では、飲み薬、電気や牽引などのリハビリで治療します。病院 の治療と並行して鍼もいいとおもいます。 >現時点では痛み止めくらいしか治療できないと言われました。 痛みの原因は全て炎症です。皆さん痛み止めといっているものは “消 炎剤” です。これは患部の炎症を抑えるの主たる目的で、その結果(副 産物的)に痛みが取れています。決して何かを麻痺させているわけでは ありません。 炎症とは腫れも伴うので、腫れの為に患部の血行不良が出てきます。ヘ ルニアは自然治癒することが分かっていますので、お薬で炎症を押され ればそれで完治です。消炎鎮痛剤は痛み止めの一時しのぎではありませ ん。立派な治療になります。 ただお薬にも相性がありますので、効かなければ主治医と色々相談して お薬を変えてみるのも手かと思います。同じ効果のお薬は沢山あります ので。 ~治療院について~ 整体・カイロプラクティック・・・「骨盤矯正・骨格矯正」 これは 全て真っ赤な嘘です。そもそも彼らは公的資格が一切ありません。 早い話、無資格の素人です。誰でも明日からすぐに営業できます。 素人さんですから、勿論健康保険は使えませんし、自賠責だって保 険屋からは相手にされません。背骨と背骨の間に椎間板というクッ ションがありますが、整体やカイロで薄くなるということが確認さ れています。一回ぐらいでは大丈夫だと思いますが、一年も通えば 驚異的なスピードで椎間板は劣化します。長期的に見れば確実に悪 化します。 整骨院・・・柔道整復師という国家資格者で、接骨院、骨接ぎとも呼 ばれています。肩コリや腰痛など治療する所だと勘違いされている 方もいますが、ここは捻挫、挫傷、打撲、(脱臼、骨折)などのい わゆるケガを治療する施設です。 一番下の Q:接骨院や整骨院はどのような時にかかったら良いんで すか? をご覧下さい http://www.shadan-nissei.or.jp/judo/faq.html 腰痛や肩コリの治療は一切出来ません。 「歯医者で眼の治療」 をするようなものです。しかし、全国の整骨院はこれを平気で犯 し、慢性腰痛を「腰のねんざ」など嘘の受傷理由を添付して、健康 保険を偽装請求し荒稼ぎしています。不正は業界ぐるみで行われて おり、全国に約三万件と整骨院はあります。政府管掌系の社会保険 から約400億円、老人保険系から約800億円、保険はさらに数種類あ り、2007年度で約3000億円かかっています。言うまでもなく、保険 料は我々の毎月のお給料から払われているものです。しかしそのほ とんどが、不正請求ですから、医療費、消費税が上がるのも妙に納 得です。ちなみに病院から患者を追い出し、自宅で介護する制度に して浮いたお金が3000億円です。 鍼灸整骨院・・・鍼灸師と柔道整復師の免許をもている方、もしくは それぞれの施術者いる施設です。ここも整骨の保険を悪用している 可能性があります。鍼灸は保険が使えますが必ず医師の診察の上、 同意書が必要です。保険証を窓口に提示して即保険で鍼治療の場合 は、整骨の保険(ケガの保険)で鍼をしているケースが多いです。 これは例えていうなら、出産時自然分娩にもかかわらず、帝王切開 として保険請求するようなことです。これが普通の病院なら大問題 です。マスコミに大きく報道され、二度と再起できない状態に追い 込まれるでしょう。しかし鍼灸整骨院に関してはお咎めなしです。 鍼灸・マッサージ・・・国家資格者ですから、代替医療にかかるのな らこれしかないでしょうね。マッサージは肩凝りでは保険が使えま せんが、鍼であれば使えます。しかし医師の診断が必要です。 以上のことから、鍼灸、あんまマッサージ指圧、接骨(整骨)以外は “全て無資格者” です。今では整体、カイロ以外にも操体法など怪しげ なものもありますので、無資格治療院にはお気をつけ下さい。 意外かもしれませんが、病院以外の代替医療では “鍼” が一番体に優 しい治療方法になります。病院の治療をベースに、何かするなら鍼治療 がベストな選択です。 しかし鍼治療も施術者によって十人十色です。一回や一箇所で決めるの は正直もったいないです。鍼が根本的に怖くないのなら、数箇所受けてみ てお気に入りを見つけてみてください。 痛い所があれば患部にシップを貼って下さい。自己流のマッサージやス トレッチは筋肉や神経を傷め、アルコール、お風呂は炎症を悪化させる 恐れがあるので控えましょう。 レントゲンは病院でしか取れませんので、整体、接骨院、整骨院ではなく 必ず整形外科を受診してください。 長文失礼しました。ご参考になれば幸いです。